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窓の状態に悩む主人公の心情
- 主人公は窓を見つめることで、壊れた状態に耐えられない気持ちが強まっていく。
- 窓の状態は放置されていることを物語り、それが特に心を痛める。
- 主人公は展示会の準備をする一方で、自分が12歳の頃以来できなかった何かをしているという思いに囚われる。
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今まで幼いころの回想シーンが続いていましたが、この英文は現在に戻っていると思われます ⇒ そのようなのですが、壊れた窓を見ながら、やはりこれまでのことを思い返しているので、それを思いうかべながら訳すと良いと思います。 The more I look at it, the more I can’t bear it being broken.は、窓を見つめれば見つめるほど、それが壊れていることが我慢できない、と言っているのでしょうか? ⇒ その通りです。can't bear it (窓に耐えられない)でit がどう言う状態かと言うと、being broken (壊れている)。 bearは我慢する、という意味ですか? ⇒ そうですが、その後を読むと、"耐えられない”と言う方があっているかなと思います。 「その窓を見るほどに、それが壊れている事に耐えられない気持ちになってくる」 なぜ耐えられないかと言うと、その後を見ると壊れた窓がある感情を思い起こさせるからでしょう。 It speaks of neglect, too, and there’s something peculiarly upsetting about that. のIt speaks of neglect, tooの意味がよく取れないのですが、「それはまた、見過ごすことを語っている」??壊れたまま見過ごしてきてしまったことを物語っている、というような意味ですか? ⇒ It は壊れた窓。speaks of neglect は、放置された窓のことではなくて、壊れたままにされている窓が思い起こさせる「置き去りにされてきたこと」「放置していること」でしょう。tooとあるのは、壊れた窓が、家の暖かさと安全さの大事な部分がなくなってしまったかのような、物だと言っているので、それに加えて speaks of。 「それはまた置き去りにしてきたことを思い起こさせ、そのことが何か特別に私を動揺させる」。 I shall have to— I stop myself abruptly.でshallはwillと同じ意味ですか? ⇒ shallはこう言う時めったに使われないので逆に意味を考える必要があるのですが、will have toだと、「~しなければならなくなる」と言う予定を単に表します。I will have to take an exams for a college next year. それに対して、shall have to だと、もう少し意思が入っていて、「~しなくっちゃ」みたいな感じ。この文の流れで読むと、何か動揺するようなことを思い起こされてそれに対して、何かをしなければならないと言う焦燥感にかられたように感じます。 I haven’t even got them out yet. I have spent a whole evening and most of this morning doing – what?の最後の– what?の個所は、一体何をしてきたというんだ、みたいに自問自答している感じなのでしょうか? ⇒ 自問自答ですが、「なんだっけ?」みたいな感じ。つまりはっきり思い出せない、またはうまく説明できない何か。 Doing something I haven't been able to do since I was twelve.の出だしは分詞構文のように思うのですが、何かをしながらも、私は12歳のときからすることができなかった、という意味ですか? I haven't been able to doのdoの訳し方が漠然としてしまう感じなのですが、全体的には、何かをしていても何もしていないのと同じだった、みたいな意味なのでしょうか? ⇒ Doing something は前の、doing - what? に相当する部分です。前の文とつなげてみればわかります。 I have spent a whole evening and most of this morning doing something I haven’t been able to do since I was twelve. 「私は一晩中そして朝の殆どを、なんて言ったら良いんだ、何か12歳の時からすることができなかったことをして過ごした」。 逆に言えば、12歳の時まではやっていてそこからできなくなってしまったこと。それいら、ずっと壊れた窓の様に放置していたこと、と言う含みを感じます。
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- SPS700
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1。The more I look at it, the more I can’t bear it being broken.は、窓を見つめれば見つめるほど、それが壊れていることが我慢できない、と言っているのでしょうか? おしゃる通りです。 2。bearは我慢する、という意味ですか? はいそうです。 3。It speaks of neglect, too, and there’s something peculiarly upsetting about that. のIt speaks of neglect, tooの意味がよく取れないのですが、「それはまた、見過ごすことを語っている」??壊れたまま見過ごしてきてしまったことを物語っている、というような意味ですか? はい、「割れたまま直さないで放置されてきたことも、物語っている」ということでしょう。 4。I shall have to— I stop myself abruptly.でshallはwillと同じ意味ですか? 似た点もありますが、will の方は本人の意思が前に押し出されているのに反し、 shallの方は「私がやりたいかやりたくないかは二の次だが、諸般の事情により~しなくてはなるまい」という感じが出ています。 5。I haven’t even got them out yet. I have spent a whole evening and most of this morning doing – what?の最後の– what?の個所は、一体何をしてきたというんだ、みたいに自問自答している感じなのでしょうか? はい、そうです。 6。Doing something I haven't been able to do since I was twelve.の出だしは分詞構文のように思うのですが、何かをしながらも、私は12歳のときからすることができなかった、という意味ですか? 12の時から(今まで)できなかった何かをしていて、みたいなことでしょう。 7。I haven't been able to doのdoの訳し方が漠然としてしまう感じなのですが、全体的には、何かをしていても何もしていないのと同じだった、みたいな意味なのでしょうか? その一見矛盾したことが著者の言いたいことでしょう、何にも「しなかった」ように見えて、実は12の時からできなかったことを「した」わけです。
お礼
大変わかりやすく回答してくださってありがとうございました! willとshallの違いもなるほどと思いました。 Doing something I haven't been able~のところは、12の時から(今まで)できなかった何かをしていて、と意味をとるのですね。ちょっと読み間違えていました。 最後のところの解説もなるほどです。(何にも「しなかった」ように見えて、実は12の時からできなかったことを「した」、ですね。) ありがとうございました!
お礼
大変詳細に回答してくださってありがとうございました! 現在に戻りながらも過去の事を思い返している、というシチュエーションですね。 bearは多義語なのでちょっと迷いましたが、ここはI can’t bearで、”耐えられない”という意味にとるとしっくりくる、という事がわかりました。 It speaks of neglect, tooの意味の取り方は、壊れた窓が置き去りにしてきたことを思い起こさせ、ということなのですね。なるほどです。 shallのところはwillではないところにちょっと引っかかったのですが、解説していただいてよくわかりました。 Doing something ~のところはdoing - what? に相当する部分だったのですね。つなげてみると確かに意味がうまく取れます。 いろいろな気づきがありました。 ありがとうございました!