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便所の言い方
便所の言い方について、いくつもある。たとえば、トウス、カワヤ、セッチン、コウカ、手水場、はばかり、御不浄、樋殿、カンジョ、お手洗い、W・C、トイレ、レストルームなどがある。これらの言葉はそれぞれ日本人のどんな表現心理を表しているのか。お願いします。
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- tomikou0000
- ベストアンサー率23% (293/1250)
「W・C、トイレ、レストルーム」 この辺は英語ですから「日本人の」というと、 ちょっと違うと思いますね。 これらを日本語に訳すと、 「W・C」はウォータークローゼットの略ですから、 強引に訳して「水洗箱」でしょうか。 「トイレ」は「便器」です。 「レストルーム」は「休憩室」ですね。 この訳から、 英語圏で「トイレ」が一般的でないのは分かりますよね。 あまりにも直接過ぎるから。 「W・C」は、聞くところによると最近はあまり使わないそうです。 ほかにもこの略称に当てはまる言葉があるためらしいです。 「レストルーム」は意味合いが広すぎて、 日本で言う「トイレ」の意味ではあまり使わないそうです。 日本語の「化粧室」と同じ様なことじゃないかと思います。 では、何が一番一般的かというと「バスルーム」です。 日本でも「ユニットバス」(ホントは違う意味なんだけど) と呼んでいるお風呂とトイレが一緒の部屋というものがありますよね。 あちらではお風呂と一緒が一般的だからのようです。 日本でこれらの言い方が広まっているのは、 ズバリ「カッコいいと思っているから」でしょうね。 少なくとも、最初に言った日本人はそうでしょう。 特に「トイレ」なんて、 「便器」の意味だとは知らなかったでしょうからね。 響きがよくて瞬時に何か想像できないのが、 かっこよかったりしますので。
- sacristain
- ベストアンサー率28% (194/691)
「御不浄」は文字通り不浄な場所、の意味でしょう。 越前の永平寺を見学した時、東司(禅宗で言うトイレ)には不浄神が奉ってあるという説明を受けました。 「はばかり」は、ズバリその名称を口にするのがはばかられる、という意味です。 「ウ○チしてくるね」と言うより「用を足してくるね」と言うのと同じ理屈でしょう。 「厠」は元祖トイレが、河川を利用したことからそのまま「かわ」の言葉が残ったものです。 余談ですが、私の知り合いは、気取って「お化粧室は?」と聞いたら、 鏡と椅子だけがある、本当に化粧直しをする所へ案内されて、 用を足せなかったそうです。
- JIJI-Nagasaki
- ベストアンサー率23% (3/13)
こんばんは。皆さんがおっしゃるように、間接的表現ですよね。 私が思うに(と言うより先日耳にした話ですが)、日本語と言うものは、他の国の言葉と違ってはっきりしていませんよね。例えば、日本語の文の基本として、 (主語)+(目的語)+(述語) ですよね。言葉があっているかどうかは別として、日本語は言いたいことを一番最後に持ってきて、途中に詳しい説明をはさみます。 一方アメリカ・イギリスなどの英語は、 (主語)+(動詞=述語)+(目的語) ですよね。この様にもともとはっきりしていないんですよ(自分が思うに) 他に、「オノマトペ」つまり擬声語についても、外国よりも日本は非常に語彙が豊かですよね。 つまり(と言ってもうまくまとめられないのですが)、日本語は、単語の意味を一つ一つ追求はせず、相手にニュアンスで伝える技術、又伝わって来た、さまざまな語に対して、自身の力で解釈する「感性」それが研ぎ澄まされている日本人だからこその、独特の心理ではないでしょうか。 ただ最近の日本人は少し文化を尊ぶ意識が欠けていると思います。意味の分からない日本語が氾濫するこの社会では・・・・・・ 今までの話はほぼ主観的なものなので、信憑性に欠けるかもしれませんがそこのところはよろしくお願いいたします。(すみません)
- NonNon5
- ベストアンサー率18% (123/660)
英語でもそうですよね。その理由として、#2の方と同じような説明--直接的に言うのを避けで別のことばで言い換えるが、言い換え語が一般的になってくるにつれ、直接言っているのと変わらなくなって、新たな言葉が、言い換え語として生まれてくる--をイギリス人の言語学者が書いているのを読んだことがあります。 というわけで、日本人独特ではないと思いますが。
ひとつひとつについては分かりませんが、 どれも「便所を直接的に言うのを避ける」ためにできた言葉でしょう。 むしろ、便所を表す言葉が世の中にこれほどあることに注目すると面白いですね。 最初は「間接的な」意味合いを持っていた言い換え語が、しだいに一般的になってくるにつれ、 だんだん新鮮味が薄れ、「便所」と直接言っているのと変わらなくなる。 「間接的」にならなくなってくるわけです。 そこで新たな言葉が、言い換え語として生まれてくる。 やがてそれも新鮮味が薄れて・・・ それほど、日本人の心理としては「便所」と直接は言いたくないものだ、というのはどうでしょう。 今後も、「便所」を表す別の言葉は増え続けることでしょう、というのがオチです。
- adjective
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すべて、婉曲表現ですね。 露骨に”大小便をするところ”といっていないことは 確かだとおもいますが。 心理といわれると難しい、”奥ゆかしさ”かな?
お礼
教えていただいて、ありがとうございました。