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ご不浄という言い方

私が小さい頃(30年前)は、両親がトイレの事を、ごふじょう、と言っていました。当然私もそう言っていましたが、中学校の時に友達になんだそれ、と言われ使わなくなりました。小さい頃に使っていた言葉なので、頭の中では、今でもご不浄と思ってしまいます。そして言う時にはトイレとか便所とかに変換しています。いちいち面倒です。  ご不浄という言葉は、これまで誰かが言っているところを聞いたことはありませんので、やはり一般的ではないのだろうとは思いますが、なぜ両親がそう言っていたのか疑問です。ちなみに父も私も横浜出身、母は東京出身です。父は他界しており、母には聞いたことがありますが、よくわかりませんでした。  ご不浄という言い方について、何でも結構ですので教えてください。また、ご意見も伺いたいと思います。

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  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.5

[ご不浄]というのは下町ではどうか判りませんが、東京の山の手ではよく使われた言葉で、男性より[女性言葉]だった気がします。 あまり使われなくなったのは次第に高齢者が少なくなったためもあるのでしょうが、オリンピックの頃から昭和40年始めの 学生運動の激しかった頃から急激に[敬語]も乱れ始め、奥ゆかしい[昔言葉]が聴かれなくなったように思います。 終戦後のトイレを表す[男言葉]を高い年齢、あるいは丁寧な順に挙げると[雪隠:セッチン][はばかり][御手洗い][手洗い]などで [雪隠]は文人趣味の方などに細々と使われていた死語で、[はばかり]が次に消えた言葉だと記憶しています。 [お便所]という言葉は[御]をつけても所詮は[便所]、・・・したがって躾のウルサイ家庭では普段から[手洗い][お手洗い]を使って 子供が他所のうちに遊びに行った時など、うっかり[便所]などと言ってお里が知れないように注意していたように記憶しています。 [ご不浄]を日常生活で使っておられた世代は、丁度60歳位(戦争中の生まれ)までかと思いますが、女性は一般的に家庭内では [手洗い]、他所でお借りする時は[お手洗い]が一番不自然でなくお使いになっていた用語だとと思います。 戦後日本の住宅建築の発展に大きな足跡を残された方に、清家清先生がおられます・・・彼の自宅はトイレも浴室もドアがない? というユニークなものでしたが、彼の著作に一部が紹介されたHPを見つけたのでご紹介しておきます話が脱線してスミマセン!! *参照【5】便所は便利な場所に置く  http://www.alpha-net.ne.jp/users2/rinoaip/k_zakki/k_zakki.htm#KZ5 OKWeb:#11参照・・・http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=200760 余談ですが[東司][不浄][雪隠][厠][はばかり]などは、旧制高校時代のバンカラ学生は好んで使っていた言葉と聞いております。

noname#5186
質問者

お礼

経験に基づいたご丁寧なアドバイスをありがとうございます。少なくとも山の手では戦前まで普通に使われていた女性の昔言葉という訳ですね。母は東京でしたし、父はバンカラ学生に近かったようなので、その二人が出合って、ご不浄という言葉を何の抵抗も無く使用していた所に私が生まれた。と考えて良さそうですね。どうやら私を含めた私の世代が、私のように途中できっかけがあってか無くてもか、無理して言葉を変えてゆく事が、死後を作ってゆく一翼を担っているのでしょうか。"ご不浄"さんごめんなさい。

その他の回答 (4)

noname#1976
noname#1976
回答No.4

今でも70歳ぐらい以上の人は、あらたまった場所や知らない人にトイレのことを言うときに「御不浄」とよく言います。この言葉を使うのは特に女性が多いですね。 私の母(71歳)や義母(78歳)も普段は「トイレ」と普通に言ってますが、ちょっとあらたまった席などでは「御不浄」を使います。 しかし、全体から見れば「御不浄」は死語になりつつあり、その下の世代では「お手洗い」が丁寧な言い方になっています。 英語でtoiletやlavatoryの代わりに遠回しにrest roomというのと同じような感覚だと思います。

noname#5186
質問者

お礼

ごふじょうという言葉は、私にとってはトイレそのものを表す単語としか思えないのですが、この言葉を使用していなかった方がこの単語を客観的に捉えた場合は、女性の丁寧な外行きの言い方であるというわけですね。どうもありがとうございます。

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.3

昔は、ご不浄と言うのは、中流以上(今はこんなのありませんが、言葉の使われ方をはっきりさせる為に)では、普通に使用されていました。 便所と言う言い方では、直接的過ぎて上品でなかったですね。 戦後の一時期WCと言うのがはやり、そのごトイレットになり逆に訳して洗面所になり、今はどうなのでしょうか。

noname#5186
質問者

お礼

どうもありがとうございます。普通に使われていた言葉が戦後にWCやトイレットといった異国言葉に淘汰されていった訳ですか。ちなみに現在でもどうどうと使っている方っていらっしゃるんでしょうかね?

  • cyaboe
  • ベストアンサー率32% (550/1698)
回答No.2

35年ほど前、東京から引っ越してきた子が「ご不浄」と言っていました。 北海道では聞いたことがない言葉だったので、「東京の言葉だろう」と納得していました。そういえばその子は「~なのよ」という言葉遣いで、「きれいな言葉だな」と子供心に思いましたっけ。

noname#5186
質問者

お礼

なんと、ご不浄と言っていた子がいたという事はうれしい事実です。どうもありがとうございます。という事は、母が東京(西の方)出身なので、普通に使っていた言葉なのかも。そういえば母方の祖父の家でもそう言っていたような気がしてきました。昔の東京弁?

noname#24736
noname#24736
回答No.1

私が知っている限りでは、信州などでも「ご不浄」と云っていました。 昔は、トイレは汚いというイメージが強く、「不浄」に場所ということから、その様に云っていたものです。 トイレについては、他にも「はばかり」「雪隠」などいろいろな呼び方があります。 参考urlをご覧ください。

参考URL:
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shinkai/toire.htm
noname#5186
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 参考URLを早速閲覧いたしました。色々な呼び方のひとつとして捉えて良いのですね。信州については、家系では縁がありませんが、どうどうとご不浄と言えるのであればすっごい良いところですね。(^o^)丿。今度旅してみようかなぁ。

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