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本当にニワゼキショウ?
- 6枚の花びらをもつ花をスケッチし、ニワゼキショウと思います。
- 「牧野日本植物図鑑 学生版 北隆館 1988年」で調べた結果、花びらは5枚でした。
- 考えられる理由は昔の呼称や出版ミス、分類ミス、または進化の可能性です。皆さんのご意見をお待ちしています。
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結局疑問点は、 1)イラストが本人直筆のものなのかということ。 2)6枚だとしたら5枚の絵は(本人の)描き間違いか。 3)昔は5枚の花弁の花をニワゼキショウと呼んだのか。 4)改版を繰り返しても、おそらく気づいてもいるだろうになぜ花弁数が常に5枚のままなのか。 1)は、調べてみたが直筆かどうか怪しいので出版元に確認しないと正確には分からない。 2)、3)は、仮に本人の絵なら描き間違いで、今も昔も花弁数は6枚。名前も変わっていない。新しい図鑑(写真入)では6弁になっているので6枚が正解。 4)は、改版版(新牧野日本植物図鑑)、WEB版(2008)含めてイラストを変更するのが面倒なだけ。強いクレームを出さないと直さない可能性大。もしかしたらまったく新しい図鑑でないと直されない可能性もありですね。
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- zsdlbnqet
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WEB版でも見ることができますが、文章は本人の原文を転記し印刷したもののようですね。 原文では6弁とは書かれていませんが、左側の蕾の絵(イラスト)は間違いなく6弁になっていますね。だから花が開いた絵の花弁数は描き間違いなんでしょう。 本人の原画集ではさまざまな植物が正確丁寧に描かれています。少し調べてみましたが、図鑑の絵(イラスト)は本人直筆のものなのかは確認できませんでした。 北隆館に問い合わせないと、実際の本人直筆の絵からの転載かは確認できませんね。昔も今もニワゼキショウの花弁数は6枚が正解で5枚は間違いです。 牧野新日本植物圖鑑 WEB版 にはぜきしゃう 図番:2136 http://www.makino.or.jp/zukan-archive/coma1.php?no1=2136 http://www.makino.or.jp/zukan-archive/index2.php?no1=X1 〈新牧野日本植物図鑑(2008)の記載〉 高解像度 種番号:3554 科和名:あやめ科 科学名:Iridaceae 和名:ニワゼキショウ 学名:Sisyrinchium rosulatum E.P.Bicknell
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zsdlbnqetさん ありがとうございます。 No.5におけるお礼欄をお読みください。 ニワゼキショウは花弁は6枚が正しいとして納得いたしました。
- suiran2
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昭和36年発行の「新牧野植物図鑑」では6枚になつています。花式からいっても外花被片3,内花被片3の6枚です。 想像ですが,旧の「牧野植物図鑑」ではおそらく間違っていたのでは無いでしょうか。それを新で間違いを正したものと思います。しかし,他の図鑑は旧版の説明や図を使用しているのではないでしょうか。
お礼
suiranさん こんばんは 情報ありがとうございます。 牧野富太郎のニワゼキショウの原画は、残ってないのでしょうか。 牧野富太郎は、この植物分類学の本を書くために、毎日、夜中の2時から3時頃まで執筆したそうです。 もちろん、朝は、毎日、8時起床と睡眠はとっていたそうです。 出生地、高知県にある、牧野記念館に保存していたら、調べてみたいものです。 私のニワゼキショウ変異説は、残念ながら、間違いと思いますが、これからも、道端の何気ない花に注目して、スケッチを続けていこうと思っております。 ご回答感謝いたします。
- zsdlbnqet
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24版と言っても追加がメインなので何とも・・ 改版で文章の校正はしても、イラストを描き直すということは早々ないのでは。 6裂という文章とイラストの花弁数をそこまで気にして(わざわざ)出版社にクレームを入れる人がいなかったのかも知れないですねぇ。 あるいはクレームというより柔らかく間違いを指摘する意見はあったのかも分かりませんが、『今後気をつけます』などのお茶を濁す返答だけでイラストはそのままといったところでしょうか。 試しに質問者さんがクレームを入れてみてはいかがでしょう。どういう返答があるか興味深いですね。
お礼
zsdlbnqetさん 度重なるご回答に感謝しております。 しかし、このイラストを描いたのは、牧野富太郎本人ではないのでしょうか? 私は、ガーデニングカテゴリでバラについて質問したように、18世紀のフランスの植物学者ルドゥーテと共に日本の牧野富太郎も敬愛しております。 話は脱線しますが、牧野富太郎は東京帝国大学助手の時代、1か月の給料が15円だったそうですが、その約4カ月分の50円で自費出版したそうですが、売れずに妻子を養うために2000円の借金をしたそうです。 しかし、牧野富太郎の人柄から、それはいけないと、地元の名士らがお金を出し合って、2000円の借金をすべて返済してくれたそうです。 そのようなエピソードから、研究者として一流であったことがうかがえますが、弘法も筆の誤りで間違うこともあるのでしょうか? 弟子のミスか、その後の校正者のミスでしょうか? 納得のいく回答がなければ、zsdlbnqetさんをベストアンサーにして電話してみます。
- zsdlbnqet
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生物学は植物と言うよりどちらかといえば「動く系生物の理」なので、植物系専門の「ガーデニング」カテのほうがいいでしょう。 先ほどガーデニングのほうで回答しましたが、こちらにも質問すると書かれていたのを見たので再回答しておきます。 校正と言えば校正上の問題もあるかも知れませんが、1)~4)のいずれでもありません。 文章をよくお読みください。 文章にはきちんと『花被は基部が短筒状で先が6裂する。』と書かれています。 単純に絵師(イラストを描く人)の描きミスです。 校正担当は、文章の誤字脱字などの文字のミスは校正しても絵柄までは詳しく見ないんでしょう。 従って文章にあるように、ニワゼキショウの花弁は6裂が正解です。
お礼
zsdlbnqetさん 再度の回答ありがとうございます。 ガーデニングカテにおける、お礼にも書いたのですが、この本(私にはバイブル)は1967年初版で1988年の私の持っているものは、24版です。 ずっと、誰も気が付かないとは思えないですし、特筆すべきことは、原色の色がついているものは、ニワゼキショウの花の色が黄色でした。 1)の名前が変わった説もありえるような気がいたします。 また、植物は私は専門でないのですが、動物では、「種」という概念は、パートナーを作り、子供を産んで子孫が残せることが、一般的な「定義」です。 しかし、動くことのできない植物は動物のような「種」の定義は同じでしょうか? 進化は言い過ぎですが、「変異」があり、牧野富太郎が採取した標本の地域とは、別の変異したニワゼキショウが現在においては、繁殖しているとは考えられないでしょうか? もう少し開けておきます。
お礼
zsdlbngetさん 度重なる回答とネットでの情報収集にお手をわずらせてしまったようで、感謝に堪えません。 ネットで牧野富太郎の図鑑が調べられる世の中とは知りませんでした。 お礼に牧野富太郎の「赭鞭一撻」を添付します。 http://lablogue.dreamlog.jp/archives/1029295198.html 私は生物学の修士を持っていますが、植物のスケッチを趣味で始めた30歳頃、東京の西武池袋線の大泉学園にある、練馬区立牧野記念庭園に行って、「赭鞭一撻」を書き写しました。 当時はネットでは手に入らない情報でしたが、牧野富太郎が20歳くらいの言葉と知り、修士などと、自分が恥ずかしくなりました。 この中に、「書籍の博覧を要す」とあり、牧野富太郎のような人に少しでも近きたいものと、その後、私は、いろいろな分野の本を読みあさりました。 これからも自然の美しさをスケッチし続けようと思います。 何回も回答していただいたので、zsdbnqetさんをベストアンサーにして閉じます。