遺伝子の優劣に基づく保険料の差
遺伝子の優劣に基づく保険料の差は本当に悪ですか?
癌になりやすい遺伝子の解読や特定が将来技術的に可能になったとき、例えば生命保険に入る際にDNA検査がなされ、癌になりやすい人は保険料を高くする・・・遺伝子技術を用いてこのような形で人を「選り分ける」ことは問題視される場合が多いですよね。
あえて問いたいのですが、このように遺伝子の優劣に基づいて保険料に差をつけることはそもそも問題なのでしょうか?
人権の著しい侵害だという見解がありますが、私たち自身そもそも人を能力に基づいて優劣を決められながら生きています。そんな中で、遺伝子の優劣を決めることは本当に悪いことなのでしょうか?遺伝子は本人の努力ではどうにもならないからという意見も確かにあります。でも、人間の見た目(容姿)も本人の努力では基本的にどうにもならないけど、実際には見た目で優劣を決められることだって現実にはありますよね。
もし遺伝子情報による保険料の差が問題だとしたら何がどう問題だと思われますか?(私自身、賛成反対決めかねています。常識的に考えたら許されないことのような気もしますが、常識論や一般論でなく、しっかりとした論理で説明していただけると大変助かります。)