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ロマンス諸語などとラテン語由来の言葉

ラテン語でcorは心のようです。 やはり地中海に近い言語のほうが、ラテン語の由来がわかりやすいのでしょうか?

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12512)
回答No.2

>ラテン語でcorは心のようです。 ⇒そうですね。これが約2000年後、イタリア語のcuore〔クオレ〕、フランス語のcœur〔クール〕、スペイン語のcorazón〔コラソン〕、ポルトガル語のcoração〔コラサーンオ〕、ルーマニア語のcord〔コルド〕になったわけですね。意味はすべて「心、心臓」です。 >やはり地中海に近い言語のほうが、ラテン語の由来がわかりやすいのでしょうか? ⇒はい、上の例を見ても地中海に近いイタリア語のcuoreやフランス語のcœurが、ラテン語のcorにより似ているように感じられますね。 なお、余談というか蛇足を2つ3つ。 (1)ルーマニア語がロマンス系言語であることはあまり知られていないかもしれませんが、この国名ルーマニアの「ルーマ」の部分は「ローマ」から来ているそうです。 (2)英語はロマンス系でなくゲルマン系ですが、印欧語という意味では(ロマンス諸語が「兄弟」とすれば)、これらと「いとこ」くらいの関係はあるわけですね。それに、借用関係も頻繁だったでしょう。ということで、英語のcore「芯」も、corの派生形だそうです。 (3)スペイン語の「コラソン」は、よく歌に出てきたり、固有名詞に使われたりしますね(例えば、「コラソン・デ・メロン」、「コラソン・アキノ」…)。 (4)イタリアの童話作家アミーチスの「愛の学校」(または出版社によっては、「クオレ」)は、素晴らしい作品ですね。特に、その中の「難破船」という話に感動した記憶があります。

その他の回答 (2)

  • BASKETMM
  • ベストアンサー率29% (240/806)
回答No.3

回答というのは烏滸がましい様な素人の感想です。 1.語源辞典という物が沢山あります。記述には略語が多く使われ、理解することが容易ではありませんが。 2.語源辞典は現代の言葉から、その起源を辿るものです。そのため、一つの言葉ごとに、調べなくてはなりません。逆に、昔の言葉から、どの現代単語が生まれたかを探せる辞典はないものでしょうか。ご存じの方があったら、ご紹介下さると、このご質問の回答になるのですが。 3.以上のような理由で、与えられた時間に、語源を調査するには、ネット上の辞書が便利です。その権威のほどは時々疑問符が付きますが。 3.1.私自身は最近、Wiktionary を多用しています。Wiktionary は URL アドレスの中をを en から fr や de や la や ja に書き換えるなどして、色々な使い方があります。Wiktionary 画面にあるアイコンをクリックすると、思いも掛けない他の解説に跳ぶことがあります。 4.注意すること; 形が似ているから同じ語源とは限らないので用心しなければなりません。科学として研究するには、その時代時代の文献を調べ、その単語の使い方を調べ、丹念に遡ることです。 以上、ご質問を読んで、感じたことを記しました。皆様ご存じのことばかりかも知れません。言葉を科学しましょう!!

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8467/18129)
回答No.1

何を聞きたいのかよくわかりませんが,口語のラテン語がロマンス諸語になったのですから,言語的にはかなり近いですよ。一つの言語の方言と言ってもいいくらいです。

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