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複素数の微分

zは複素数です。 次の方程式を満足するzを求めよ。 sinz=√2 sinz=-i w=tanzの逆関数をw=tan^(-1)zで表す。 tan(-1)z=i/2・log((i+z)/(i-z))を証明せよ。 という問題です。解答は z=π/2+2nπ-iLog(√2±1) z=2nπ-iLog(√2+1),(2n+1)π-iLog(√2-1) です。二番目はとりあえず、 z=tan(-1)w=(e^(iw)-e^(-iw))/i(e^(iw)+e^(-iw)) までは変形できたんですが、それからがわかりません。 よろしくお願いします。

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回答No.1

Eulerの定理e^(iz)=cos(z)+i*sin(z)より,三角関数sin(z)やcos(z)はe^(iz)を用いて sin(z)=(e^(iz)-e^(-iz))/(2i) cos(z)=(e^(iz)+e^(-iz))/2 と表すことができます.(またはそのように解析接続して定義します)また対数関数はz=|z|e^(i*arg(z))より log(z)=log|z|+i*arg(z)=Log|z|+i*Arg(z)+2nπ (Log,Argはそれぞれlog,argの主値) となることにも注意しましょう. > sinz=√2 sin(z)=(e^(iz)-e^(-iz))/(2i)=√2 → e^(2iz)-2√2ie^(iz)-1=0 となるので,e^(iz)の2次方程式とみなして e^(iz)=√2i±√(-2+1)=i(√2±1) となります.両辺logをとると,i*(√2±1)は純虚数正軸上の点だから偏角はπ/2より iz=log(i*(√2±1))=log|i*(√2±1)|+i*arg(i*(√2±1)))=Log(√2±1)+i*(π/2+2nπ) となるので, z=(-i)*Log(√2±1)+π/2+2nπ > sinz=-i も同様にできるのでやってみましょう. > w=tanzの逆関数をw=tan^(-1)zで表す。 > tan(-1)z=i/2・log((i+z)/(i-z)) これも最初の問題とほぼ同様にできます. tan(w)=sin(w)/cos(w)=(-i)*(e^(iw)-e^(-iw))/(e^(iw)+e^(-iw)) となるので, z=tan(w)=(-i)*(e^(iw)-e^(-iw))/(e^(iw)+e^(-iw)) → z*(e^(iw)+e^(-iw))=(-i)*(e^(iw)-e^(-iw)) → (i+z)*e^(iw)-(i-z)*e^(-iw)=0 → (i+z)*e^(2iw)-(i-z)=0 (←e^(iw)をかける) → e^(2iw)=(i-z)/(i+z) → 2iw=log((1-z)/(1+z)) → w=(-i/2)*log((1-z)/(1+z))=(i/2)*log((1+z)/(1-z)) となります.(w=tan^(-1)z)

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