• ベストアンサー

「徳を下がる」とはどういう意味でしょうか?

「徳を下がる」とはどういう意味でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

追記・訂正 #1 では 「徳」 という語が目的語であるという想定が頭にあったのですが、考えてみると、「徳を下がる」 という表現もあり得ないではないという気がしてきました。 「徳」 という語が目的語としてではなく、ある位置もしくはある状況を指すものとみなせば、徳」 の下位にあるものに対して相対的な位置を示しているとも取れそうです。たとえば 「車を降りる」 という場合、「車を」 は 「車から」 ということと等価であると見ることができるようなものです (ただし、その場合は 「私は」 という主語が隠れているわけですが)。 「世間では他人に対して思いやりを持てだの何だのというが、思いやりとは 「仁」 であろう。「仁」 は 「徳」 を下がったものではないか」 といったふうな文脈の場合を考えてみると、あながちあり得ないとも断じられない気がします。「徳」 という語が抽象的なので、「車を降りる」 のような具象性がありませんが、仮に階段のようなものを想定して、その最上段に 「徳」 があるとした場合、下位の段に移行する行為を 「徳を下がる」 と表現しても良いように思えます。 以上のことは、本題と直接関係のないことかもしれませんが、文脈が不明で単一の文のみによる判断となるので、煩瑣に傾くかとは思いましたが、記してみた次第です。 ともかく、「徳を下がる」 という表現からは、老子の言ったようなことを前提にしての発言であるように思えるということは、#1 に書いたとおりです。

JWUSCYWTL
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.3

「徳を下げる」か「徳が下がる」の間違いでは。

JWUSCYWTL
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

もう少し具体的に使用実例をあげて欲しいところですが、私の思ったところを述べさせていただくなら 「徳を下がる」 というのは奇妙な表現に感じられます。主語が表現されていないのは日本語の特性としてあり得ることなので仮に主語を 「私」 としてみると、「私は徳を下がる」 となります。その場合には 「徳」 という語が目的語のようにとらえられます。「後ろに下がる」 のような文の場合なら、「後ろに」 は副詞ですが、「徳を」 となると 「徳」 という語は、何らかの動詞の目的語と見るのが自然に思われます。 目的語はあるのに、動詞はない文ということになります。 そういう不自然な文でなくて、「徳 が 下がる」 という文であるのなら、話は別です。この場合には 「徳」 という語が主語であることが明白ですから。 「徳が下がる」 という表現であれば、これは 『老子』 の記述などを連想する方がおられるかもしれない。下記のサイトなどを参照してみると、  徳・仁・義・礼の順で下がっていく とあります。つまり、「仁や義」 が声高に唱えられる世界というのは、「徳」 から遠ざかっている世界である、ということでしょう。 そうではなくて、確かに 「徳を下がる」 というのだったということであれば、考えられることは2つあります。1つは、それが 「徳が」 の誤りであったというもの。2つには、そういう特殊な表現が実際にあるという可能性。私は前者だと思いましたが、あるいは後者でないとも断言はできません。後者であるとするなら、どなたかすばらしい知識をお持ちの方の回答を待たれるのがよいでしょう。

参考URL:
http://www.hayashi-hideomi.com/series/toyo/235.html
JWUSCYWTL
質問者

お礼

ありがとうございました。

関連するQ&A