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保証金返還金について
店舗解約時の保証金返還金について、「精算する」と「清算する」のどちらが正しいですか
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不動産賃貸業を営んでおります。 「精算」は、「金額などを細かに計算すること」が本来の意味です。字義としては、それ以上ではありません。「精」の字には「返還」などにつながる意味はありませんから。 襖の借り換えが・・・ 円、ドアの傷の修理が・・・ 円、、、、、 計25万円也。まちがいナシ! 「清算」は、精算して出した数字に基づいて、「保証金を預けた・預かった(預託)の関係をナシに」することです。 「精」とは違って「清」には、清める、「きれいに整理する」という意味があります。保証金をめぐる関係をきれいに整理するわけです。 預かり保証金50万円の内、25万円お返ししますよ。 へい、確かに受け取りました。 じゃあ以後、保証金の預かり分はナシね。 はい確かに。 部屋の状況を精査し、必要額を精算しても、しただけでは無意味です。 なのでお尋ねの場合、本来は、「決着をつける」という意味の「清算」が正しいと思いますが、実際は、「精算」を使う契約書が多いです。 精算したら、当然差額はもらうか返すだろうという、後付けの「理屈」で、意味が付け加わったものと思います。くどいですが「精」の字には「返還」などの意味はありません。 ちなみに、我が家の近くには、例えば「齋藤」を「斉藤」にしたり「山野辺」を「山辺」にしたりという具合に、堂々と地名を誤字や脱字で書いた道路標識が立っています。 そのほうが簡単な字や字数が少ないので、あとから移ってきた人たちが誤字・脱字を多用し、ついには昔からいた人間も誤字・脱字を使うようになった場所が、3カ所あります。 そういう体験をしているので、どこぞの馬鹿な役人が犯人で、市販の契約書サンプルあたりで「精算」の字を使ったのだろうと推測しています。 ともあれ、「精算」を使っていれば無難です。「月極駐車場」といっしょで、「数は力なり」の民主主義の時代です。
その他の回答 (1)
「精算する」です。 「精算」=計算すること。(お金が絡む) 「清算」=結末をつけること。
お礼
早速の御回答ありがとうございました。理解出来ました。
お礼
とてもわかりやすい御説明ありがとうございます。 理解出来ました。