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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:本物の要素関係∈と言語としてのεの関係)

要素関係と言語記号の区別とは?

このQ&Aのポイント
  • 「本物の」要素関係と言語記号としてのεの区別について考えます。要素関係∈は集合論の言語として使用される記号ですが、εは2変数関係記号です。
  • 一般的な体系や集合論のモデルでは、要素関係∈を使って「本当の」要素関係を表します。一方、εは、体系の外や集合論のモデル以外の場合に使用され、要素関係とは異なる関係を示します。
  • 本物の要素関係∈は形式体系や公理と推論規則を使用して表されます。要素関係と言語記号の違いについては、二者の間に明確な意味の違いがあるかどうかは定かではありませんが、両者は表現する内容や使用する文脈が異なるため、区別されます。

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noname#221368
noname#221368
回答No.1

 この方面に明るい訳ではないし、特に無限降下列の話なんて出てきた瞬間に逃げ出す方ですが・・・(^^;)。でもやっぱり、実例を見た方がイメージが湧くんじゃないか?、と思いまして。  少し古いですが、例えばブルバキ数学原論の集合論の章の冒頭で、帰属関係∈は以下のように定義されます。 定義1.  (∀z)((z∈x) ⇒ (z∈y))を、x⊂zと略記する。⊂を包含関係と呼ぶ。  じつは帰属関係∈の定義はこれだけで、しかも直接∈を定義してる訳でもありません。つまり∈は無定義記号なんです。∈の運用法は⊂との関連で、間接的に決まります。定義部分で出てくる公理は、次の一つだけです。 A1(外延性の公理).   (∀x)(∀y)((x⊂y)かつ(y⊂x) ⇒ x=y)  次に、「集合を作り得る関係」の説明が来ます。   (∃y)(∀x)(x∈y) ⇔ R) を、Coll(x)(R)と略記する。Coll(x)(R)の形の関係式が(何らかの方法で)定理となった時、「Rはxについて集合を作り得る」という。この時、y=τ(y)((∀x)(x∈y) ⇔ R))になるが(τ記号については、これより前に第一階述語論理の中で定義されます)、yを{x|R}で略記する。従って、   (∀x)(x∈{x|R}) ⇔ R) と書ける事になる。・・・てな具合です。  こんなんでまともな事ができるんだろうか?(^^;)、と思う訳ですが、例えば次の2元集合の公理を導入すると、 A2(2元集合の公理).   (∀x)(∀y)Coll(x)((z=x)または(z=y)) から、 定義2.  集合{z|(z=x)または(z=y)}を、{x,y}と略記する。 が可能になり、「z∈{x,y} ⇔ (z=x)または(z=y)」は当然だ、などと話は続いて行きます。  「数とは何かそして何であるべきか」や「ゲーデルと20世紀の論理学 4」は良い本だと思いますが、本当に手に取るようにわかりたいなら、成書にトライすべきだと思います。  私は成書を読み切れていないので、「手に取るように」はわかっておりません(^^;)。

student0201
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます、遅くなってしまって本当に申し訳ありません。 包含関係は公理のなかで間接的に決まっていくわけですね、やはり集合論についてもっとしっかりと勉強する必要があると強く感じました。 もっと考えてみたいと思います。 回答ありがとうございました、参考にさせていただきます。