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生物の育児放棄
お世話になります。 人にも、飼育動物にも、野生にも、 育児放棄は見られる と、思います で、何故 放棄が、起きる ので、しょうか? 人の育児放棄は何故? 飼育動物の育児放棄は何故? 野生化での育児放棄は何故? で、しょうか?
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野生下での育児放棄は、 (A1)食料不足や栄養の偏り等により、乳がでないかったり、共同育児の相手(配偶者)が死亡したりして、育児を続けると自分が飢えたりするから。 ペンギンなどは、片親が死ぬと、子供を育てていると自分が死ぬと思って放棄します。 (A2)あらかじめ、産んだ子や卵などの内、ある程度は捨ててしまうようにプログラムされているから。 パンダなどは2匹子を産みますが、片方は育てません。鳥なども、弱い子は捨てて育てない場合が多いです。長い歴史の中で、そのような習慣ができたのは、餌が十分でなかったせいでしょう。 飼育下では、 (B1)子育てを見たことがナイため、赤ん坊をどう扱っていいかわからず、産まなかったことにしてしまえば楽になれるから。 チンパンジーなど類人猿に多いケース。 (B2)子育て中は非常に危険だと本能的に感じるのに、飼育(監視)されているので落ち着くことができず、人間でいうノイローゼになってしまったから。 (B3)自然下になく身に危険を感じないので、そもそも子孫を増やしたいと思わないから。 いろんな動物で見られます。そもそも交尾しないのも同じ理由。 人間も、戦争があって大勢死ぬと、出産が増えて、しかも男子の出生率が高くなるんです。植物も、冷やしたり加熱したり、ある程度傷めると(枯れる危険を感じて)たくさん実をつけたりします、もちろん必ずではないですが。 人の場合、 (C1)子育て方法が分からないから。 女性・メスで閉経するのを確認されているのはヒトとシャチだけ。なぜそうなったかというと、女性・メスはある程度高齢になったら出産から手を引き、若い者の出産・育児を手伝うほうが(自分が産むより)子孫繁栄に役だったからそう進化したという話なのです。なのに、親との同居を拒否するのが現代女性です。 自分の意志で親からの育児援助を拒否しているので自業自得なのですが、親を見て覚えるということができないし、協力して育児してくれる人がいないから効率的な育児もできず、どうしていいかわからず、その内にノイローゼになってしまい、育児放棄に到っている場合がかなりあるようです。 ちなみに富山県などは三世代同居が多くて、育児について姑の協力も頼めるので、妻も働いて世帯収入も多く、出生率も多いそうです。 (C2)老後に危険を感じないので、今を犠牲にして子孫を残して将来に備えようという気持ちにならない。 よく「カネが少ないから」とか言うのですが、それをいうなら、江戸時代や戦国時代はどうなんだという話。「後嗣なければお家断絶(家禄返上)。自分はのたれ死に」などの事情があれば、貧乏でも子供を産むし育てるのです。 つまるところ、子供を産んで育てるだけの苦労をする「必要性が無いので(生まれちゃった子は)育てない」という話になります。 富山の世帯収入が多いのは前述の通り。方法はあるのにそれをしないのだから、収入が少ないのも選択の結果だとも言えます。
お礼
有り難うございます。