- ベストアンサー
人間の悪を描いた小説
ウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」みたいな、 人間の現実や悪を描いた小説があったら教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
定番どころですが、オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」。 本人は不思議といつまでも美しい青年だが、どんどん悪徳に染まっていく彼の肖像画は心の醜さに比例して…というちょっとホラーなお話。 芥川龍之介の「羅生門」も、生き抜くために悪を受け容れてしまうお話ですね。 最近のものでは、岩井志麻子さんの「ぼっけえ、きょうてえ」が凄いと思いました。 岡山弁で「とても、怖い」という意味の表題作はこれを原作に映画化された「インプリント」のような分かりやすいホラーではなく、昔の貧しい農村での理性の欠如した人間の忌まわしい行動が怖いです。 同時収録の「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」、いずれもホラーな情景描写がありながら、実際に描いているのは人間の欲望の醜さ、集団心理や共犯者心理、痴情のもつれなどが怖いサイコホラーです。 いずれも自分の趣味でのチョイスですが、ご参考になれば幸いです。
その他の回答 (2)
- surftriptobali
- ベストアンサー率49% (358/719)
回答No.3
私のおすすめは芥川龍之介の羅生門です。ぜひ一度読んでみて下さい。
質問者
お礼
ありがとうございます。 羅生門は学校の授業で習ったことがあるんですが、 怖い内容ですね。
noname#252332
回答No.1
カラマーゾフの兄弟です。
質問者
お礼
ありがとうございます。 読んでみます。
お礼
たくさん挙げて頂いてありがとうございます。 読んでみます。