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普通の人が悪にハマっていってしまう暗い小説って?

僕は、どちらかというと暗い重い小説が好きで、次のような内容の小説を探しています。 例えば、普通に暮らしている人が、宗教に入らないかと誘われて、初めのうちは断っているんですが、しつこく勧誘されて行くうちに、次第にその気になって、悪徳宗教にのめり込んでいって、取り返しが付かなくなる・・・といったようなものです。 悪のメインは、ドラッグでも、万引きでも、ただ自堕落な生活にハマるというものでも構いませんが、最悪の事態に行き着くまでの微妙な心理や、悪に誘う者との巧妙なやりとりが仔細に巧妙にじっくりと描写されていて、そこでイライラ、ハラハラさせられるものが良いです。 ちなみに、海外作家の翻訳ものは嫌いです。 ノンフィクションでも、物語り仕立てになっていれば良いです。ルポみたいなものは、あまり好みません。 あと、あまりにも古典のもので、読みづらい文章のものは出来る限り避けていただきたいです。 注文が多くて申し訳ありませんが、以上のような内容でお薦めの本があったら教えてください。 上記に書いた、僕の敬遠している種類のものでも、「これは絶対オススメ!」というものがあったら、念のため(?)その本を紹介してもらえれば、自分でも調べて、良さそうだったら読んでみます。 ご回答、よろしくお願いします<(_ _)>

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noname#102281
noname#102281
回答No.3

こんにちは。 世の中の全宗教嫌いの私ですが、 こんなんはいかがでしょう?↓ 「石に泳ぐ魚」柳美里 著 主人公が「顔にきずのある少女」に興味を持って友好関係を 持って行くうちに彼女がいなくなり、見つかったと思ったら 新興宗教に入信してた・・・。みたいな話なんですが (アバウトですみません) この小説は実在のモデルがいて、ばれてしまったために 戦後史上初の発禁になるかで何年も裁判にかけられて 話題になった、柳美里さんの処女作ですが、 舞台出身の彼女らしく、文の構成がとても視覚的で面白いです。 ただ、私はこの作品はほかの柳さんの作品に比べて イマイチ・・・と思って、古本屋いきにしてしまったのですが^^; いかがでしょう??

hiro1yuki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 書いていただいたあらすじを読んで、僕好みの面白そうな内容だなぁと興味を持ちました。 柳美里の処女作ということですが、まだ絶版にはなってないかな? さっそく調べて、読んでみたいと思います。

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回答No.4

お求めの系統とは違うかも知れませんが、 奥田英朗の『最悪』はいかがでしょうか? http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062735342.html

hiro1yuki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「最悪」は持ってます! でも、なかなか読み始めるきっかけがなくって、積読状態になっていました・・・(-_-;) このミスなんかでも、上位にランキングされてましたよね(^^♪ お勧めいただいたので、本の山から引っ張り出して、読んでみます。

  • 03594
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回答No.2

>ちなみに、海外作家の翻訳ものは嫌いです。 いきなり要望に反してしまいますがドストエフスキーの「罪と罰」はハンパなく暗く重い内容です。 重いがけず殺人を犯していまった主人公が延々と逃亡生活を続け精神的にかなり追い詰められるのですが描写がリアルな為、読んでる方も逃亡生活の精神状態になってしまいます。 普通はお勧めしないのですが、この手を希望されているようなので。

hiro1yuki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに「罪と罰」は何度か読もうと思いましたが、翻訳ものってイマイチ理解しづらかったり、名前が覚えづらかったりで、昔、アガサクリスティーなどの推理小説を少し読んだだけで、読むのをやめてしまいました。 海外の常識や習慣が普通に描かれているので、イメージしづらい部分もいっぱいあります。 翻訳が古いと、分かりづらさが、更に倍増されてしまうんです・・・(T_T) せっかく薦めていただいたので、これを機に、なるべく新訳のものを探して、挑戦してみたいと思います。

noname#175583
noname#175583
回答No.1

私は推理小説が好きなのでそっちしか知りませんが… 東野圭吾の『幻夜』がそんな感じかと思いました。 ドラマにもなった『白夜行』の2部という感じなんですけどね。(一応全然別物の話です) 今回の主人公はもちろん最初は普通の青年なんですが、ある時とっさに親戚を殺してしまうんです。 そこからある女性に出会い、そしてその女性がとんでもない女性で、最終的にはどんどん犯罪を犯していってしまうという話なんですが… とにかく人生そのものを狂わされました。 まぁ…そんな一言で言い尽くせるような小説ではないのですが、面白いです。 機会あれば白夜行ともども読んでみて下さい。 白夜行原作→(白夜行ドラマ)→幻夜 の順で読むのがオススメです。

hiro1yuki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 東野圭吾の小説は、「放課後」や「11文字の殺人」など、初期の作品しか読んだことがありません。 「白夜行」や「幻夜」って、重い小説なんですね。 東野圭吾の作品は、軽いタッチのものばかりだと、勝手に思い込んでいました。 僕も、原作を読んでから映像化されたものを観る方が好きなので、hittunn10さんの教えていただいた順番通りに読んで(観て)みたいと思います。