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細菌や植物以外で酸素なしで生存できる生物

細菌には酸素を必要としない嫌気性菌もいますし、植物は自分で酸素を作れるため酸素を必要としても何とか生き延びられるのだろうと思いますが、それ以外の生物(動物)で酸素なしで普通に生活できるものはいるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • foobar
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回答No.5

#1です。酸素呼吸をする生物は酸素を使って体内のエネルギーの元(ATP)を生成しますが、深海での嫌気性細菌と共生している貝などではATPの生成を嫌気性細菌に頼ってるらしいです。共生している細菌は酸素でなくて硫化水素(でよかったかな)を使ってATPを生成していたと思います。 このあたりは、深海の熱水鉱床付近で生活している生物に関する本に書かれていたかと思います。

kaitara1
質問者

お礼

こういう貝は寄生菌にエネルギーを依存していて自分ではATPを作らないのでしょうか。当然呼吸系の代謝経路なども持っていないのでしょうね。

kaitara1
質問者

補足

通常酸素がある環境に生息していながら酸素を使わない多細胞生物(植物を除いて)が存在するかどうかはまた別のことですね。

その他の回答 (5)

  • foobar
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回答No.6

#5補足に関して。 はい、深海の生物は、通常は酸素呼吸をしているが嫌気性環境でも生活できる、ではないようです。飼育するには嫌気性環境が必要だとか。 このあたりの話は、新江ノ島水族館(ここには深海環境を模擬した水槽があったはず)や沼津深海水族館が詳しいかなと思います。 新江ノ島の深海水槽に関連する話が書かれている深海生物の書籍を読んだ覚えがあります。

  • takuranke
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回答No.4

#2です >クマムシは環境の酸素が少なくなると乾眠状態になるのでしょうか。 違います。 周囲が乾燥したらになります。 この状態であれば酸素無しでも死ににくいです。 >そのクラゲに似た形をしている多細胞生物は酸素がないところで生活できるという意味では私が想像していた生物のようですね。やはり驚きです。 海底火山近くの海底にある塩湖(湖のように塩分濃度の高い場所のこと)で見つかったそうです。

kaitara1
質問者

お礼

いずれについてもよくわかりました。生物の多様性に感嘆いたします。

  • takuranke
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回答No.3

#2です >クマムシの場合は細菌の芽胞の状態に似ているのでしょうか。 違います。 乾眠といって体内に占める水分(85%位ある)を3%に減らした状態。 ただ、実際にこの状態によって極限環境に強いのかどうかがわかっていないようです。 >そのクラゲのような生物は酸素なしで普通に生活し増殖もできるのですね。 これはクラゲの仲間ではなく、クラゲに似た形を下多細胞生物です。 無酸素状態で持っていた卵が孵化したそうです。

kaitara1
質問者

お礼

クマムシは環境の酸素が少なくなると乾眠状態になるのでしょうか。そのクラゲに似た形をしている多細胞生物は酸素がないところで生活できるという意味では私が想像していた生物のようですね。やはり驚きです。

  • takuranke
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回答No.2

クマムシ ただし、代謝を伴わない休眠時のみ。 2010年に、 ギリシャの南側にあるクレタ島沖から200km離れた、水深3千5百メートルにある塩湖で無酸素中で生存している3種類の多細胞生物が発見されました。 それぞれ1ミリ以下で殻に守られたクラゲのような形らしいです。 2種類は卵を持ち、研究チームは無酸素の環境で孵化させることに成功したらしいです。

kaitara1
質問者

お礼

クマムシの場合は細菌の芽胞の状態に似ているのでしょうか。そのクラゲのような生物は酸素なしで普通に生活し増殖もできるのですね。驚きでした。

  • foobar
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回答No.1

深海で生きている貝やカニ、ハオリムシなどでは、細菌と共生することで酸素の無い条件で生活しているのがいるようです。

kaitara1
質問者

お礼

こういう生物は細菌から酸素を供給されているのでしょうか。あるいは酸素を必要としないが、エネルギーは細菌から供給されているとか。

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