NO.2 です。
状況は理解しました。
貴補足から、アークによる損傷ではないと思います。
サーマルは、カゴ型誘導電動機の特性に合わせて作られているようです。高速カッターに使用されているモーターは直巻型なので適応するサーマルが違うと思います。日立工機に相談して、適応製品を提案してもらってください。
高速カッターのスイッチまわりの構成についてですが、
電源からの2mmSQ の2芯ケーブルが端子台の一方には接続され、端子台の反対側は、一つの端子から2mmSQ のケーブルまたは3.5mmSQ のケーブルでスイッチの一方の端子へ、もう一つの端子から3.5mmSQ のモーターへ、スイッチのもう一方の端子から3.5mmSQ のケーブルでモーターへ接続されているものとします。
ここで、溶けたように壊れるのはスイッチに付いている2個の端子(一つは電源(端子台)へ、もう一つはモーターへ行く端子)の両方ですか?
電源ケーブルが接続されている端子台ではありませんよね?
溶けるのは金属部分ですか?それともプラスチック部分ですか?
金属部分が溶けたようになるなら接触不良(使用しているうちに締め付けが緩む。熱によりケーブルの素線が細って緩む。)だと思います。
電源は高速カッター用として独立したMCCB (モーター保護用)からとっていますか?独立したMCCB ではない場合(他の装置もつながっている場合)高速カッターの定格電流より大きい定格電流のMCCB が使われている可能性が大きいので保護の役に立っていないかもしれません。
その場合は、高速カッターの電源ケーブルの途中にモーター保護用MCCB を設置します。
普通のMCCB はモーターの起動電流で落ちてしまいますので、必ずモーター保護用の製品を使ってください。
2mmSQ のケーブルが使われていることに懸念をお示しのようですが、2芯 2mmSQ ケーブルの許容電流は27A、ケーブルの抵抗は9.42Ω/km です。(製品により多少の違いはありますが、)このケーブルに15A の電流を流すと、ケーブル1m あたりの電力損失は約4.2W です。
電力損失によりあたたかいと感じるくらいの温度上昇はありますが、熱いと感じるほどにはなりません。よって、2mmSQ のケーブルが使用されていることには問題は無いと思います。
補足
度々の回答ありがとうございます。溶けているのはコンセントからスイッチに入っている側の方です。スイッチの樹脂部が溶けた感じになっています。接触不良等は無いかと思います。 電源は普通に20AのMCCBからタップで来ています。モーター保護のMCCBとかではないと思います。 2mmの線側だけ質感が当初と変わっている感じがします。多分熱を持ってそうなった感じだと思います。