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素朴でしっかりした自分へ
- 1957年、昭和32年でした。私に珍しく新刊本で買いました。堀田佳衛氏の"インドで考えたこと"という岩波新書。インドっていう字がタイトルにあって。
- 日本人に対する分析というか、反省というか、観察が書かれて部分がありました。"Sophisticated People"という言葉が使われていました。洗練されたとか世慣れしたという意味よりもっと負の意味が持たされていたと思います。私はその読書の時にまぁ悪ずれしたとか、上手く立ち回るとか、都会的に住み慣れたとかいうような意味に解釈されました。
- 私を重ね合わせて自己嫌悪しながら想起してきたのが論語の章句、公冶長第五―第十句でした:(1)宰予晝寝、子曰、朽木不可雕也、糞土之牆不可朽也、於予與何誅、子曰、始吾於人也、聽其言而信其行、今吾於人也、聽其言而觀其行、於予與改是 (2)子路第13-第27句:子曰、剛毅朴訥近仁
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質問者が選んだベストアンサー
これは自戒の言葉でもあるのですが、できることを丁寧にやっていくに尽きるように思います。丁寧に、というのが重要だと思います。丁寧に、というのは身の丈で、にも通じるようです。
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宰予晝寝、宰予が昼寝をした。 子曰、朽木不可雕也、糞土之牆不可朽也、於予與何誅、 腐った木に彫刻できない。 乾いた土に頑丈な木は育たない。 腐った木は表面を覆うだけでは隠せない。 子曰、始吾於人也、聽其言而信其行、 孔子 わたしは宰予を咎めない。 宰予を咎めても前に進ませることはできない。 今吾於人也、聽其言而觀其行、於予與改是 いままで私は人に何か言えば 直ると思っていたが、 本当に実行するまでは信用してはいけない。 宰予は昼寝していただけでなぜ怒られるのか 理解できなかった。 孔子が咎めたのは昼寝ではなく宰予の怠慢さ。 孔子は宰予が普段から怠け者だと知っていた。 だめな人に何を与えてもも改めることはしない。 言葉だけでは人を改めることはできないと知った。 剛毅朴訥、 朴訥で無口な者ほど根はしっかりしてる。 近仁 「宰予」仁に近し。 http://kotowaza-allguide.com/ko/kougenreisyokusukunashi.html 糞土之牆 頑丈な木にはしっかりした大地に根を下ろす。 朽木 意訳
お礼
ご解釈、ありがとうございました。
- sunabo
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堀田佳衛氏の"インドで考えたこと"より質問者様が感じたこと。 日本人は、悪ずれしている。うまく立ち回っている。都会的に住み慣れている。 http://lunyu.lightswitch.jp/?eid=6 公冶長第五_10 ----引用します---- 宰予が勉強しないで昼寝をした 孔子が言った 腐った木は彫れない 腐った土では 土塀は作れない どうやって宰予を叱ればよいだろう 孔子が言った 私は始めは 人の言葉を聞いてその行動を信じた 今は人の言葉を聞いたら その行動を見守る様になった 宰予のおかげで改めたのだ ----引用終わり---- まとめ。 弁舌が巧みで、勉強しないで昼寝をする人は叱っても改めない。 人の言葉を聞いたらその行動を見守る様にする。 http://lunyu.lightswitch.jp/?eid=14子路第十三_27 ----引用します---- 孔子が言った 剛毅で朴訥な人物は 仁者に近い ----引用終わり---- まとめ。 より不屈で、より口数が少ない人は、他人に対する思いやりの心が大きい。 質問にあります、 全ての日本人ではなかろうが、というのが、回答者(日本人の場合)、 質問者様の場合、以外の日本人への場合それぞれに対処が違います。 また、自己嫌悪しないで済む、と"朽木"や"糞土之牆”ではないには 別々に手立てが必要です。 自己嫌悪しないで済む。については、質問者様だけを対象にすればよいです。 日本人は、悪ずれしている。うまく立ち回っている。都会的に住み慣れている。 の日本人に質問者様も含まれている場合は、 質問者様は、悪ずれしている。うまく立ち回っている。都会的に住み慣れている。 ので自己嫌悪しているということだと思われます。田舎に住めばよいです。 質問者様が日本人であることに自己嫌悪を感じていらっしゃる場合は、 国籍を変えてみる。国際結婚してみるとよいです。 質問者様が、日本人であることに自己嫌悪を感じないように、日本人を かえる方法は分かりません。日本人のどんなところに嫌悪を感じておられるか 分からないからです。 "朽木"や"糞土之牆”ではないについては、"朽木"や"糞土之牆”は、 たぶん、弁舌が巧みで、勉強しないで昼寝をする人のことだと思われます。 言うことは立派だが、行うことは伴わない人のことだと思われます。"朽木" や"糞土之牆"ではない存在になるには何も言わないことが確実です。 言うことを少なくすることでも十分かもしれません。 素朴でしっかりしたについては、どうすればいいか分かりません。 素朴でしっかりしたと、朴訥で剛毅や、口数が少なくて不屈と似ています。 より口数が少なくて、より不屈な人は、他人に対する思いやりの心が大きい。 と論語にあったしても、思いやりの心が大きいと、より口数が少なくて、より 不屈な人なのか分からないです。思いやりの心を大きくするにはどうすれば いいか分かりません。
お礼
ご解説ありがとうございました。
- 雪中庵(@psytex)
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自由自在 (自らに由りて自ずと在る)
お礼
そうですね、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 つまりは野心なく、素直にという事なんでしょうね。