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なぜお坊さんは家に住んでいるのでしょう?
- お釈迦さまは「家は火宅で家は持つべきではない」と説いたが、なぜお坊さんは家に住んでいるのでしょうか。
- 仏陀さまもお釈迦さまの教えに従い家を持たなかったが、なぜ大仏に家を建てたのでしょうか。
- 仏教には家を持たないという教えがありながら、教えを破っている人々がいるのはなぜでしょうか。
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釈迦=ブッタです。 っていうか、ブッタ(悟りを開いたもの)の中に釈迦がいます。 火宅=家庭と解釈すればいいのではないかと。 すなわち妻帯するなということです。 ただし、釈迦も出家する前には妻帯していましたが。 妻帯してもいいとしたのは浄土真宗の開祖親鸞です。 親鸞は比叡山で修行中、京都の六角堂に百日通いをします。 六角堂で眠ってしまった際に夢のなかに「救世観音」がでてきて・・・救世観音は法隆寺夢殿の本尊で聖徳太子の化身と考えられていますが、この六角堂を建てたのも聖徳太子と言われています・・・「女犯をおかしてもよい」と告げられます。要するに妻帯してもいいとのお告げがありました。それまでの仏教の僧たちは妻帯はご法度で女と交わることを女犯と言っていました。 もちろん現代でも一生童貞の僧侶もいますが、ほぼ妻帯し、家庭を持つのが普通となっています。 釈迦の教えの火宅とは、家庭を持つな・・・・すなわち女と交わるなという意味だともいます。 豚を食べるなと家庭を持つな(一生童貞でいろ)とは、その教えの差があまりにもありすぎると思いませんか?
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- hekiyu
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なぜお坊さんは家に住んでいるのでしょう? ↑ 風雨をしのぐためです。 なぜ大仏に家を建てたのでしょう。 ↑ 風雨にさらされると長持ちしないからです。 お釈迦さまも仏陀さまも家は火宅で長く保つものではないので 持つなと教えたのになぜ教えを破ったのでしょう。 ↑ お釈迦様がそう言ったのではなく、後世 弟子達が勝手に創作した言葉だからでしょう。 今やキリスト教徒はりんごを食べ、仏教徒は家に住み教えを破っています。 イスラム教徒だけが豚を食べるなという教えをちゃんと守っている。 ↑ 教えを守っているイスラムが低迷して自爆テロをやり、 教えを守らないキリスト、仏教が 発展しています。 あまりに教えに忠実だと柔軟性に欠け、 時代に合わなくなるのです。 なぜチベットのダライマラさえ家に住んでしまったのでしょう。 ↑ 彼は宗教家ではなく、政治家だからです。
- terminator_5
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仏教やキリスト教に限らず、教義は時代を経るごとにその時代に即した解釈に変遷して行きます。 火宅と言う例えもお釈迦さまが直接説いた言葉では無く、後の弟子たちによってお釈迦さまの教えを分かり易く広めるために創られた例えのようです。 本来はこの世の苦悩や煩悩を、燃え盛る家に例えて、「火宅」から逃れ、悟りを開くには、お釈迦さまの教えを皆がわかるような譬喩を使って説きなさいと言うような主旨のようです。 その例えを更に家は買うよりも借りた方が良いと解釈して「火宅」と言う言葉だけが一人歩きしているようにも見受けられます。 おそらく東日本大震災や熊本地震、少子高齢化による資産価値の目減り等、現代の世相が影響しているのでしょう。
お礼
みなさん回答ありがとうございます