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industry に the をつける不具合
英語では、the の使い方に多くの不具合が存在します。 楽器に the をつけるという間違った風習が定着してしまった、という話は義務教育で習うはずです。 しかし、それ以外にも industry にも the をつける不具合が存在することを発見しました。 例えば、以下があります。 the shipbuilding industry 造船業 http://www.excite.co.jp/world/ej_dictionary/NEW_EJJE/ITEM-00054460-0094/?title=industry/NEW_EJJE/beginswith/industry&match=beginswith&example=1 もちろん、このような the は、本来の定冠詞の意味を持っていませんので間違っています。 理解しやすいように会話例を記述します。 「日本の自動車業界では、労組の威力が弱い。」 「アメリカ合衆国の自動車業界のほうが、労組の威力は強いね。 しかし、労組が力をつけすぎて弱体化したので、どちらがいいとは決められない。」 「中東の自動車業界では、そもそも労組がない。」 このように、自動車業界は複数存在します。 特定されていません。 よって、業界の先頭に必ず the をつけることは間違っています。 今後は中学校の教科書に、楽器以外にも industry にも the をつける間違った習慣が定着していることを伝えるべきだとおもいます。 しかし、私は英語を勉強中の立場ゆえ、絶対の自信がありません。 よって、ここで質問させていただくことにしました。 前述した私の主張が正しいかどうか、また、間違っている場合には、なぜ industry に the がつくのか、教えてください。 よろしく お願い致します。
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- princelilac
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「産業」を一般論で述べる場合や、他の名詞との対比などで使う場合は無冠詞です。 labor and industry 「産業の一分野」の場合は the を付けます。 the shipbuilding industry 造船業の他に the steel industry 鉄鋼産業 the automobile industry 自動車産業 などがあります。 この場合は個々の企業ではなく、その分野全体を指すので the で限定されるのです。 「基幹産業」は a key industry のように、限定できない場合は a を使います。
- wind-skywind
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英語の冠詞は日本語の「は」「が」の違い、「に」「で」の違いくらいノンネイティブにとっては難関です。 それでもある程度、理解し、覚えることはできます。 その中で、 the Japanese language のような○○語 the shipbuilding industry のような○○業 のようなパターンは理解しておいていいと思います。 極端には東西南北のように、きっちりと(方角という)上部カテゴリの中で、 4つに区分けされているような場合で、 ○○にあてはまる表現によって、その後の名詞が限定されるのです。 https://www.ahdictionary.com/word/search.html?q=industry b. A sector of an economy: the advertising industry http://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/industry a branch of commercial enterprise concerned with the output of a specified product or service :the steel industry http://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/industry?a=british the people and activities involved in one type of business: the gas/electricity industry the tourist industry manufacturing industries The computer industry ... manufacturing industry「製造業」は同じ次元で区分けされたものでなく、 もっと広範囲なんでしょう。
- 16530
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the の用法は文法で説明されている以上に慣習、感覚的な物が多いので、学校の教科書や参考書で教え尽くせるものではないと思います。ただ、uuuuu8u8888uuuさんがindustryについて言っていることはいくつか英文の例が無いと把握できないものの、文法書やオンラインの解説などで説明できるような気がします。 例えば、 The automotive industry The Japanese automotive industry などはそれぞれ世界にひとつ、日本にひとつなので、それぞれのautomotive industryについて話題にしている時にはtheをつけると思います。でも質問の中で書かれているように、日本、中国、ドイツなど世界に複数存在する自動車産業について話すときは Automotive industriesと複数形にすると思います。 いずれにしても、theは例外も多いし、感性で使ったり使わなかったりする場合も多いので、体系化が難しく有る特定の用途のことだけ取り上げて説明するとかえって混乱すると思います。仕事の場で、ネイティブスピーカー同士で発表文や案内文の議論をしていてthe をつけるつけないで意見が食い違うのをたまに見ます。日本語で言うと、固有名詞に”あの”、”その”をつけるかつけないかの様なケースで、文法があっているかどうかと言うよりも、文章としてこなれているかどうかと言う議論に見えます。 重要な仕事のタイトルで特定できるもの、例えばPresident of the United Statesにはtheを付けません。でもたまにつけている文を見ます。このタイトルが例えば市長 Mayor of New York Cityになってもつきません。でも学校の校長、The princilal of the school くらいになるとつけます。どのくらい偉いとtheがついたりつかなかったりするのか境界線がわかりません。 新聞の名前はthe をつけるとある解説書に書いてあり、実際 The Washington Post, The Wall Street Journalなどほとんどついています。ところがアメリカ最大の全国紙、USA Todayにはtheがありません。 Facebookは起業時にThe Facebookにしようとしたら、アドバイザーで出資者のショーン・パーカーがCEOのマーク・ザッカーバーグに「the をつけるのはカッコ悪いからやめろ」と言ってFacebookになったと言う逸話もあります。 theは何年英語を勉強してもしっくり来ませんが、ルールを頭に入れた上で後は生の英文を見て感性で理解していくしか無いのではないかと言う気がしています。
- tadys
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この様な疑問には英英辞典を調べることをお勧めします。 下記辞書には18もの用法が示されています。 http://www.merriam-webster.com/dictionary/the よく使われるのは、話の中で一度取り上げたものを後から示す場合ですがこれ以外の使いかともあります。 その一つが、unique(唯一の物) a particular member (特定のグループの一つのメンバー)を示す場合です。 shipbuilding industry はこの場合です。 「日本の自動車業界では、労組の威力が弱い。」を翻訳サイトで英語に直すと http://translate.weblio.jp/では 「In the automotive industry of Japan, the power of the labor union is weak.」 となります。 これは各国にそれぞれ自動車産業があるので、労組が弱いのは日本だけだよという事のためにtheが必要なのです。 theの使い方については次の本をお勧めします。 あなたの疑問がすっきりすると思います。 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/21de073272a28a06e0ebe651c2bd6ae7
- wind-skywind
- ベストアンサー率60% (592/980)
昔から日本では楽器を演奏する、という場合、 play the guitar/piano など、必ず the をつけるときつく言われ続けてきました。 実際には a(n) になったり、無冠詞となる場合もあるので、 必ず、というのは言い過ぎではあったのですが、 the をつけることが多いことは事実であり、 the をつけるのが誤り、というわけではありません。 そのときどきの、という the であったり、 あと(あまり幅を広げすぎるとよくないのですが) 総称的な the というのがあります。 根っこは特定の the なのですが、一見そうは感じられないため、 余計な the と感じられるのかもしれません。 The horse is a useful animal. のような英語が総称の the です。 これは、horse の上に animal という上位カテゴリがあるから使えます。 animal の中で、horse 種とでもいうべき、一つの特定の種を表すことで、 horse 全体を表す用法です。 「日本語」「英語」などの言語は Japanese, English で充分なわけですが、 国民や形容詞と紛らわしいこともあり、 正式には the Japanese language, the English language という用法があります。 これも、language というカテゴリの中で、Japanese/English という形容詞で 特定することで、その言語全体をばくぜんと表します。 industry にはさまざまな種があり、その中で、shipbuilding の種、 と限定することで、造船業一般を総称的に表すことができます。 こういう the の発想は、東西南北に the をつける、 田舎、都会を the country, the city で表す、 by the hour のような、by the ~で「~単位で」の表現、 catch him by the hand のような the +体の部位 などにも表れます。 これらは特定の the からはちょっとぴんと来にくいものです。 文語、口語は written language, spoken language でいいのですが、 言語を大きく、文語、口語に分ける場合に the をつけることがあるのも同じことです。