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間抜けな兵器

 質問です、よろしくお願いします。僕はお父さんの書斎にある戦史本などをよく読むのですが、人間の戦争の歴史においては 「どうしてこんな物を作ってしまったのか」 と思える間抜けな兵器が、結構いろいろあったと思います。皆さんが、その中で特に「これはひどい」と考えるベスト1があれば、ぜひ僕に教えて下さい。お暇な時にでもご回答、よろしくお願いいたします。

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  • eruviin
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回答No.15

これでしょうか http://thutmose.blog.jp/archives/38579815.html >鳴り物入りで登場した米海軍のステルス駆逐艦「DDG-1000」は建造中なのに失敗作の烙印を押された。 無理な要求を詰め込みすぎて実用性が低く、値段は10万トン空母に匹敵する。 >最初の構想は1980年代からあり、当時はステルス形状ではなかった。 いざ開発が始まると、各方面から夢のような技術や、無茶な要求が次々に突きつけられた。 例えば全ての軍艦や航空機をデータリンクして、独立戦闘から共同戦闘に移行するとかである。 また乗員を大幅に削減して無人化、省人化を進めるという試みもなされた。 全ての戦闘艦を軍艦1種類だけで代替するという構想もぶち上げられた。 経済性を高めるため、全ての部品をモジュール化し、簡単に変更できるようにする。 今まで4種類だった軍艦を1種類にすれば費用が削減できるという、いかにも経理の人が考えそうな事です。 他には当時の新兵器だった巡航ミサイルの運用や、陸海空軍の統合作戦の支援など、あらゆる要求が詰め込まれた。 そして十年に及ぶ開発と研究の結果、「馬鹿げた計画」だったと結論付けられた。 まず全ての艦種を1種類で代替するのは不可能だし、数種類を別々に開発するより遥かに高額で、低性能になる

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 ご回答ありがとうございます。シーシャドウというステルス実験艦は知っていたのですが、この船のことはよく知りませんでした。大変興味深い船なので、ぜひ調べてみます。 あとSR-71やF-117の開発に携わったロッキード社のベン・リッチさんが、ご著書の中で「ステルス形状の潜水艦計画を海軍に提示したが、不採用だった」という話を書いていたので、その潜水艦計画も面白そうだなと感じます。 昔のアメリカ海軍の欠陥魚雷も非常に間抜けでしたが、しかし現代でもまだいろいろ間抜けなところがあって、何だかとても面白いです。どうもありがとうございました。

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回答No.14

『く号兵器』。 怪力線(くわいりきせん)、いわゆる殺人光線を放射する兵器です。 昔のアニメに出てきそうなネーミングですが、大日本帝国陸軍・登戸研究所で実際に開発が進められていました。 強力なマイクロ波によって敵の飛行機を撃墜したり、兵士を焼き殺す兵器で、動物実験は成功したそうですが、現代のレーザー兵器同様、電源問題がネックとなり実用化されませんでした。 兵器としては間抜けの部類ですが日用品としては今日の我々の生活に無くてはならないものです。 怪力線の研究から派生して電子レンジが生まれました。 濡れた猫を乾かそうと電子レンジに入れたら死んでしまったという話が時々出てきますが、ある意味、電子レンジ本来の目的に適った使用法と言えるかもしれません。 一家に一台『怪力線』。というわけです。 陸軍とは別に海軍でも『Z装置』という名称で同様の兵器が研究されていました。 これらの研究が戦後『メーサー殺獣光線車』に結実し、ゴジラ撃退の一役を担っているのですから、いちがいに間抜け兵器とは言えないかもしれませんが。

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 ご回答ありがとうございます。1940年代で、非常に先進的な研究だなと感心しました。しかし、それを実現するために必要な物を考えると、やっぱり全体の視野がちょっと間抜けかなと感じました。 ちなみに僕のお父さんは東宝自衛隊の大ファンで、スーパーXとかの3DCGモデル作品に力を入れています。お父さんの世代ではメーサー殺獣光線車など、大変思い入れのあるメカみたいです。どうもありがとうございました。

  • jkpawapuro
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回答No.13

>九五式軽戦車をはじめとする旧日本陸軍の各戦車は、僕も本当に「よくわからない」印象の兵器です。 日本の軽戦車・中戦車はそもそも対戦車兵器ではありません。・・・というか戦車そのものがそもそもは対戦車兵器ではなく歩兵支援をして機関銃座や塹壕を突破するためのものなんですけどね。戦闘を制するは制空権にあり、航空戦力の充実を第一にし対戦車戦闘は航空機であたるべしというの旧帝国陸軍の構想ですので、戦車は上記の目標(機関銃座や塹壕を突破)のための最低限の装備としか考えられておりません。

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 僕の質問の趣旨に関するご回答ではありませんが、ご教示ありがとうございます。 戦争というのは相手の存在が前提なので、本来ならば兵器の開発コンセプトも、自分達の価値観を中心にした判断ではまずかったのではないかと思います。 特に旧日本陸軍は、アメリカ陸軍や旧ソビエト陸軍のように強大な航空戦力を計算に入れられる組織ではないことを、もっと自覚した戦車開発を行うべきだったと思います。 そういった、現実を見ない硬直思想がなぜ旧陸軍で幅を利かせていたのか、やっぱりよくわからない感じです。どうもありがとうございました。

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4811/17777)
回答No.12

こうもり爆弾 対戦車犬 ヘルメット銃 (実際には作られなかった?)

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 ご回答ありがとうございます。特にコウモリ爆弾に、とても興味をひかれました。これも勉強不足でちょっとよく知らないので、また調べてみたいです。どうもありがとうございました。

回答No.11

風船爆弾 鳥爆弾

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 ご回答ありがとうございます。風船爆弾はチープなイメージがある一方で、地理的な特性をうまく生かした戦術でもあり、そして材料や製造法についても、僕的にはいろいろの創意工夫が感じられる兵器に思えます。 鳥爆弾というのは勉強不足でよく知りませんので、また調べてみたいと思います。どうもありがとうございました。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.10

珍兵器といえば、イギリスとドイツが双璧をなす国であります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3_%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF そんなイギリスの数々の珍兵器の中でも私が大好きなのが、このブラックバーン・ロック戦闘機です。なんと戦闘機なのに前方機銃がなく、回転銃座しかないというおかしな飛行機です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/He_177_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) ドイツからはこちらを。He177です。この爆撃機、エンジンが4つついた爆撃機なのですが、どこをどう見ても双発機にしか見えません。プロペラが2つしかないですからね。この爆撃機は、エンジン2つでひとつのプロペラを回すというものなのです。そんなのエンジンの回転数が合わないとすぐにギアがぶっ壊れるに決まっているじゃないか。なぜそんなアヴァンギャルドなことをおっぱじめたのかというと、重爆撃機なのに急降下爆撃ができることを要求したからです。まあなんというか、バスでドリフトを求めるようなものですよ。 しかもドイツ人て何がすごいかっていうと、同じことを第一次大戦のときにもやって失敗しているにも関わらずまたチャレンジしているのです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/VK4501(P) ドイツからもうひとつ。あのスポーツカーのポルシェを開発したポルシェ博士(マッドサイエンティスト)が開発したタイガー戦車です。我々が知るタイガー戦車より砲塔がだいぶ前のほうにありますが、その理由が「エンジンで発電し、その電気でモーターを回してキャタピラを回す」というシステムだからです。つまりハイブリッドカー。第二次大戦中にハイブリッドカー。さすが天才博士。しかし時代がほんの50年くらい早すぎた。まだ天才博士の発想にテクノロジーが追いついていなかったのです。マッドサイエンティスト万歳という万感の思いを込めて。

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 ご回答ありがとうございます。イギリスの艦上機は変な物が多いと思うのですが、やっぱりブラックバーンロックは、その中でも飛び抜けている気がします。 ドイツ空軍の急降下爆撃信仰は、旧日本海軍の艦上戦闘機における翼面荷重への執着と同じで、なぜそういう硬直思考が捨てられなかったのか、こちらも大変不思議に思います。 そしてVK4501(P)戦車は僕もほとんど知らなかったので、大変参考になりました。T-34に似た構造や、エンジンの仕様も非常に興味深いので、またぜひ細かく調べてみたいと思います。どうもありがとうございました。

  • meido2010
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回答No.9

旧日本陸軍の九五式軽戦車でしょうね。 ノモンハン事件でソ連の戦車に徹底的に破壊されたのに(八九式軽戦車)それの 改善をあまりせずに太平洋戦争に突入してしまった。 アメリカ陸軍M4中戦車の砲撃一発で木っ端みじんなる弱い装甲。しかもこちら からの砲撃は全て跳ね返される。これでは戦闘になりません。 まるで紙細工のような戦車でした。

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 ご回答ありがとうございます。九五式軽戦車をはじめとする旧日本陸軍の各戦車は、僕も本当に「よくわからない」印象の兵器です。 軍隊という組織で装備兵器に関する開発決定を行う人達が、なぜこれほどおかしな判断ばかりを繰り返したのか、僕にはその根拠が全くわかりません。どうもありがとうございました。

  • mare5646
  • ベストアンサー率23% (108/451)
回答No.8

やっぱりパンジャンドラムでしょう、昔本屋さんで珍兵器の本を立ち読みしていて腹抱えて笑うのを抑えるのに必死でした。 一説によるとパンジャンドラムは本気で開発していたわけではなく、ドイツから他の兵器開発の目をそらす為、わざと一般人からでも見える様に実験をして、わざとに失敗していたとも言われています。 もう一つありました、ソビエト軍が兵器と言うか犬の背中に対戦車地雷を載せて、ドイツ軍戦車を破壊するという作戦がありました。 ソ連軍と犬達は一生懸命訓練しました。 そして本番、忠実な犬達は見た事ないドイツ戦車には見向きもせず、訓練でおなじみのソ連戦車に向って突撃し、見事ドイツ軍の勝利となりましたとさ。

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 ご回答ありがとうございます。犬の対戦車地雷は間抜けな感じと同時に、人間の残酷な一面も痛感させられる気がします。それと、パンジャンドラムにおける偽情報戦は大変興味深い話ですので、僕もぜひ調べてみたいと思います。どうもありがとうございました。

回答No.7

そういえば思い出したけど、米国のSDIことスターウォーズ計画も、詳細に見ると実はとんでも兵器揃いで有名だったはず。まぁ間抜けとまでは言えないけど。

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 ご回答ありがとうございます。この頃の米軍やNASAは、国際宇宙ステーションなどが実現するとは、全く想像していなかったのだろうなと思います。 SDIについては、1980年代頃の古い本で読んだだけなので、出来れば現代の視点で検証した本などがあれば、ぜひ読んでみたいです。どうもありがとうございました。

回答No.6

パンジャンドラム、私も大好きですw http://matome.naver.jp/odai/2143546044892288001

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 ご回答ありがとうございます。やっぱり珍兵器の王様という称号にふさわしい、間抜けな兵器だと思います。実際に稼働しているところを、ぜひ見てみたかった兵器です。どうもありがとうございました。

  • FEX2053
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回答No.5

パンジャンドラムをはじめとして、英国は「変態兵器」の宝庫です。 「英国面」で検索されるといろいろ楽しめると思います。 http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E9%9D%A2 他の国の「間抜け兵器」は悲惨さとか、傲慢さとか鼻に付くものが 少なくないんですが、英国のそれは純粋に「どーかしてるぜ」と 言えるトコがあります。

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 ご回答ありがとうございます。後方機銃しかない複座の艦上戦闘機とか、まともに身動きが出来ない巨大戦車とか、僕も確かにイギリスは変な兵器が多いなと思います。一方で、世界に先駆けた発想の兵器類もいろいろ実用化している国なので、何だか不思議な感じがします。 うちのお父さんは「紅茶は意外とカフェインが多いから。だから発想がいっちゃってるのかもしれない」と笑っていました。どうもありがとうございました。

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