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豊臣秀次の人物像とその影響
- 豊臣秀次は凡庸とされていますが、一説には思慮深く機知に富み、民思いであったとも言われています。
- 秀次は関白を勤め上げ、秀頼安定政権を望んでいましたが、その人柄が秀吉の疑心暗鬼を生み、失脚させられ切腹させられました。
- もし秀次の庇護のもと秀頼が家督をまともな形で継いだら、豊臣政権はもう少し長く続いたかもしれません。家康はどのような手を使ったのか気になります。
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逆に凡庸すぎたのでしょう 秀吉ほど とまでは行かなくてもひとかどの器量と才覚があれば三成に利用される事もなかったでしょう 逆に「関白を利用して天下を狙う逆賊」とでも因縁を付けて三成を葬ったかもしれません 私ならまず家康を味方につけましたね 秀次が謀反の嫌疑を掛けられたとき 家康はさっさと逃げて「我関せず」でした それに関白が秀次-秀頼と世襲されていれば家康は豊臣家に手出しはできなかったと思いますよ? 天下に背くのは謀反人ですから まぁ家康の事だから朝廷を懐柔して関白を剥奪し その後豊臣を滅ぼした可能性は否めませんが… そもそも豊臣滅亡の大原因は淀です いくら秀次存命で天下が安定しても淀がいる限り遅かれ早かれ豊臣は自滅したと思いますが
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- eroero4649
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豊臣政権が迷走し始めるのは、理想のナンバーツーだった秀長を失ってからなんですよ。それまでは文治派と武断派の対立も表面化しませんでしたし、秀吉もおかしなことはしませんでした。おそらくしようとしても秀長が上手いこと止めていたのでしょう。 ですから、秀吉が秀長より先に死んで、秀長が秀次を上手くサポートすれば豊臣政権はもうちょっと続いたかもしれませんね。 しかし、徳川政権の官僚システムが日本人を管理するためにはベストのシステムとなったことに比べると、豊臣政権は官僚組織があまりに脆弱(結局石田三成などの個人の優秀さに頼っている)なのでそんなに長続きしなかったように思います。 現代日本もそうなんだけど、日本は官僚システムがきちんと整って「お殿様が誰がやっても滞りなく組織が回る」となると長続きするようになるのです。その完成形が江戸幕府だと私は思いますね。
お礼
なるほどですね ありがとうございました
- jkpawapuro
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私も秀次が存命してたとしても、茶々三成の近江ラインを超えて秀次が豊臣家を引っ張る姿が想像つきませんねえ。 一応近江八幡での施政から有能な家臣に支えられれば主君として一定の職務を遂行する力はありそうです。 ただ家康の増長に歯止めをかけるには確かに秀次なら十分な官位がありますが、結局豊臣家のなかでそれだけの実力者ではないと意味がありません。 秀次が三成茶々の操り人形になってたらどうなるか?うーんIFを重ねすぎてよくわかりません(´・ω・`)
お礼
ふむふむ やはりむずかしいですね ありがとうございました
- hue2011
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秀吉と言う人は、兄弟姉妹みな同じような顔をしていたらしく、猿のようというよりネズミに近い怪しい風貌だったようです。 その妹だったか姉だったかの、やっぱり人間味の薄い顔をしていたものを織田の自分より若輩の、自分が支援して百姓から侍になったやつに無理やり嫁にとらせたのがあって、そこに生まれたのが秀次です。 で、血を混ぜたせいかどうか、この子はどちらかというと美少年であり、美青年に育ったのですね。 政治的なこと、たくらみ事と言う前に、自分が野獣のように陰口をたたかれているときに身内に見栄えのいいのがいたらどう思いますか。 まず、これ、こういうものがいるぞ、とちょっと自慢したくならないでしょうか。 わ、あの人の甥が彼?うわうわ、となると、面白いし楽しいですね。 ざまみろ、おれの甥っ子だ、ほら見ろ、と思うでしょう。 そうすると、女性たちはみな秀次にときめきますね。 そこまでいったら、秀吉は面白いでしょうか。 まずそこを言っておきますね。 それと、そういう人気を呼んでいる若者のパタンですが、一種のフェミニストになる。 秀次は相手に大事な口をきき丁寧に応対します。 そうすると女はなびきます。 やわらかな関白後継者ですから、人気の度合いは女たちばかりではない。 家来を大事にし、おだてて働かせるのがうまかったので、本人の刀剣の腕はともかく、人を動かして戦争をすると強かった。 もともと出自は百姓です。それが人を使える能力が秀でていたというのは伯父の遺伝があったと思われます。 そういう能力があると知った時、秀吉はどう思うでしょうか。 石田三成という人は、行ってみれば勉強が強いひとだったと思う。 原理原則は良くしらべていて知っている。 だけど、決まり手でない手を打たれた時どうするかには強くなかった。 だからどこを攻めるときでも水攻めという発想しか浮かばなかった。偉大なる主君の成功技のひとつだから。 忍城もそうですし、例の、のぼうの城のときもおなじことをやって大失敗しています。 実戦無能なんです。 優等生というのは、あまり勉強もしていないのに信頼され尊敬を受けているようなものをどう思うか。 それが石田三成と豊臣秀次との関係です。 最後に秀次が切腹させられたとき、秀吉の命は、女たち全員をころせ、ということでした。 その女たちは何人いたかというと30人いました。 側室ですから正妻のような権限はないものの、自分の人生をすべてささげて良いというのが30人いたわけです。 そうしたら、秀吉でなくても、殺したくなりますね。そうでないですか。 一応あなたに訊いていますよ。 普通は亭主を殺したら適当に追っ払うなり尼寺にいかせるなりしておしまいですが、殲滅したかった。 全員のクビを払えといったそうです。 が、刀はだんだん脂を帯び切れ味がわるくなりそれでも切りかかるから、すぱりといかず、肩口に切りかかったり後頭部にささったりして阿鼻叫喚の騒ぎが続いたそうです。 この30人の中で、一度も秀次と枕を交わしたことがないどころか、顔もみていない少女がいた。 何日から行儀見習いに来いといわれただけの娘ですが、これもクビを切られた。 そこまでしつこくやるというのは信長ゆずりというより強烈な劣等感のせいではないかと思います。 おそらく人生の中でただの一度も女の子が心をときめかしたりしたことがない人物のしつこさです。 で、史実をいえば、秀次は関白ですから、もし秀吉になにかあれば太閤になるわけです。 秀頼が仮に猛烈に優秀だとしても秀次がそれを支援して国家を握らせるというわけには行きません。 せいぜい秀次が太閤で秀頼が関白、ということに、周辺は容認できるかです。 秀吉がいないとその混乱は極に達し、また戦国時代になりかねません。 だから、秀頼が居る以上、秀次には死んでもらわなければならないのです。 捨、というものが出現したときに、秀次の命はもうないのです。 ここから空想として、仮に秀次を殺す前に秀吉が世を去った場合、どうなるか。 まず捨、は三法師ということになりますね。これをぼんやり赦すほど淀の性格は穏やかではありません。 どうみても秀次暗殺計画がスタートしないといけないということになります。 このときにその尻に火をつけるのは石田三成に他ありません。 本来であれば自分が関白になりたいと思うくらいの人物だからです。 淀をうまく使って、その陰にかくれて陰謀を繰ろうとするでしょうが、なにしろ優等生ですからそういう悪だくみには長けていない。 どうしても自滅すると思われます。 やっぱり、どちらにせよ豊臣家は滅亡で、その中心にいるのが石田三成でしょう。
お礼
なるほど 勉強になりました ありがとうございました
お礼
なるほど~ ありがとうございました