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AlphaGoが人間に勝ったのはなぜですか
今年初に話題となったAlphaGoと韓国の囲碁選手イ・セドル氏との対局で、AlphaGoが李氏との対局でたくさん勝ったのはなぜですか? 特別なアルゴリズムだと聞いて、なんか統計学的な原理を用いて世界中たくさんの対局をコンピュータに入力したそうです。そしてこのアルファーゴは、人間でも考えがつかない打ち方で打った。 その原理は、具体的にどのように働いていますか? 今のネット上の翻訳ツールは100%正確に翻訳できるとは言えませんね。 その、AlphaGoの何やら統計学の原理を以って、人間の通訳のレベルに達する通訳ロボットが作られるのでしょうか?
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- eroero4649
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>人間の通訳のレベルに達する通訳ロボットが作られるのでしょうか? これは私は永遠に無理だと、あえて言い切って思っています。というのは、言葉というのは文字通りじゃなくてニュアンスを含んでいます。それは喋ることだけではなく、文字の場合も「行間を読む」というのがありますよね。この行間を読むっていうのは0か1のコンピューターには理解するのが難しいと思うのです。 だってね、翻訳ってすごく難しいじゃないですか。「I love you」ってどう訳されますか?え?「僕は君を愛してる」って?でも質問者さん、一度とて「僕は君を愛している」っていったことありますか?ないでしょ。だからI love youを愛してると訳すのは間違いなのですよ。まあ日本語にI love youに該当する言葉が存在しないので仕方なく映画なんかでも「愛してる」って字幕が出ますが、日本映画で「愛してる」なんてセリフは出てこないですよね。少なくとも山田洋治監督の映画には絶対出てこない・笑。 だから「正しい翻訳」とは結局のところ「意訳」になるんですよね。その意訳するためにはその訳者の文学的センスってのが求められて、それをコンピューターが表現するのは難しいと思うのです。それやられたら、コンピューターより口説きが下手な男が出てくることになりますからね・笑。 ただ、たった1日で引っ込んでしまったGoogleの人工知能「テイ」はちょっと末恐ろしいなと感じました。日本でも人工知能と称する「りんな」というのがありますが、私もりんなをちょっとやってみたのですが、笑ってしまうくらい会話がかみ合いません。あれは正しくは「人口無脳」だそうですね。自分で考えて返しているのではなく、パターンに沿って返しているだけなので無脳(考えているわけではない)である、と。だからその脳は昆虫の脳みたいなものでしょうね。脳というより、反射器官。 しかしテイは、「お前はレイシストなのか?」に対して「なぜなら、あなたがメキシコ人だからよ」というウィットに富んだ返しをしましたので、これは尋常ではないなと思いました。惜しむらくは、その画期的な実験がたった1日で潰えたことですけれどもね。 ポーカーやブラックジャックは、どのカードが場に出たかを覚えられるのでいずれコンピューターが勝つでしょう。大富豪もそうですね。ただ、「人間相手の人狼ゲーム」なら当面は人間が勝つような気はします。
- 8shi8
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今までの囲碁AIは定石に則って手を決める様にAIの学習やアルゴリズムが組まれていましたが、AlphaGoはこの定石から逸脱した手を打つ様にアルゴリズムが組まれているという記事を見たことがあります。 今回の対戦者のイ・セドル氏も同様なタイプの人らしいですが 両者の違いは全体的な読みの方法だと思われます。 対戦でAIが勝ったのは序盤でAIが打った定石から逸脱した手が、後半に良い位置にあったことによるものらしいです 言語の翻訳については、将来的にはどうでしょうか? かなり近づくとは思うのでが、一流の通訳と同じレベルになるかは未知数ですね
お礼
なるほど。長く回答して下さってありがとうございます!お疲れ様です!