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血縁者の負の遺産の担保義務について

父親がすい臓がんです。 脳梗塞で半身不随と冠動脈かい離で治療している状態で、障碍者1級で、外科手術に耐えられないため、放射線と薬物療法しかないそうです。 治療に当たり、家族の同意が必要ですが、母が軽度の痴ほう症の為子供たちが同意しなければ施術が出来ないとのことです。 ここまでなら、普通の家族なら同意して施術出来るようにするのが普通です。 しかし子供たち(私が長男で、下に妹が二人います)は同意どころか、親と関りあいたくなく、ましてや自分の財産を一銭たりとも出したくないのが本音です。 何故なら父親は内弁慶で、外面ばかり取り繕い、家庭では亭主関白を気取って罵声と暴力をふるい続け、そのせいで母親はアル中。 妹たちが乳飲み子の頃でも母親はほとんど酔って育児放棄しているため、五つ年上の私が妹たちの面倒を見ている状態でした。 ある時母親を起こしたら、酔って不機嫌だったらしく私を思いっきりひっぱたき鼻血を出しているのに執拗に暴力を振るわれ怖くなって交番に駆け込んだりしたこともありました。 それが小学校に上がる前の一番古い忌まわしい記憶です。 私が小学校2年の時は、とうとう父親の暴力に耐えかねて母親が家を出たのですが、 そのとき妹二人を連れて出ていく母親が玄関先で、私へ父親のところに残れと言い放ち父親に腕をつかまれ身動きをとれない私は我慢しながら母親と二人の妹が出ていく背中を見ていたのを今でも忘れません。 その後父親は私がさみしがっているから探して欲しいと母親探しのダシに使われ数週間だったか数か月だったか連れまわされました。 当の父親は、稼いだお金は酒・たばこ・ギャンブルと、自分の欲求を満たすことに使い、 外面を繕ってストレスを家庭に持ち込んでは、内弁慶で罵声と暴力ばかりでした。 子供のために教育費を工面する努力など一切なく、やるやつはどんなに貧しくてもお金を掛けずに勉強すると言い張り参考書一つ買ってくれようともしませんでした。 そんな父親は、毎晩酒とたばこ、食事のおかずは全て酒のつまみでした。 子供たちが食べる食事は酒のつまみをおかずにするしかなく、晩酌の間食卓に居続けるように強制されて育ちました。 そんな父親は、何かの折に自分の実家に私たち兄妹を連れて行っては孫達へくれるお小遣いは勿論、自分自身もお小遣いをねだる始末でした。 もちろん私たちへくれたお小遣いはほぼ父親がそのまま使っています。 大人の男として、父親として全く自立しておらず、ご都合主義で自分の事が最優先の人間です。 団塊世代で、バブル期で財産を築ける時代を生きたのにも関わらず、家すら買えづ都営住宅生活を40年近くしている始末です。 人には厳しいことを強いて、自分には甘く、ハイエナのような生き方をしています。 自分の弟が精神的に病んで、心の拠り所として相談した時には、ご都合主義の一般論を並べ立て、精神的に病んでいる弟をさらに追い込んで、しまいには自殺させてしまいました。 この私にとっての叔父は私が小さい時にあまりにも不憫だからと養子縁組を申し入れてくれたのですが、父親は外面が悪いのとご都合主義の解釈で私はそのチャンスすら奪われました。 幼い頃から父親の罵声と体罰、母親からの虐待を受けて育った為、 子供たちはそれぞれ高校卒業後に直ぐ家を出て生活し、今では新しい自分の家族がいる状況です。 このような両親で貯蓄もあるわけが無く、以前から足りなければ子供達が親を面倒見るのは当たり前と主張し続けています。 自分が親の面倒を見てもおらず、ハイエナのようにたかっておき、 その反対の立場では与える事は何もしない。 そのくせ、親子の縁を持ち出してたかりにかかる。最低な親です。 最近では冒頭の同意書を送ってきたのをそのまま不在扱いで返送されるように手配したところ、 会社にまで電話をしてきて体の良い言い回しで親として理不尽なことを受けているから 電話に出るように強要され、電話口では『自分たちだけ幸せになろうなんて許さない。今の家に住めなくしてやる』とまで脅迫してくる始末です。 死にたくない一心で色々としてくるため、明日直接会って一切の経済的、社会的な責任を私たち兄妹が負わない事を約束してもらえれば同意してもよいと交渉する予定です。 もちろん交渉の際はボイスレコーダで一語一句漏らさず録音はします。 こんな親が治療費等を払えず医療機関はもとより自治体や一般の金融機関などあらゆる手段で金策をして支払いが出来なくなった場合、同意書や血縁が理由で当の本人達以外の血縁者が負の財産を担保させられることは無いのでしょうか。 長文になりましたが、本当に困っています。 お知恵を賜りますようお願い申し上げます。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

未払いの治療費等、父親の債務は、相続人が相続して義務を負います。ただ、それは相続放棄をすれば免れますから、相続放棄をすればいいでしょう。他方、病院の同意書については、注意してください。つまり、命の危険がある手術に同意するだけなのか、治療費等の費用も保証する内容なのかなど、確認してからサインすべきでしょう。

畑中 優宏(@oklawy581nuheho) プロフィール

弁護士法人湘南よこすか法律事務所逗子事務所 畑中 優宏(ハタナカ マサヒロ) 横浜弁護士会 【対応エリア】神奈川県を中心に隣接県まで対応 【営業日】9:30~17:30(時間外希望の方は事...

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