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『と思う』と『とは思う』の違い

最近とても気になっているのは、『は』の使い方です。 『最近にない成果だと思います』 ⇒ 『最近にない成果だとは思います』 『彼は優秀だと思います』 ⇒ 『彼は優秀だとは思います』 上の矢印の前後の語句の違いは、『思います』の前に『は』が入るか入らないかです。 『は』の有無でニュアンスを使い分けることができます。 うまく説明できませんが『は』が入ると、『成果』や『優秀』と無条件に思っているわけではない、というニュアンスが加わると思うんです。 しかし、最近の『は』が入る表現は必ずしもそうではなく。『は』を入れなくても良いのに、即ち『と思う』と言い切るつもりであっても、『は』を入れている場合が多いように感じます。 この『は』を耳にする機会がこのところ急速に増えました。 NHKでもこのような『は』の使い方をするアナウンサーが現れるほどです。 何故、このような間違いと思われる用法があっという間に広がるのでしょう。

みんなの回答

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1154/9141)
回答No.6

自分は一応○○と考えるが、もっと○○以外に指摘すべきものがなものがあっても驚かないという、自分の思考や判断の奥深いこと、あるいは柔軟さをにおわせる表現なのでは。他の方が指摘されているようにぽ、「・・・かな」が含んでいる責任回避の潜在意識の表現に似ていると思います。

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.5

『最近にない成果だと思います』 「最近にない成果だ」をPとします。   Pと  思う 「と」は引用の「と」で「思う」内容を承けます。そして「Pと」という文節を構成して、これを用言「思う」が承けて、文が成立します。   「P」と「思う」のそれぞれが肯定(真)・否定(偽)となるので4通りの文が有りえます。   Pと  思う   Pと  思わない   Pでないと  思う   Pでないと  思はない 「は」係助詞で、語や文節を承けて、その「~は」という文節を用言「思う」が承けて、文が成立します。上の4通りの文を「は」係文にすると   Pとは  思う   Pとは  思わない   Pでないとは  思う   Pでないとは  思はない これで、8つの文ができました。そのそれぞれが正しい文かまちがっているのか、また相互にどうちがうのかを確認してください。そのためには条件文を先行させるのもいいでしょう。   Xのとき、Pと思う   Yのとき、Pでないとは思う というふうにして、未知条件X,Yにどういう内容を入れたら正しい文になるかを考えれば、日本語の論理性に出会えるかもしれません。 上に挙げた文を条件にしてみるのも有効です。   Pと思わないとき、Pでないとは思う   Pでないとは思はないとき、Pとは思う これらが常に正しいのか、ある条件下で正しいのか、常にまちがいなのか確かめてみては? 『彼は優秀だと思います』   「彼は優秀だ」と思います。   「彼は優秀だ」とは思います。   「彼は優秀だ」と思いません。   「彼は優秀だ」とは思いません。   「彼は優秀でない」と思います。   「彼は優秀でない」とは思います。   「彼は優秀でない」と思いません。   「彼は優秀でない」とは思いません。   「彼が優秀だ」と思います。   「彼が優秀だ」とは思います。   「彼が優秀だ」と思いません。   「彼が優秀だ」とは思いません。   「彼が優秀でない」と思います。   「彼が優秀でない」とは思います。   「彼が優秀でない」と思いません。   「彼が優秀でない」とは思いません。   「彼でない人は優秀だ」と思います。   「彼でない人は優秀だ」とは思います。   「彼でない人は優秀だ」と思いません。   「彼でない人は優秀だ」とは思いません。   「彼でない人は優秀でない」と思います。   「彼でない人は優秀でない」とは思います。   「彼でない人は優秀でない」と思いません。   「彼でない人は優秀でない」とは思いません。   「彼でない人が優秀だ」と思います。   「彼でない人が優秀だ」とは思います。   「彼でない人が優秀だ」と思いません。   「彼でない人が優秀だ」とは思いません。   「彼でない人が優秀でない」と思います。   「彼でない人が優秀でない」とは思います。   「彼でない人が優秀でない」と思いません。   「彼でない人が優秀でない」とは思いません。

  • smash27
  • ベストアンサー率29% (87/297)
回答No.4

間違いかどうかはどうでもいいからではないでしょうか? そもそも言葉なんて少しずつ変わっていくものですし、伝わればそれでいいわけですよね。 あなたが正しいと思っている言葉も大正、明治、江戸…と遡っていけば誤用かもしれません。文法にこだわることにそれほど価値はないと思います。 ちなみに私はこの表現、あまり聞いたことがありませんでした。それゆえに違和感は多少ありますが、すんなりと受け入れる人が多ければ新しい言葉遣いとして定着していくのだろうなと思うだけで、抵抗感はありません。 文頭の「なので」あたりはもう定着したと言ってもいいでしょうし、「ら抜き言葉」もだんだんと市民権を得ているように思います。 「正しいかどうかは知らないけれど、使いやすそうだから自分も使っていこう」 言葉はそうして変わっていくものなのだと考えます。

  • 54b
  • ベストアンサー率16% (60/357)
回答No.3

全くその通りですね 私も日々不愉快な印象を受けています 回答No.1の方が言われたようにそれなりの意味が有って 「~だとは思います」と言うならスンナリと受け取れますが なんとなく流行りで言っている感じです 結婚式の締めのあいさつの中で 新婦が「今まで私を大切に育てて 下さった両親に感謝したいと『は』思います」とさらりと言ったり 小学校の先生が「子供たちは皆同じように可愛く思って『は』います」と 平然と言うなど 驚かせられることが良くあります 深い意味があって使っているのではなく 「感謝の気持ちでいっぱいです」 のように なんとなく自分の頭の中に残っている流行の表現体を 深い意味もなく使っているように思います 情けないですね

  • 131tobi
  • ベストアンサー率54% (18/33)
回答No.2

「~とハ思います」 「~なのかな」あたりとともに近年取り沙汰されている表現ですね。  若年層に目立つ曖昧表現、というくくり方もあるようですが、疑問を感じます。  年配者でも使う人は使います。若年層では「氏ね」などの直截な言い方も目出すので、二極化ではないかと。 「ハ」は「逆接」「躊躇」「留保」などを含意しているのでしょう。  意味もなく入れるのは控えるべきだと思いますが、ここまで広まるともうダメかもしれない、とモ(このモも↑のハに近いような)思います。  詳しくは下記をご参照ください。 【「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2842.html  以下は一部の抜粋(重言)。 ==============引用開始 【1】「~と思う」と「~とハ思う」の違い  まず、この「ハ」の働き。辞書の全文は末尾に。  かなり微妙で「3 強調」でもいいんだけど、説明の都合上「2 対比」と考えておく。このほかに「限定」なんて働きもあったと思うけど見つからない。このあたりをあまり厳密に考えても意味はないだろう。 「~と思う」は、ごくフツーの表現。どんな意味になるのかは説明不能。これに「ハ」がついて「~とハ思う」になると何がかわるのか。  おそらく、この「ハ」は「モ」に近い。 「Aとハ思う」けど「Bとモ思う」し、「Cとモ思う」……かもしれない。  大元を「Aとモ思う」にしても、大きな違いはないだろう。  つまり、「~と思う」と比べると「~とハ思う」には「逆接」(「躊躇」と言ってもいい)のニュアンスがある。実際に言葉にはしなくても、含意している、と思われる。   【2】「~と思う」と「~と思いハする」の違い  コメント[42]でおもしろい話が出る。なんでトピ主はスルーしているのだろう。ちゃんと「議論」に付き合ってくれそうな人が登場したのに。 【2】と【1】の「ハ」の働きはよく似ている。「~とハ思う」と「~と思いハする」はほぼ同義と言ってもいいかも。  もちろん厳密に考えれば違っている。 「Aとハ思う」の含意は「でもBとモ思う」「でもCとモ思う」が本線。 「Aと思いハする」の含意は「でも疑問が残る」「でも賛成できない」「でも現実には無理」……etc.が本線だろう。 「逆接」や「躊躇」の方向性が微妙に違う。当方は通常、この程度のことは「大差なし」で押し切ることにしている。(←オイ!) 【3】「~かな」の問題点  近年若年層の流行とされる曖昧表現のひとつなのだろう。個人的には若年層特有とは思わない。トピにも口癖にしている上司の例が出てくる。さらに言うと、「曖昧表現」が広がっているのではなく、「曖昧」と「極論」の二極化だと思う。もっとさらに言うと、単に日本語を使えない人が増えたので、こういう安易な表現に流れるのだと思う。 「~とか」「~のほう」などの仲間なのかな、とは思う(これはOKだよね。以下略)。  ただ、そんなふうに乱暴にひとくくりにして「全部ダメ」と言うと、単なる●●になりかねない。「~とか」あたりは、フツーに使うなら何も問題はない。度が過ぎるとヒステリックな言葉狩り(重言?)にしか見えなくなる。  まあ「~かな」と「~とハ思う」を組み合わせると、文脈によっては曖昧さが強調されることはありそうなんだけど、何も問題がないこともある。適切な文脈を用意してくれないと、何も判断できない。 696)【バイト敬語/若者言葉──「~とか」の話】 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1820136974&owner_id=5019671 【バイト敬語/若者言葉の話】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1818.html http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1824951700&owner_id=5019671 【4】「~かな、とは思う」の実例  トピに出てきた例文で確認する。 1)やってもいいのかな、とは思う ※これを「やってもいいのだろうか?」と異議を唱える表現と解釈しているが、それはムチャでは。「そんなことをやってもいいのかな、と思う」くらいならそのとおりかもしれないかな、とは思う。コメント[4]に出てくる書きかえ案は「私はやりたい、と思う」。それはそれでムチャじゃないかな、とは思う。 2)面白い試合になるかな、とは思う ※書きかえ案は「面白い試合になると思う」。ニュアンスがかなり違うかな、とは思う。 3)来年度にでも企画してもいいのかな、とは思う ※書きかえ案は「来年度に企画してみてはいかがですか? 」。ニュアンスがかなり違うかな、とは思う。なんで1)の書きかえ案と主語がかわっているのかな、とも思う。 4)もうそろそろ販売の方法を変えてみてもいいのかなぁ、とは思います ※上司のこの発言に対して「それは、変えるってことですか?」と訊くのはどうなんだろう。上司の答えは5)。 5)「いや、そうではなくて検討する時期に来ているのではないのかなぁ、と言うことです」 ※これに対して「また同じことを言いましたね。じゃ、販売方法の見直しを検討するんですか?」って、喧嘩売ってるのかな? 「~とは思います」はどこに行ったの? これは単に上司の曖昧な表現(たぶん口癖)に苛立っているだけじゃないかな。個人的な苛立ちでしかなければ、共感してもらうのはけっこうたいへんだよ。  前半が感覚的なのがマズいのか、とも思ったが、違うようだ。結局、これは個人の好みの問題じゃないのかな。  文脈によってハ、「そこまで曖昧にする必要はない」ってケースもあるかもしれない。でもその文脈を示してもらえないと、判断できない。 (略) ==============引用終了

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

お上に都合の悪い言い回しをハッキリ言えないので、 「○○と思いますが、××ではないでしょうか」のような「××」を明言しないと終われない発言をせずに、 「○○とは思います」で終わって、(でも、××ではないでしょうか)は放送上では発言せずに、視聴者の方が読み取ってくれるのを待つようにして、お上に潰されないように報道を続けられるように策を練った結果なのです。