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「注目を集める」vs「注目を浴びる」
よろしくお願いします。 「注目を」と来たら、その後には「浴びる」が続くものだと私は思っていましたが、 現在では、テレビやラジオののニュースでアナウンサーが使う表現として、 「注目を集める」に100%統一されているように思います。 2日に1回ぐらい、耳にします。 しかし、下記の2つのリンクの中を見ても、 「注目を集める」という表現は間違いではない、としながらも、 “積極的に”正しい表現とする見解が出ていません。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1803572.html http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/05/0525.html それなのに、アナウンサーは、そう喋っているわけです。 たぶん、ここ数年の中のどこかで「注目を集める」に統一した時期があったのではないかと予想しますが、 経緯・理由・時期・情報等をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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> あー、私も何度かやったことがあります。 > 同士。(笑) 下記の質問ではsanori さんが見事20ptを獲得していますが、とまじうさんが質問を締め切るのが後1分遅かったら、あれは私のものでした♪ ( ̄ー+ ̄ )フッ.. 「協力してください」とは違う言い方は? - 教えて!goo http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4244894.html 【以上冗談】 さて、「浴びる」についてですが‥ 中学生向けの説明としては便宜的に「~を」を取るか否かというような説明をするのかもしれませんが、実際のところ日本語の場合はそう単純ではないんですよね。例えば「空を飛ぶ」は紛れもなく自動詞です。見方を変えれば「~を」に続く語が必ずしも動詞の表す動作・作用が及ぶ対象(目的語)とは言えないということになります。「冷や水を浴びせる」の「冷や水」は目的語と言えますが、「冷や水を浴びる」の場合は「空を飛ぶ」の「空」同様動作を被る対象ではありません。 > 実際、最近のNHKの夜のニュースを見ていると、「集める」ばかりです。 > それが今回の質問のきっかけであることはご理解ください。 もちろんご理解はしています。が、一言申し上げれば・・・ そのテレビ、絶対壊れてるっ! ヾ(ーー") 失礼 (笑) 冗談はさて置き、それは偶然の結果でしょう。たまたま自分が聴いたことがないという理由だけで安易に「統一されている」との結論を下すのは早計だと思います。もっとも、sanori さんが過去数十年間に渡ってすべてのNHKニュースを最初から最後まで一言一句漏れなく聴いた上での結論であれば、私も「何かある」と思いますが (笑) ANo.4 の繰り返しになりますが、「注目を集める」がメジャーになったのは、やはり世相の変化の反映だと思います。 本件については私も興味を覚えたので、実は先ほどNHKにちょっと聞いてみました。 その回答ですが、「注目を浴びる」については「放送用語データベース」に特に掲載がなく、また用語委員会で「注目を集める」に言い替えることが望ましいというような決定を下した事実もないので、ニュースアナウンスでの規制も一切ないということでした。まあ引き続き辛抱強くニュースを聴き続ければ、いずれアナウンサーの口から「注目を浴びる」が出る日も来るかもしれませんよ ( ^^ なお、上記データベース(非公開)には「注目を集める」については記載があり、以下のように指示があるそうです。 「使ってもよい。ただし、重複感が強い言葉であり、『注目される』、『関心を集める(呼ぶ)』などと別の言い方にする方がよい “場合もある”」 以上ご参考までに ( ^^
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- shinsho4
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ANo.11に引き続いて「浴びる」が自動詞か他動詞かについて。 空を飛ぶ、道を歩くの「飛ぶ」や「歩く」を、「空を」や「道を」があるから他動詞だと言う人はいないでしょう(笑)。 これらは、質問者さんお持ちの辞書にも「自」と書いてるはずです。 この「空を飛ぶ」の「空」や「道を歩く」の「道」と、「水を浴びる」の「水」とは同じではありません。 空や道は動かそうにも動かせません(笑)。動作主は空や道を何とかしようとしているのではありませんから、飛ぶや歩くは他動詞ではありません。 しかし、「水を浴びる」のときは、水を何とかしています。ですから浴びるは他動詞なんです。 それでも、他動性がうすいと感じられるのは、その動作が動作主にしか及んでいないとう点で、一般的な他動詞と違うところがあります。 「服を着る」の「着る」も同じです。 これらは、一般的な他動詞と区別して再帰動詞と呼ぶ人もいます。 それでも、水や服を何とかしていますので他動詞なんですね。 質問者さんの辞書に「浴びる」や「着る」が「他」となっているのは、そういうことで間違いではありません。 私は国語辞書の「浴びる」や「着る」が「他」になっているのは間違いだ、と指摘する度胸も知識も持ち合わせていません。 そしてこれらの他動性の弱い他動詞(再帰動詞)は「せる」の付いた他動性の強い「浴びせる」「着せる」などの他動詞を持っています。 それから、「浴びる」と「集める」は全然違う言葉ですが、「注目を浴びる」と「注目を集める」となれば、ほとんど同義でしょう。 A.「初の中学生棋士ということで、彼は将棋愛好家の注目を浴びている。」 B.「初の中学生棋士ということで、彼は将棋愛好家の注目を集めている。」 上の文は、少し違いがありそうな気がしますが、ほとんど同義と言っていいでしょう。 Bの文が「人目を引こうと企図して動いた」とはとりにくいですね。 「注目を」と来たら、その後には「浴びる」が続くものだと思っていたsanoriさんが、「「注目を集める」に100%統一されているように思う、2日に1回ぐらい、耳にする。」とおっしゃっているのは、それなりのことはあるんでしょうね。 100%の統一はないにしても「浴びる」が減り、「集める」がぐんと増えたということでしょう。 世の中のみんながみんなコロリと自己顕示好きになったわけではないと思いますので、そういう間接的状況よりも、直接「浴びる」「集める」の原稿を書く人の書き方の変化の影響のほうが、大きいと考えるのが普通だと思います。
お礼
私も、両者はほぼ同義だと思います。 語感として、「浴びる」はザバッ、「集める」はコツコツ、という感じはしますけど。 >>>原稿を書く人の書き方の変化の影響のほうが、大きいと考えるのが普通だと思います。 No.12へのお礼欄に書いた後に、そのお言葉を読んだのですが、偶然ですね。 私も、ニュース原稿を書いている人の癖だと思うようになりました。 ありがとうございました。
- shinsho4
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「浴びる」が自動詞か他動詞かについて。 ANo.8にも書いていますが、「浴びる」という単語は、これ単独では他動詞ということでよろしいと思います。 「を」のついた目的語を取るため、他動詞と見るのが常識的なところだろうと思います。 sanoriさんお持ちの辞書も、間違ったことを書いているわけではありません。 「せる」がついて使役の恰好をした「浴びせる」の方が、「浴びる」よりも他動性が強いのは当たり前のことです。 ヤフー辞書に【浴びる】は「浴びせる」に対する自動詞と書いています。 【浴びせる】は「浴びる」に対する他動詞と書いています。 これは「浴びる」と「浴びせる」の関係において、どちらが自動詞か他動詞かということです。 「浴びる」も「を」の付いた目的語をとるため、「浴びせる」よりも他動性が弱いですが、他動詞でよろしいと思います。 ANo.8の役者の話に戻りますが、役者が注目される工作を積極的にやろうとやるまいと、書き手は無関係に「浴びた」か「集めた」を、自分の好みで書いてしまうように思いますね。 放送界で「浴びた」がなくなって「集めた」になってしまったのかどうかについては、気にしたことはありませんのでわかりませんが、ただ、近年、昔の面白い気の利いた言い方が減って、無機質で無難な言い方が増えて来たような気がします。 「浴びた」/「集めた」もそういうことと関係があるかもしれません。
- MockTurtle
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> やはり「無難さ」の観点から「集める」を使用するようになった、というご推 > 測ですね。 この点ですが、少なくともNHKが「注目を集める」に表現を統一しているという事実はありません。たまたまsanori さんが「注目を浴びる」を耳にしていないだけのことです。 したがって、無難かどうかということより、やはり意識的に集めた結果注目を浴びたのか、それとも当人の思惑と関係なく自然と集まったのかが使い分けのポイントになると思います。 まあ、いずれにしても結果的には浴びるわけですが‥ ( ^^
お礼
ありがとうございます。 たまたま「浴びる」を耳にしていないだけかもしれませんが、 もしも、聞き逃しているとしても、頻度は低いはずです。 実際、最近のNHKの夜のニュースを見ていると、「集める」ばかりです。 それが今回の質問のきっかけであることはご理解ください。
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
> 恐れ入りますが、補足欄に質問を書きました。 > よろしければご回答ください。 > 何度もご回答をいただいているのに、すみません 恐れ入る必要は微塵もありませんよ。 それと、回数も問題ではありません。質問者が納得が行くまでお付合いするのが関わった者の責任だと思っています。 余談ですが、私は質問絞め切り後でも質問者にとって有益な情報が新たに見つかれば、gooのスタッフさんに頼んで追加投稿してもらっています。もちろん点数には一切寄与しませんが、それだけに質問した方からは余計に感謝されています ( ^^ > 「浴びる」は他動詞であるけれども自動詞形である、ということなのでしょう > か? > 「自動詞形」って何ですか? 「浴びる」は自動詞 「浴びせる」は他動詞 ‥ということです。
お礼
ありがとうございます。 >>>「浴びる」は自動詞、「浴びせる」は他動詞‥ということです。 手元の「新明解国語辞典」に他動詞と書いているので、質問したのですが、 おやっと思って下記を見ましたら、「浴びせる」に対する自動詞だという説明がありますね。 (同じ三省堂なのに) http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E6%B5%B4%E3%81%B3%E3%82%8B&enc=UTF-8&stype=1&dtype=0&dname=0ss >>>余談ですが、私は質問絞め切り後でも質問者にとって有益な情報が新たに見つかれば、gooのスタッフさんに頼んで追加投稿してもらっています。 あー、私も何度かやったことがあります。 同士。(笑)
- shinsho4
- ベストアンサー率50% (80/157)
>「浴びる」も他動詞ですけれども そうです。質問者さんのおっしゃる通り、「浴びる」はレッキとした他動詞です。そりゃ「浴びせる」に比べりゃ自動詞だということはいえますが、「浴びる」単独では他動詞の扱いです(念のため辞書を二、三当たりました)。 #1で、「浴びる」は、「集める」に比べ、受身的な感じがあると申しました。しかし「注目を浴びる」と「注目を集める」の文にすれば、特別な場合を除いて、両者に特段の差異はありませんね。 「○○という役者が注目を浴びた」 「○○という役者が注目を集めた」 「浴びた」という文の役者に積極性がなかったとは感じられません(笑)。 自己顕示の風潮が高まっていることは事実だと思います。 それは玉石混淆のブログの氾濫を見ても明らかです。 しかし、そのような流れと、積極性のある「注目を集める」の多用(「浴びる」→「集める」への変更)とは直接の関係は無いでしょうね。 それよりも、「浴びる」という言葉が「集める」に比べ、使用に当り、やや難しさがあるからだと思います。 次の辞書のおしまいの[用法]を見てください。このようなことはみんな常識ですが、言葉の知識が少ない人だと、この用法を読むと「浴びる」よりも「集める」の方が無難だと思うかも知れません。 ラジオやテレビが、「注目を浴びる」→「注目を集める」になったとすれば、放送局スタッフの「無難さを求める事無かれ主義」によるものじゃないでしょうかね。 ヤフー辞書↓ あ・びる【浴びる】 [動バ上一]あ・ぶ[バ上二] 1 上から注がれた物を身に受ける。 水・湯などを勢いよくからだに受ける。「シャワーを―・びる」「ひと風呂―・びる」「―・びるほど酒を飲む」 細かいものや光などを全体に受ける。「車の舞い上げた土ぼこりを―・びる」「砲火を―・びる」「夕日を―・びる」 2 (打撃となるような)ある行為を受ける。「強烈な一発を―・びて倒れる」 3 感情的な言葉や質問などを続けざまに受ける。「罵声(ばせい)を―・びる」「喝采(かっさい)を―・びる」「視線を―・びる」 [用法] あびる・かぶる――どちらも、水・ほこりなどを全身に受けることを表すが、「かぶる」のほうが頭からくまなく覆い尽くす意味合いが強い。◇「水を浴びる」「ひと風呂浴びる」は、からだをきれいにしたり、くつろぐことを目的にからだに水をかけたり湯に入ったりすることである。「水をかぶる」は水垢離(みずごり)のように頭から多量の水をかけることで、「稲が水をかぶる」は水中に没するという意に使われる。◇「日差しを浴びる」「非難を浴びる」とはいうが、「かぶる」とはいわない。「波をかぶる」「責任をかぶる」とはいうが、「浴びる」とはいわない。
お礼
何度もご回答ありがとうございます。 やはり「無難さ」の観点から「集める」を使用するようになった、というご推測ですね。
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
> 今回は、ニュースアナウンス(ニュース原稿)に限定させてください。 あ、そうですか ( ^^; ニュースって全然聴かないからなあ・・・(テレビは持ってないし)。 ただ、ニュース原稿で避けるべき表現をWEBページでは構わず使うということは、少なくともNHKに関しては考え難いと思いますね。 > 私は両者は(ほぼ)同義と考えています。 そうですか、ちょっと私としては意外ですね。まあでも、このカテゴリーの様々な質問を見ていると、言葉に対する解釈やイメージが人によって何と違うことかと驚かされます。十分言葉を尽くした筈なのに意思の疎通が思うように行かないことがかつては不思議で仕方なかったのですが、このサイトのお蔭でちょっと意識が変わりました。 時にsanori さん、「浴びる」は「浴びせる」の自動詞形ですよ ( ^^
お礼
ご意見ありがとうございます。 恐れ入りますが、補足欄に質問を書きました。 よろしければご回答ください。 何度もご回答をいただいているのに、すみません。
補足
MockTurtleさん よろしければ教えてください。 「浴びる」は他動詞であるけれども自動詞形である、ということなのでしょうか? 「自動詞形」って何ですか?
- shinsho4
- ベストアンサー率50% (80/157)
>アナウンサーに限らず、他の人達も「注目を」の後に「集める」と言っているのを聞いたことがなかったのです。 そうですか。中年以上の方ならば、どこかで聞いていると思うんですがねえ。 まあ、ANo.1の辞書にも出ていますし、下のような読物にもありますので、「浴びる」よりは少なかったと思いますが、あることはあったんです。 坂口安吾 明治開化安吾捕物その三魔教の怪 昭和25年12月小説新潮 =================================== 「・・・別天王の色香に迷い、籠絡されたという説が専らであったが、これが人気をよんで天王会は忽ち天下の【注目をあつめた】・・・」 http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43206_23213.html =================================== 「集める」と「浴びる」を比較した場合、「集める」の方が汎用性が高くやさしい言葉だといえます。 「注目を浴びる」という言い方を知らない小中学生に、作文をさせたら、大概「注目を集める」と書くでしょう。 使い方は「浴びる」の方が少し難しいと思います。 まあ、テレビ局が「注目を集める」一辺倒になっているとすれば、味が無いけれども無難な「集める」のような言葉の使い方が多くなってきたんだと思います。 放送禁止用語もそうですが、最近の放送界は「無味で無難な方へ安易な方へ」という流れが、ますます強まっているような気がしますね。 sanoriさん どうもありがとうございました。
お礼
調べていただき、ありがとうございます。 「汎用性」「無難」というご見解は参考になりました。
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
> 年がばれそうですが、私の記憶が確かならば、 > 30年前ぐらい前から近年に至るまで、私が「あれ?」と思うことは一度もあ > りませんでした。 この点ですが、今はあちこちの繁華街で街頭パフォーマンスやストリートミュージシャンを目にするようになりましたが、かつては素人が衆人の中でそういうことをする例はほとんどなかったと思います。あまり詳しく話すと年がばれますが、そうした「目立ちたがり屋さん」が急速に増え出したのは1980年代前半に代々木公園を賑わした竹の子族の出現辺りからではないでしょうか(日本人は直ぐ人の真似をしますから‥)。 かつての日本人は概ねシャイで控えめで、集団の中にあって常に嫌われぬよう、目立たないように振舞う人々の集まりでしたが、世相は確実に変わって来ています。「注目を集める」という表現が目立つようになったのは、そうした世相の変化と無関係ではないと私は思います ( ^^
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
こんにちは。 下記はNHKのページですが、「注目を浴びる」と書かれていますので、報道関係で統一の動きがあるというのはいささか考え過ぎではないかと思います。 ◇ NHK BSオンライン http://www.nhk.or.jp/bs/bs1.html それに、そもそも両者は同義ではありませんから、統一しようがありません。 「注目を集める」の「集める」は他動詞、すなわちこれは人目を引こうと企図して動くことです。 一方「注目を浴びる」はあくまで状態を表します。これは前者の行動の結果である場合もあれば、そうでない場合もあります。注目を集めようとパフォーマンスを演じても、結果として大して注目を浴びないことももちろんあります。 問題は、どちらが正しいということではなく、適切な使い分けがされているかどうかではないかと思います ( ^^ 以上、当り前の回答ですが、ご参考までに。
お礼
お MockTurtleさん こんにちは! >>>下記はNHKのページですが、「注目を浴びる」と書かれていますので 調べていただき、ありがとうございます。 しかし、すみません。今回は、ニュースアナウンス(ニュース原稿)に限定させてください。 私は両者は(ほぼ)同義と考えています。 「浴びる」も他動詞ですけれども、MockTurtleさんがおっしゃるように「企図」vs「状態」という解釈もあるのでしょうね。 ありがとうございます。
- shinsho4
- ベストアンサー率50% (80/157)
適確にお答えできませんが、回答が少ないようなので、感想程度でご容赦を。 私は「注目を集める」も「注目を浴びる」も、どちらもありだと思っています。 玄人であるNHKの言葉のおじさんが、「注目を集める」が重複表現であるかのようにいっていますが、納得できかねます。 「注目される」だけでは、多くの人から注目されていることにはならないと思います。 多くの人から注目されるということは、やはり「注目を集める」とか「注目を浴びる」のようにしないといけません(「注」と「集」は別物です)。 さて、そこでご質問の「注目を集める」vs「注目を浴びる」ですが、用例を多く載せている「現代国語用例辞典」教育社 林史典他編 には「注目を集める」も載っていました。 まあそれでも、一般には「注目を浴びる」の方が多く出ているようです。 >たぶん、ここ数年の中のどこかで「注目を集める」に統一した時期が >あったのではないかと予想しますが、 >経緯・理由・時期・情報等をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。 私は全く気づきませんでした。 そういうことであるとすると、次のようなことかなと思いました。 「注目を浴びる」というのは、即物的な感じの「注目を集める」よりもやや文学的?な表現のように思います。 正確な報道第一のテレビ局としては、無機質な感じの「注目を集める」の方が適確に伝えられると判断したのかもしれません。 「浴びる」は、「集める」に比べ、受身的な感じがあります。「非難を浴びる」などのように「蒙る」という感じのところもあります。 「浴びる」の方が誤解を受けやすそうに思います。 そんなところが嫌われたのかもしれません。 私個人的には「浴びる」を使います。 >「注目を」と来たら、その後には「浴びる」・・・です。 (「感じ」ばっかりの回答ですみません)
お礼
ありがとうございます。 ^^ 年がばれそうですが、私の記憶が確かならば、 30年前ぐらい前から近年に至るまで、私が「あれ?」と思うことは一度もありませんでした。 つまり、アナウンサーに限らず、他の人達も「注目を」の後に「集める」と言っているのを聞いたことがなかったのです。 現代では「注目を浴びる」は、もはや文学的なのでしょうかね。(笑)
お礼
おぉ NHKに直接聞いていただけたとは! (最初から私が電話すればよかったでしょうか。) 「重複感が強い」、「場合もある」ということですか。 「注目を集めています」に偏重しているのは事実だと思いますので、ニュース原稿を書く人の癖なのかもしれませんね。 ありがとうございました、の10乗。