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平均値の定理について

微分積分の平均値の定理について、質問がございます。なぜ、[a,b]において連続であり、(a,b)で微分可能でないとだめなのでしょう?[a,b]で微分可能である必要はないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

簡単な例. 円(中心が原点,半径1)の上半分を表す関数  y=√(1-x^2) は[-1,1]で連続. しかし,微分の定義(極限)はx=1,-1で発散するのでその点では微分不可能だが,それ以外では微分(極限)が存在するので,(-1,1) で微分可能. で,[-1,b] (-1<b≦1)で平均値の定理が成り立つでしょ(証明も出来るけど,とりあえず絵を描けば成り立ちそうなことが想像できる). だからまさに,postro さんのおっしゃるとおり 「[a,b]で微分可能である必要はない、(a,b)で微分可能であれば十分だ。」 と言えるのです.

taiji
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。なーるほど。とてもわかりやすい回答でしたね。とても参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • KENZOU
  • ベストアンサー率54% (241/444)
回答No.2

このサイトの参考URLも参考になると思います。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=739805
taiji
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。あ、そうですね。 前に質問なさっている人がおられたようですね。もっとよく検索しなければ。ご指摘ありがとうございました。

  • postro
  • ベストアンサー率43% (156/357)
回答No.1

(a,b)よりも[a,b]の方が範囲は広いです。ですから、[a,b]で微分可能なら、当然(a,b)でも微分可能です。 平均値の定理は、[a,b]で微分可能である必要はない、(a,b)で微分可能であれば十分だ。 と言っているのだと理解すれば良いのではないでしょうか。 具体的には、a(またはb)での+方向からの微分係数(極限)と-方向からの微分係数(極限)が一致しなくても(微分可能でなくても)平均値の定理は成り立つと言っているのだと思います。 もっと具体的には、 f(x)=|x^2 -1| はx=1において微分可能ではないけれども、連続なので、 (f(2)-f(1))/(2-1)=f’(c)  1<c<2 を満たすcが存在する。 という平均値の定理は成り立つ。ということでしょう。

taiji
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。確かにそうですよね。 微分するということは、x=a,bの点そのものは含まなくてもいいわけだから、(a,b)は含まなくても良いわけですからね。ありがとうございました。

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