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苛性カリの濃度85%を100%でリキッドソープ
苛性カリでリキッドソープを作ろうと思い買いましたところ 通常85%のものなのに100%のものを買ってしまいました。 作成本などには、85%で紹介されており、どうやって使えばいいのか 困っています。 濃度が違うと、使えないでしょうか? また、濃度が違う場合はどういう計算式で作成すればよいですか? 苛性カリ濃度85%のものを使用した場合、98g使うと書いてあるとき 苛性カリの濃度100%だと15%減らして使えばいいのでしょうか? ご回答お願いします。
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水酸化カリウム(苛性カリ)濃度(純度)100%などという製品は市販されていません。したがってこれを購入することはできません。もし、あったとしても、とても高価で一般人がリキッドソープを作る原料などに使えるような価格にはなりませんし、ふつうに取り扱えばすぐ100%以下になってしまいます。2N(99%)濃度のものは市販されていますが、いくらという定価のようなものはありません。都度、製造メーカーに問い合わせて見積もりを取ってください。十分高価で取り扱いも難しい。 何か勘違いをされてはいませんか。 もし、質問者の購入品が本当に100%なら、「苛性カリの濃度100%だと15%減らして使えばいい」というのはあっていますが。 重ねて言いますが、水酸化カリウムの製造には、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどが混入し、これを除去するのは非常に困難なので、100%の製品はないのです。
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- bekky1
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【まずは100%記載と99%記載で大違いだということがわかりました。 申し訳ありません。99%と記載されていたのでほぼ100%と思い 100%と書いてしまいました。】 これ自体は、問題としては大したことではないのです。 物質として一般的な塩(食塩)が放置しておけば重量比にして、100%にも、99%にも ならないのは分かりますか? 湿気るから、水分として’余分’が入る。 一般的に塩も99%は保持できない(吸湿)でしょう、開封すると。 ちょっとちがいますが、水酸化カリウムは化合物として非常に反応性に富むので、 作っても、水分も、二酸化炭素もすぐ反応しし、ナトリムとの分離も 実はとても手間暇かかるので、85%以上のグレード(99%)を作ることがとても大変だからです。 これらはどうしてもカリウムだけというような実験レベルの特注品です。 すでにご指摘がありましたが、簡単に100%、99%とは行かないのです。 そしてね、重要なのは、大袋から小分けして販売するなら、尚の事、湿気ます。 小分けした時点で、新たに小分けした業者がグレード保証をしなければならない。 更にです、毒劇物販売業は、製品化されたその状態をそのまま販売するので、 小分けは実はいけないこと(違法)になります。 小分けそのものが製造行為の最後に相当するので、製造業としての許可が当然に必要です。 危ないし、グレード保証もデキない小分け=製造を勝手にやっては行けないからです。 勝手に医者として医療行為をしてはいけないというのと同じで業態として管理されている。 手作り化粧品業界?はかなり危なく、かなり違法な小分けが横行している上に、 混ぜることで出来上がるというウソもまかり通ります。 まさか、混ぜるだけの放置で出来るとか説明されてませんか? それこそ、沸騰させて、ボコボコとかなりの時間、やらないと石鹸にはならない。 弱酸=脂肪酸と、強アルカリ=水酸化カリウム、ナトリウムの反応は 条件がボコボコやらないと進まないからです。 油脂、脂はどれも同じように見えるでしょうが、石鹸になるのは、脂肪酸という脂だけです。 例えば、スクワランは石鹸にはなりません。 シアバターも、不鹸化物が多くて、石鹸にはならない。 高級品を狙って自作しても石鹸にならない上に、脂肪酸の元の分子量によっては、 かなり刺激性の強いものがデキます、分子量が小さいと刺激が強い、泡立ちは良い、 そして、分子量が大きいと、水温が高くないと、石鹸として役立ちません。 85%であろうが100%であろうが、元の油脂のけん化価(脂肪酸の分子量の大きさのばらつき?)を知らなければ 脂が余るか、余計に苛性ソーダが残るか、非常にアバウトな’実験’になります。 ちなみに、アルカリを扱う時には、防護メガネが必需です。 飛沫が飛ぶと、角膜を溶かすから。 鍋は、アルミやら、鉄鍋は溶けますので、 これも、ステンレスをお使いください。 85%というのは、局方グレードでの含有率保証なので、 工業用だと、一般的により下がります。 そこまでの純化を要求されないからです。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 メーカーに問い合わせたりしていたので返答が遅れました申し訳ありません。 入手した製品は正確には95.5%以上含有ということで、実際に85%のものに比べ 10%ほど使用容量をダウンして使ってくださいとのことでした。 試薬、工業用などで規格が違うそうで、 85%以上含有という記載はJIS規格にのっとった含有量の記載という返答でした。 工業用は逆に濃度が濃いものも多いようで、お譲りいただいたところでは逆に95%以下含有のものは取り扱いがないとのことでした。 お譲りいただいたメーカーさんは小売りではなく 元々製造業の許可を持っているところで、ケースに入れてあるうえからビニールで密封されています。 なお、当方が求めていた回答は やはり85%以上が95%以上含有という記載の場合 10%減らした容量で作成するということになりました。
- bekky1
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【通常85%のものなのに100%のものを買ってしまいました。】 ??? 85%というのは、純品でも、含有率?としてどうしても85%になるからなのですが。 水酸化カリウム85%以上を含むと書いてないですか? 100%というのは、水分と、二酸化炭素を含んで、苛性カリ・水酸化カリウムとしての 状態では重量比85%を保証しているという意味合いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 すいません。99%以上含有という記載だったので、勝手にほぼ100%と 思い100%と書いてしまいました。 通常の状態では85%が一般的ということは理解しているのですが 小分けしてくれたケースの水酸化ナトリウムとカリウムの含有の記載が 同一(99%以上含有)だったため、混乱しています。 85%以上含有と99%以上含有 どちらの記載でも、水酸化カリウムは85%濃度と考えるということ なのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まずは100%記載と99%記載で大違いだということがわかりました。 申し訳ありません。99%と記載されていたのでほぼ100%と思い 100%と書いてしまいました。 工業用の大袋のものを ケースに詰め替えて小売販売していただいたものなので定価は その業者さんの言い値なので市販価格はありません。 そこから水酸化カリウムと水酸化ナトリウムを購入したのですが 水酸化ナトリウムには99.9%以上含有となっており、こちらは 一般的に記載されている表示だったので問題ないかと思ったのですが カリウムにも同じ記載99.9%含有という記載 がされていたたため疑問に感じました。 インターネットで検索すると100%のものも高価ながら あるとなっていたので そういうことなのかと思ったのですが、 まずはわけてくださったところに聞いてみます。 また、説明が大変わかりやすかったです。 ありがとうございます。
補足
精査に時間がかかってしまいましたが、 「苛性カリの濃度100%だと15%減らして使えばいい」」という回答があっているということですのでこちらをベストアンサーにさせていただきます。 ありがとうございました!