- ベストアンサー
誰が討ち取ったか分からない場合の恩賞は?
戦国時代は敵の首を取ると恩賞が貰えました 特に討ち取った相手が名のある武将だとその恩賞も大きくなりました。 誰が討ち取ったのか分かる場合は良いのですが、分からない場合は恩賞はどうしたのでしょうか? 例えば… 桶狭間の戦いのとき今川義元を討ち取ったのは服部小平太と毛利新助で 個人名がはっきりしています 逆に関ヶ原で、島左近を討ち取ったのは黒田長政の鉄砲隊が放った一撃です(撃った個人は特定出来ない) こういう場合 恩賞の扱いはどうなったのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
クビを持ってきた人の手柄になりました。 ですから、戦場では、転がっている死体からクビだけ切り取って塩保存し、敵方と思われるところに持参をして褒章にありつくということをした人間は相当あったようですよ。 もちろんその生首が本人のものかはDNA鑑定のない時代ですからわかりにくい。 そのため、首実検ということをしたのです。 生前の当人をよく知っている人間の前に死体のクビをもっていって、じっくり見て当人だという宣言をしてもらったのです。 クビを持っていったのは武士とは限りません。百姓のこともあったし猟師のこともありました。 島左近がどうだったかは知りませんが、誰かがクビをとって届けたと思われます。 撃った当人にはその事実への報償はなく、合戦時の労力へのごほうびみたいなものはあったと思われます。
お礼
ありがとうございます