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放射能の半減期の疑問

昔、放射能の半減期は数百年と読んだような気がします。 Q1. 今、除染ということが言われていますが 半減期からすれば、除染しても、家の庭にあったものが川等へ移動しただけで 放射能そのものは無くならないし、たいして減るものでもないと思いますが 違いますか? Q2. 広島や長崎は除染することもなく、原爆投下後から人が住み続けていますが 問題はなかったのでしょうか?

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回答No.2

>昔、放射能の半減期は数百年と読んだような気がします。 その放射性元素によって半減期は違います。 よく言われるセシウム137は30年です。 ストロンチウム90は29年 プルトニウム239は2万4千年だそうです。もう死んでる!!! Q1. 仰るとおりです。 ですから、「除染じゃなくて移染だ」って揶揄されました。 Q2. 気化した分裂片(放射性物質)の殆どは上昇気流で成層圏付近まで舞い上がり、気流に乗って世界各国に分散され、広島市は大量汚染を免れた とのことです。 長崎も同じ理由では? http://www.hiroshima9.com/osen/osen.html

Kuma2000
質問者

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回答No.6

放射線は輻射ですので、光と同じように距離の二乗に 反比例して弱まります。 つまり遠くに置けば影響はすごく小さくなります。 逆に内部被爆=体内に取り込めば微量でも大きなダメ ージを受けます。 原爆の場合は、放射線で一気にダメージを与える事が 目的だったので、空中で爆発させたので、核物質は 大気中に飛散し、特にあのキノコ雲のように上昇気流 に乗って飛散したのに対し、原発事故での核物質は その場に塊りとして残り、そこから発生した水素に よる爆発や、発散する蒸気、地下水によって流出して おり、昨年になって近くの地下水から何十万、百万 ベクレルという最大値が検出されたように、放射能 汚染を続けているのです。 人間にダメージを与えるのは、累積被爆線量ですから、 どちらが致命的か分かるでしょう。

Kuma2000
質問者

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  • Postizos
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回答No.5

福島で放出されたものは「セシウム137」と「セシウム134」がほとんどで、セシウム137と134は同量ぐらい出ています。他には「ヨウ素131」と「ストロンチウム90」が出ています。 このうちヨウ素131は半減期が8.04日なのでその10倍の80日で1/2を10回掛けた約1/1000になっています。(半減=×1/2) セシウム137の半減期は30.1年、セシウム134の半減期は2.06年です。ですのでセシウム137は300年ほどで1/1000、セシウム134は20年で1/1000になる計算です。 福島で出したセシウム134と137の割合は同じぐらいです。20年経つとセシウム134の分はだいぶ無くなっているわけですから残っているのはセシウム137の方が大部分ということになって放射線の量は半分になっているはずです。 http://www.cnic.jp/knowledge/4815 http://www.cnic.jp/knowledge/2597 http://www.cnic.jp/knowledge/2596 放射性物質のいろいろ http://www.cnic.jp/knowledgecat/radioactivity 同じセシウムでも放射能の無い物もあり、自然界ではそちらがほとんどです。原理は「放射性同位体」「放射性同位元素」で調べてみてください。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93 原子炉の中でできてしまい核のゴミとして捨て場に困っているプルトニウム239の半減期は2万4千100年です。 Q1 「除染」というのは人間の住む予定のところでセシウムの濃度の濃い表面の土をはがして移動しているだけなので量として減っているわけでないのはおっしゃる通りです。 山の中までやることは不可能です。袋に入れているだけなんで袋の寿命が来たらまた詰め直したりきりがない。 Q2 学者がいろいろ試算してみた結果福島で出たセシウム137は広島原爆の量の169倍というのがだいたい相場のようです。(当時の政府見解としては168.5倍です。) これはセシウム137の分だけで、セシウム134は広島原爆ではほとんど出ていないのでノーカウントですから福島は134の分を足したらセシウムだけで338倍という計算になります。 http://radi-info.com/q-1254/ http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011082502000106.html 広島でも放射線に被爆した人はたくさんいて、病気になったり死んだ人はたくさん居ます。 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1111642963961/index.html 広島では原爆の爆発で出た中性子に曝された人が多かったようで、セシウムは爆発の高熱で大気圏の高いところに上がって広く拡散したのではないかという説があります。爆心地近くで多いということはないようです。 そしてその後の原爆実験で発生したものが大気圏内に広く拡散して飛んできたので区別しにくくなってしまったようです。 http://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/syokuhinnzyouhou/192.html http://www.hiroshima9.com/osen/osen.html 原爆から出た中性子で地表にあったものが放射化=放射線を発する物質に変わったため、爆発からしばらくの間は爆心地付近での放射線は多かったようで直後に市内に入ってこれでやられた人も大勢居ます。しかしこれは急速に減衰したと言われています。でも被爆してしまった身体は元に戻らないで早死にしたり不調になって生きつづけた人も多いようです。 http://www.hiroshima-spirit.jp/ja/hiroshima/shiryoukan/morgue_w17.html

Kuma2000
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  • SPROCKETER
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回答No.4

 除染を言い出したのはマスコミでしたが、広島や長崎でも爆心地近くでは放射線量が高かったので除染をおこなったと聞いています。除染出来ない場所はコンクリートで固めたそうです。今でも山地では高レベル放射線が検出される場所があるそうです。  福島第一原発事故では、膨大な量の放射性物質があらゆる場所に降り注いだので、降雨によって土砂と一緒に流れていく放射性物質が多ければ、放射線量は年々減って行くでしょうが、高レベル放射能汚染地域は20~30年ぐらいは近づけないそうです。  除染は人が多く立ち入る場所では線量を下げる効果がありますが、それ以外の場所は降雨で自然に流れて行くのを待つしかないでしょう。  半減期と言っても、核反応で生じた超ウラン元素には、半減期が短いものと長いものがあります。半減期が短い元素は短期間で強い放射線を放出して減少します。半減期が長い元素は徐々に放射線を出し続けて減少します。  危険性に違いがあるのは、崩壊する種類が違う為で、アルファ崩壊は衣服を着て入れば問題ありません。ベータ崩壊はアルミ板ぐらいで防護出来ます。ガンマー崩壊が問題で、強いガンマー線を放出するので、厚い鉛の板が無いと防げません。透過力がさらに強い中性子を放出する崩壊もあります。  半減期が比較的長くて、ガンマー崩壊する元素が含まれているのが問題で、これが無くなるまでは安心出来ないでしょうね。  危険度が高い場所は、森林が茂っていて土砂が流れにくい山地、閉鎖水域である池や湖、放射能が集まりやすい河川などです。これらの地域は大量の放射性物質が残りやすく、放射線量がなかなか下がらないので、立ち入らない方が良いでしょう。  日本は降水量が多いので、長期的に見た場合は比較的短期間で放射線量が下がる地域で、何万年も残る砂漠地帯とは違いますが、原爆と原発事故では、放出される放射線量が桁違いですから、広島や長崎と同じに考えてはいけません。低線量地域は降雨によって比較的短期間で下がるでしょうが、高レベル汚染地域は20~30年かかると言われていますし、生物濃縮の問題もありますから、どこまで深刻になるかは予測出来ないでしょうね。  住んでいる場所を除染しても、環境全体の放射線量は大して変わらないわけですから、避難した人達が賢明だったと思います。

Kuma2000
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  • bran111
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回答No.3

>昔、放射能の半減期は数百年と読んだような気がします。 放射能を出す物質は何百とあり、物質によって半減期は大きく異なります。1秒以下のものから10万根に状のものまで千差万別です。特に問題となったコバルト60は約5年、セシウム137は約30年です。 Q1. 今、除染ということが言われていますが 半減期からすれば、除染しても、家の庭にあったものが川等へ移動しただけで 放射能そのものは無くならないし、たいして減るものでもないと思いますが 違いますか? 放射性物質と言えども人間の住むところから離れていれば人間に対する影響はありません。除染とは人間の住んでいるところから住んでいないところへ放射性物質を移動することともえばいいでしょう。 物質によって半減期が違うので、半減期の短い物質はどんどんなくなっていきなす。 Q2. 広島や長崎は除染することもなく、原爆投下後から人が住み続けていますが 問題はなかったのでしょうか? 放射線の影響は甚大でした。原爆投下直後にたくさんの人がなくなったのに加えて、数日で亡くなった人、白血病やがんを発生して亡くなった人、いわゆる被爆2世等々その影響は今も存在しています。今ならすぐに避難したでしょうが戦時中であったことと知識の欠如から住み続けたわけです。

Kuma2000
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回答No.1

A1 放射能は同じです。  ただし人間に影響するのは「放射線」です。  人間が生活している空間から放射性物質(放射能)を除去することが徐染の意味です。 A2 ありますが原発事故とは規模が全く違います。  http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?insight=20120828151737548_ja

Kuma2000
質問者

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