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算出方法による光学薄膜の屈折率の違い
光学薄膜の屈折率を求める際に、透過率、片面反射率、両面反射率から算出する方法がありますが、各算出方法で屈折率に差が出るのはなぜでしょうか?またどの方法が一番信頼性が高いのでしょうか?
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noname#11476
回答No.1
どれも正確には測れません。 物質の複素屈折率は実部と虚部があります。つまり2つの物理量を測定するわけですから測定値が一つでは無理です。 透過率や反射率の測定で求める場合は、虚部が0(つまり吸収がない)と仮定すれば求めることは出来ます。 ただそれ以外にも散乱という成分もありますので、それでも完全ではありません。 なのでより正確に求めるにはエリプソメトリー(偏光解析)などの手法を使う必要があります。
お礼
回答ありがとうございました。 やはりエリプソメータが一番信頼性が高いのですね。 現在エリプソメータの必要性の有無も検討しているところで、様々な算出方法の比較をしているところです。 エリプソメータでの測定もしてみます。