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FDTDでの屈折率の虚部
市販のFDTDソルバーを使用して,金属の反射薄膜をモデリングしているのですが,金や銀であると,屈折率が0.2-j5.5のように屈折率の虚部が大きい数値のためか,解析結果が無限大に発散してしまいます. FDTDにおいて,屈折率の虚部が大きい金属をモデリングするのは問題があるのでしょうか?
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的外れかもしれませんが、、、 屈折率の虚部はプラスの値を用いる場合とマイナスの値を用いる場合があります。屈折率の虚部は、物質内での電磁波の減衰を表しますが、符号が逆になると発散してしまいます。 >解析結果が無限大に発散 とのことから、このことが関係しているかもしれません。
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- daitasuki
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回答No.2
金属はDrudeモデル(自由電子モデル)と本で読んだことがあります.ですから誘電率が周波数の関数となる分散性媒質です. 0.2-j5.5というのはある周波数(波長)における値だと思います. その場合,FDTD法で分散性媒質には別の方法を用いる必要があると 宇野「FDTD法による電磁界およびアンテナ解析」コロナ社、1998 の本に書いてあります.詳しいことはよく分からないのでこちらの本を読んでいただけますか.
補足
ご回答ありがとうございます. ±の符号に関しましては,マイナス,プラスともためしたのですが,発散してしまいました.