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ゆっくり
道をゆっくり歩く。 ここでの「ゆっくり」はどのように歩くのかという(状態/程度)を表している。 「状態」が正解で「程度」が不正解とありました。すばやく、急いで、ちんたら、のんびりのような量的な表現と代替可能なので程度といってもいいかなと思いました。「程度」ではいけない理由は何でしょう?
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「かなり」「すこし」は「程度」の副詞です。 したがって、 かなり歩いた。 すこし歩いた。 と表現できますが、 かなり急いで歩いた。 すこし急いで歩いた。 かなりゆっくり歩いた。すこしゆっくり歩いた。 という言い方もできます。 一方「急いで」「ゆっくり」は 急いで歩いた。 ゆっくり歩いた。 と表現できますが △急いで急いで歩いた。 ×ゆっくり急いで歩いた。 ×急いでゆっくり歩いた。△ゆっくりゆっくり歩いた というふうにしても「急ぐ程度」や「ゆっくりさの程度」を表現することはできません。
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- kine-ore
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これは、基本的に副詞の種類を問う問題であるはずです。 状態の副詞=動作・作用の状態を表す。 程度の副詞=物事の性質や状態の程度を表す。 ですから、単純に「どのように歩くのか」という問いの表現に注目して、述語動詞との関わりから「動作・作用の状態を表す」→「状態の副詞」の判断が求められていると受け取ればよいでしょう。 参考: ・どのよう(何の様)に歩くのか=動作の状態・情態・様子 ・どれくらい(何れ位)歩いたのか=時間や距離の程度・度合い
お礼
ちょっとよくわかりません・・・ありがとうございました。
>すばやく、急いで、ちんたら、のんびり 全て「状態」を表す表現です。要するに「どのように」という問いに答えるものですね。言い換えると「その時点での状態」と言えます。 「量的」ということであれば、「どのくらい」ということになります。言い換えると程度とは「開始してからの蓄積」と言えます。 例えば、「道を 歩く」という一文であれば、 どのように歩いているか、というのが状態を表す どのくらい歩いているか、というのが程度を表す ということです。 つまり、道を「時速5km」で「10kmの距離を」歩くとあれば 時速5kmが状態 10kmの距離が程度 ということです。この時速5kmを感覚的な言葉で表したのが「ゆっくり」ということですね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
なるほどそうやって区別するんですね。 わかりやすい説明ありがとうございました。