- ベストアンサー
共振特性の計算方法
- 共振特性の計算方法の質問について説明します。
- 並列共振回路と直列共振回路の計算方法を解説します。
- 式変形の誤りや分子の因数分解の方法についての解説です。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>ここでもL1C2L3C4s^4 + {L1(C2+C4)+L3C4}s^2+ 1のs^2をxとおいて、L1C2L3C4x^2 + {L1(C2+C4)+L3C4}x + 1の式を作って因数分解を試みても、L1(C2+C4)のどちらかL1C2またはL1C4が余ってしまいます。例えばL1C2が無ければ、(L1C4x+1)(L3C2x+1)=(1+s^2L1C4)(1+s^2L3C2)=(1-(ω^2)*L1C4)(1-(ω^2)L3C2)となって分子=0を満たすω^2が求められるだろうと思いました。 < ANo.5 の「勘定例」は、 分子の L1C2L3C4s^4 + {L1(C2+C4)+L3C4}s^2 + 1 に L1, C2, L3, C4 の値を入れての数値解。 2 次方程式解での s^2 の零点 to は、 -{L1(C2+C4)+L3C4}±√[ {L1(C2+C4)+L3C4}^2 - 4L1C2L3C4 ] to = ----------------------------------------------------- 2L1C2L3C4 となり、更なる整形は不能らしいですネ。 {L1(C2+C4)+L3C4}^2 - 4L1C2L3C4 = {L1(C2+C4) }^2 + 2L1L3C4(-C2+C4) + (L3C4)^2 どまり?
その他の回答 (5)
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
添付写真の勘定から離れ、 s=jω とし「事務的」に勘定していくのが、 サセプタンス / リアクタンス 勘定などにて錯乱するリスクが少ない。 C2//(L3&C4) ↓ サセプタンス表示 B = C2s + C4s/(L3C4s^2 + 1) = s{C2L3C4s^2 + (C2+C4) }/(L3C4s^2+1) ↓ リアクタンス表示 X = (L3C4s^2+1) / s{C2L3C4s^2 + (C2+C4) } ↓ L1 を直列付加 Xin = L1s + (L3C4s^2+1) / s{C2L3C4s^2 + (C2+C4) } L1s^2{C2L3C4s^2 + (C2+C4) } + (L3C4s^2+1) = -------------------------------------- s{C2L3C4s^2 + (C2+C4) } L1C2L3C4s^4 + {L1(C2+C4)+L3C4}s^2 + 1 = ----------------------------------- s{C2L3C4s^2 + (C2+C4) } … として、分母子の零点を求めてみると? L1=10 mH, L3=20 mH C2=3nF, C4=4nF ↓ 勘定例 Xin の零 : 13.86 kHz, 37.30 kHz Xin の極 : 27.18 kHz [蛇足] 分母子の零点は、 L1C2L3C4s^4 + {L1(C2+C4)+L3C4}s^2 + 1 C2L3C4s^2 + (C2+C4) にて s^2=x とでもすれば、2 次方程式解の手で求まる。 L1C2L3C4x^2 + {L1(C2+C4)+L3C4}x + 1 C2L3C4x + (C2+C4)
補足
s=jωと置き換えた事で、式変形がより簡単に感じます。すみません再度同じ質問になるのですが、やはりここでもL1C2L3C4s^4 + {L1(C2+C4)+L3C4}s^2+ 1のs^2をxとおいて、L1C2L3C4x^2 + {L1(C2+C4)+L3C4}x + 1の式を作って因数分解を試みても、L1(C2+C4)のどちらかL1C2またはL1C4が余ってしまいます。例えばL1C2が無ければ、(L1C4x+1)(L3C2x+1)=(1+s^2L1C4)(1+s^2L3C2)=(1-(ω^2)*L1C4)(1-(ω^2)L3C2)となって分子=0を満たすω^2が求められるだろうと思いました。 正しくはどのように因数分解すれば良いのでしょうか。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
訂正。 x=ω^2 とし、 aω^4-bω^2+1 = ax^2-bx+1 = a(x-x1)(x-x2) と「因数分解」をするのです。
補足
いつもとても丁寧に説明していただき助かっています。 因数分解する直前までは分かりました。 この後因数分解するには、解の公式を使えばよいのでしょうか。実際に試みたところ、とても複雑な式が現れてしまい、(1-(ω/ω2)^2)(1-(ω/ω3)^2)の形には収まりそうになかった感じがしました。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
蛇足をひとつ。 >ここで、 > >aω^4-bω^2+1の形になっているので因数分解ではないか… >です。 ax=ω^2 とし、 aω^4-bω^2+1 = ax^2-bx+1 = a(x-x1)(x-x2) と「因数分解」をするのです。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
錯乱訂正。 分子は …、 -1 + ω^2{L1(C2+C4)+(1/ω3^2)} - ω^4L1(C2+C4)/ω2^2 = -{1-(ω/ωo1)^2}{1-(ω/ωo3)^2} の形に因数分解可能。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
添付写真の (-1/ωC2)//(ωL3 - 1/ωC4) からスタートし、ひたすら勘定 …。 ↓ サセプタンス表示 B = ωC2 + ωC4/(1 - L3C4ω^2) = { ωC2(1 - ω^2 L3C4) + ωC4 }/(1 - ω^2 L3C4) = ω(C2+C4){1 - (ω/ω2)^2 }/{ 1 - (ω/ω3)^2 } ただし (ω2)^2 = 1/{ L2(C2C4)/(C2+C4) } (ω3)^2 = 1/(L2C4) ↓ リアクタンス表示 X2 = - { 1 - (ω/ω3)^2 }/[ ω(C2+C4){1 - (ω/ω2)^2 } ] ↓ ωL1 を直列付加 X = X2 + ωL1 - {1-(ω/ω3)^2} + ω^2L1(C2+C4){1-(ω/ω2)^2} = ------------------------------------------- ω(C2+C4){1-(ω/ω2)^2} -1 + ω^2{L1(C2+C4)+(1/ω3^2)} - ω^4L1(C2+C4)/ω2^2 = ------------------------------------------------- { ω(C2+C4){1 - (ω/ω2)^2 } ここで、 >aω^4-bω^2+1の形になっているので因数分解ではないか です。 分子は …、 -1 + ω^2{L1(C2+C4)+(1/ω3^2)} - ω^4L1(C2+C4)/ω2^2 = -{1-(1/ωo1)^2}{1-(1/ωo3)^2} の形に因数分解可能。
お礼
式の分子について、実際にL1,L2,C2,C4の値を代入してから因数分解してみるとωの値、そしてfの値を求める事ができました。 一つ一つ分かりやすく説明していただき、本当にありがとうございました。