• 締切済み

APGについて教えてください。

 最近植物の写真を撮ることが多くてその名前を調べたりするのですが、そんな中、植物の分類にAPGIIIという分類があるのだという記述を見付けました。  Angiosperm Phylogeny Group という所がDNA鑑定を元にして植物の分類を見直しているという所までは突き止めたのですが、英語が堪能でないでせいもあってAPG 自体のことがよくわかりません。  このグループってどんなグループなのか概要が分かる方教えていただけませんか?  Wiki もそんなグループがあると書いているだけで、肝心のこのグループ自体のことを記述していません。

みんなの回答

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.3

植物の分類体系は,研究者が勝手に変更するわけではありません。植物分類はリンネが行ったものですから,命名法自体を国際植物命名規約としてリンネ協会が定めています。 分類体系に関しては各国の学会の提案をロンドンにあるリンネ協会がまとめて,定めたものを機関誌(Botanical Journal)で公表しています。 世界の研究者はこれに従うことになります。最新のものはAPGIII分類体系が2009年に公表されましてこれに従うことになっています。 何が変わったのかは,系統分類ですからDNA解析の結果,科・属を変更したものです。学名は属名+種小名からなりますから属が変更になりますと学名も変更になります。 例えば我々になじみ深いものでは,ユリ科が解体されました。その結果,ネギがユリ科からヒガンバナ科に変更になりましたから学名は全く違うものになりました。モミジがカエデ科で無くなってムクロジ科になっても何かぴんときませんし,寂しい気がします。 しかし,一般人にとっては科や属など関係ありません。日本の標準和名が変わったわけではありませんから,科や属を含めたり,学名で呼ばないで標準和名のみにしておけばほとんど関係の無い話です。

himikoakb
質問者

お礼

 おおっ!リンネ協会というものがあるのですね。  ありがとうございました。  これをキーにして調べて見ると、リンネ協会の国際的プロジェクトとしてスタートした、被子植物系統研究グループ(Angiosperm Phylogeny Group)という記述を発見しました。  と云うことで宜しいのでしょうか?  確かに、似通った動植物が別種であったとか言う話にはよく遭遇します。  今まで慣れ親しんできた名前が科という分類で変わったりすると違和感を感じる方も居られるのかも知れませんねぇ。  自然科学の研究にDNA 鑑定が持ち込まれ、色々新しいことが判っていくことは興味深く思います。  私にとっては関係ない話と切り捨てたくないおもしろい話だと、一般人として思います。

himikoakb
質問者

補足

その後、暇な時に被子植物系統研究グループ等で検索してみると ttps://www.aboc.co.jp/business/publishing/books/list/20100826_sanyasou.html の、記事がとても参考になりました。 ありがとうございました。

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.2

下記のurlのMembersを見て必要なら問い合わせなさい。 https://en.wikipedia.org/wiki/Angiosperm_Phylogeny_Group

himikoakb
質問者

お礼

どこへ? 判らないのでスレを立てたのですが?

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

DNAに基づいて被子植物を分類する系統発生論で、今後の植物分類の主流になると思われます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/APG%E4%BD%93%E7%B3%BB

himikoakb
質問者

補足

それはネットで調べて知っています。 私の知りたいのはAPGというグループ本体というか、どこのだれが決めているのかという事です。

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