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なぜヒッグス粒子には人名がついているのでしょうか
基本的な素粒子の中で、他の素粒子には人名がついていなくて、なぜヒッグス粒子には人名がついているのでしょうか。 なぜピーター・ヒッグス氏だけが例外的に基本的な素粒子に名前がついたのでしょうか。 なお、「フェルミ粒子」とか「ボース粒子」とかは、「基本的な素粒子の名前」とは考えていませんから。
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回答になっておりませんが、粒子の命名はどのような経過を辿るか、調べた方が早いですね。 小惑星が発見されれば国際天文学会が命名するのですね。 素粒子の命名は誰がするのでしょう。 湯川さんが、中間子を発見されたときには、いろいろな呼び名がありました。ウィキペディアによれば、メソトロン、メゾトロンまたは湯川粒子などと呼ばれていました。現在は、中間子であり、数種類あることも分かり、ミュー、パイ その他の名が付いています。 誰が最終的に命名したのでしょう。 同様に、ヒッグス粒子は誰が命名したのでしょう。 誰が命名したか分かれば、何故この名が選ばれたか調べられますね。
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- kagakusuki
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ヒッグス粒子は電子やアップクオークなどの様な特定の単一の粒子ではなく、ヒッグス粒子としなければならない粒子は少なくとも5種類の粒子が存在するとする、2ヒッグス二重項模型と呼ばれる標準模型の拡張版である説もあります。 他にも三重項模型等複数種類のヒッグス場(ヒッグス粒子)を必要とする説は幾つもある様です。 つまり、「ヒッグス粒子」とは特定の基本的な素粒子の名称ではなく、「フェルミ粒子」とか「ボース粒子」とかと同様に、ある性質を備えた「粒子のグループ名」の可能性が少なくないのですから、人名が元になった名称がつけられていても何も不思議な事ではないと思います。 【参考URL】 “神の粒子”は5種類あるとの新証拠 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2801/?ST=m_news ヒッグス粒子探し、新発見から1年 決定的な証拠は? 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/2954024 New physicsの模型の多くは特徴ある拡張ヒッグス模型を導く http://www.sci.u-toyama.ac.jp/topics_old/topicsJuly2007_4.pdf
お礼
No.1の方のお礼にも書きましたが、私が知りたいのは、17種類の素粒子の中でなぜヒッグス粒子だけが人名起源なのかということです。
- doc_weekennd
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>、「フェルミ粒子」とか「ボース粒子」とかは、「基本的な素粒子の名前」とは考えていませんから。 それは不公平だな。フェルミとボーズは粒子の性質を「予見した」から着いている、知っているだろうけど、前者の「総スピンの和」が半自然数、後者は自然数。そして既に量子論は両者の性質の差はパウリが予言していた。 フェルミ先生以外フェルミ粒子の存在も性質も「永遠に分からない」し「見つからない方に賭ける」状態、予想質量が検出限界を超えていたから。 だからフェルミ先生の「執念」に敬意を表して付けた。 たしかクォークからは「場所が無い」と言われていたはず。
お礼
私が訊きたいのは、標準模型に含まれる17個の素粒子の中で、 なぜ「ヒッグス粒子」だけがピーター・ヒッグスという人名が付いているかということですよ。
お礼
なるほど、誰が命名したのかを調べることを考えましょう。ありがとうございました。