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医療費の払えない患者の病院対応
現在のシステムでは、医療費の払えない大病の高齢者は、治療を受けることができないのでしょうか? 私が予想しているのは、本来手術が必要な患者でも、例えば処方箋など、本人が払える分の治療しか受けられないということです。 また、自分は30代ですが、今後その辺りの事情がどう変わっていくのか、予測できる方がいらっしゃいましたら教えてください。 今後若い世代が増える見込みは全くありませんし、年金も支給される見込みのない老人だらけの自分の老後で、医療費が国から支給される希望など全くありません。よくわかりませんが、移民を受け入れない限り、自分の老後は、2/3か3/4は高齢者の気がします。
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役所で生活保護などの手続きをちゃんとしてある人なら、住んでいる市区町村が負担をしてくれたりするので高度な治療は受けられなくても必要とされる治療を受けることはできます。「どこまでが必要な範囲とするか」は、そりゃあ多少は市区町村によって違うとは思います。大手企業や公営ギャンブル場などがあって比較的裕福な自治体と破綻しそうな自治体では当然違うと思います。 役所できちんと手続きをしていない人だと、今は病院も損するわけにはいかないのであとは病院側の良心次第になるかなと思います。露骨に出てけというところもあれば、できる限りのところはやってくれるところもあるでしょう。 大阪の病院で、病院ではあるけれどひどく扱いが悪くて医者もロクに診察してくれないと話題になった病院がありました。でも実はその病院はホームレスも受け入れてくれるような病院で、だから最低限以下にしか見えないようなひどい待遇でも、病気になったホームレスのおっちゃんを路頭に放り出すようなことはしないという実は親切な病院だったというのがあります。私はその話を聞いたとき、いかにも大阪らしい話だなと思いました。現実主義者の多い東京ではとてもとてもそんな病院は持たないでしょう。 長期的なスパンでいうと、今の40代の第二次ベビーブーマー世代が高齢者になった辺りで実質的な破綻に近い状況になるのではないかなと思います。家族が居たり、健康で体力があって自分のことは自分でやれる老人なら多少は面倒見てやるが、身寄りもいなけりゃ自分で自分の世話もできない爺さん婆さんは面倒見きれないからさっさと死んでくれとなるでしょうね。だから第二次ベビーブーマーで独身の私は今から体を鍛えています。なぜかというと、身寄りのない私のオムツなんか誰も面倒だから取り替えようとしてくれないでしょう。だから自分でトイレは済ませられるように今からちゃんと足腰を鍛えておいているのです。「人生最後のウンコも自分でトイレで済ませる」を目標としています。
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- caf-caf
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医療費は、収入ごとに支払いの上限額が定められています。 所得区分で低収入の方は、自己負担額35400円まで、1年間に3回以上あった場合は4回目から24600円です。 また、70歳以上75歳未満の低所得の方と75歳以上の方はさらに安く、入院手術をしても1世帯合計15000円までしか支払わなくても良いのです。 これが高額療養費制度です。 ですから、入院手術で1か月に数百万円かかったとしても、低所得者の支払いは35400円または15000円です。 それでも高い・全く支払えないほどの生活苦であれば生活保護が受けられるレベルですし(医療費の自己負担はありません)、その他の方でも療養費貸付制度というものがあり、この制度でお金を借りて支払うことができます。 ということで、質問者様がお考えの「>私が予想しているのは、本来手術が必要な患者でも、例えば処方箋など、本人が払える分の治療しか受けられないということです。」は、予想が違いますので、高額療養費制度ほか様々な補助や助成の制度をご理解されると良いと思います。