殺菌が不充分な場合があるので.自家製味噌は.雑菌が少なくなる2月ごろに仕込んで.通常夏を越した時点で一応「食べられるようになります」が.味を追求するのであれば.張るまで待ったほうが良いでしょう。
>麹は原型のまま、
通常.味噌ができた時点で.すりこ木ですって.再度夏まで発酵させます。これは.「粉味」が消えないためです。雑菌の混入を防ぐために.通常5度異化の気温が低い時に行います。
ただし.零度程度の温度で味噌を乾燥し(藁筒の中で発酵させて.軒下に放置して).塩分濃度をあげる「たまり味噌」の場合もあります。
>塩味もとても強く、
麹と塩の割合はどのくらいでしょうか。たまり味噌の場合には.麹15%・塩15%.その他味噌の場合には.麹+塩の合計が15%程度の濃度になるように作ります。また.高温(10度程度以上)での製造の場合腐敗の可能性があるので塩分濃度を13.5%よりも下げません。
更に.腐敗防止の為に.味噌表面は.白くなるまで塩を刷り込みます。表面付近は.全体をきれいに混ざらないと塩辛くて食べられない状態になります。
この塩分濃度と麹濃度の関係は.味噌を作る次期の気温と製造環境の衛生条件に依存します。ですから.地理的条件に強く依存します。
なお.使う分量が少ないので.「栄養価」はまず考えません。アミノ酸濃度を主体に考えます。
お礼
確認しましたところ、やはり今年の2月に仕込んだばかりのものであることが分かりました。もう7月ですけど、5月から3ヶ月しか経っていない味噌には程遠いものを使っていたんです。 麹はすりつぶさないといけないのですか。 たまり味噌ではないです。 塩は、姑の勘で目分量ですが、東北ですので、かなりきつめだと思います。 今回のことは、やはりまだ使うには早すぎると言うことに原因がありました。 せっかくおいしい味噌になるのに、もったいないのでまだ使わないように言ってみます。 栄養面でも問題ないようですもんね。 私も、今回のことで味噌に詳しくなりました。 ありがとうございました。