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戦時中、有力者の息子さん達はどうして・・

戦時中、それぞれの地元の有力者(名の知れた会社経営者・議員・お金持ち)などの息子さんたち(ご子息)は、 なぜか徴兵検査に「不合格」になったり、 検査に合格しても、最後まで徴兵されなかった例が多いですが、 どうしてですか?

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  • yama1998
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回答No.3

明治時代に徴兵令が施行されたときはそういう事例があったとききますね。有力者なら政治家などのコネを利用したり、最終的に召集令状を発行するのは役所ですから、役所の偉い人に話を持ちかけて召集しないようにさせたり、徴兵検査でも担当の医者を買収したりなどはあったようです。 ただ、これらはすぐに問題となり、とくに日露戦争では多くの戦死者を出したことで、何故あの家は召集すらされないんだなどと、不満がもちあがるなどして、次第に召集については厳しくなったようです。 とくに太平洋戦争末期では兵員不足が深刻化したことで、名家だろうと政治家だろうと息子たちは次々召集されましたよ。ただ、そういう有力者たちは戦況悪化で近い将来召集されることが確実だろうと判断し、召集でなく、志願させて士官学校などに行かせるケースも多かったようです。いきなり赤紙がきて下級兵としてすぐ前線に送られるよりは、士官学校に行けば修学中は当面内地にとどまることもでき、卒業しても兵員の教育係や後方支援など、危険な前線に送られないケースもあったり、戦地に行っても将校として赴任出来たりするわけですから。下級兵は奴隷同然の扱いで、前線に最初に突っ込ませられたりしましたからね。

nipponABC
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  • eroero4649
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回答No.6

どうしてか、と聞かれれば誰の親でも我が子には最前線に行って欲しくないものだと思いますが、有力者は自分の子供を最前線に行かせないためのコネを持っているから、ということになりますね。 ただそれは別に日本に限った話ではなくて、アメリカだってエルヴィス・プレスリーが徴兵で軍役についたときも彼がベトナムに派遣されるということは100%あり得ませんでしたし、一方でカシアス・クレイ(モハメド・アリ)は黒人で政治的発言もして白人に快く思われていなかったので見せしめ的にベトナムに送られる可能性は高いといわれました。だから彼は軍役を拒否してベルトを剥奪されたのです。 また現在も徴兵制をしいている韓国でも、芸能人やスポーツ選手などは専門の部隊に配属されて一般兵とは分けられるそうです。最近、結構人気のアイドルだか俳優だかが自ら海兵隊を希望して話題になったそうで、さすがにそういうところに自ら希望すれば一般兵と一緒になることになります。 ま、そういうことは世界中の軍隊である話ですよ。

nipponABC
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  • oska
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回答No.5

>戦時中、それぞれの地元の有力者(中略)などの息子さんたち(略)は、最後まで徴兵されなかった例が多いですが 他にも回答がありますが、日清・日露戦争時代の話ですね。 先の大戦では、自ら進んで戦場に向かっています。 政治家・地主など有力者の子息が戦場に行かないと、戦意高揚が出来ませんからね。 ですから、徳川将軍家とか各藩主の子孫だけでなく「天皇・皇太子を除く皇族」も自ら戦場に向かっています。 皇族なんか、自ら戦地に向かうのが義務でした。 皇族が戦地に向かうのですから、地主・政治家など実力者が戦地に向かう事を拒否すると「非国民扱い」です。 ただ、皇族の場合は最前線には当然向かいませんがね。 15代将軍慶喜の孫は、太平洋戦争で中国最前線で負傷しています。 当時の「公爵家」でも、野戦病院で治療を受けています。 上官から「往復びんた」を受けたとの記録も、ありますね。 ただ、「徳川」という名前で軍医から「公爵家・徳川将軍の孫」というのが分かり「野戦病院に、将校などが見舞い」に来て「病院内での待遇が変わった」との事です。 >検査に合格しても、最後まで徴兵されなかった例が多いですが、どうしてですか? これも、間違い。 原則では、検査に合格すれば戦場行きです。 ただ、召集までに「時間稼ぎ」を行った例は多いです。 1945年8月15日午前に、最後の特別攻撃隊が出撃しましたよね。 4時間ほど時間稼ぎをすれば、終戦でした。 親としては、最後の「悪あがき」または「後始末」をしていたのでしよう。 召集前に終戦になった場合は、質問者さまが言う様に「召集逃れ」と見做されます。 余談ですが・・・。 大韓反日民国では、徴兵制度がありますよね。 2年間の軍隊では、徹底的に反日思想と敵国日本の攻撃術を習います。 当方神起なんか、反日団体で有名な活動家です。 BoAも、男性なら軍隊で優秀な反日成果をあげたでしようね。 ※BoAは、反日活動団体の名誉会員。 芸能・スポーツなどで優秀な成績を残した者は、徴兵免除なんですよ。 大韓反日民国では、金持ち・政治家は「いろんな手段で、徴兵逃れ」を行っているにが現状です。

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nipponABC
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  • ithi
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回答No.4

nipponABC さん、こんばんは。 そりゃそうでしょう。こういう有力者というのは銃後の守り、特に内地における戦争協力者ですよ。会社では軍需物資を作ったり、議員は戦争協力の条例や法律を作ったり、お金持ちは戦争に対する寄付をしたり、呼びかけたりしているはずですから、その分、お目こぼしのような物があるんでしょう。ただ、そんな中でも子息が優秀だったら、理系の高等専門学校以上の学校に進学することもあったでしょうが、とてもそんな優秀な人ばかりではないでしょうからね。

nipponABC
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  • osusi1500
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回答No.2

少しお金持ちで安心して勉強できる環境であった人が「理系の学校にすすむと戦場に行かなくていい」ということで理系の大学に進み、戦場に行かずに済んだようです。

nipponABC
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  • 4237438
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回答No.1

そういうことも一部ではありましたが、少数です。日本ではそういうことが他国に比べて少なかったと思います。日本は不平等を許さない雰囲気がある国です。たとえばおとなりの韓国は一人当たりGDPが日本にほぼ追い付いて来ていますが、貧富の差が激しいです。 日本は貧乏人がちゃんと生活保護を受けて食うに困りません。一億総中流の国です。平等化がもっとも進んでいる国だと思います。 アメリカなども黒人などは結構貧しいし、ヨーロッパの先進国にも途上国から来た人がみじめな暮らしをしています。 また有力者の息子は結構重要な職についていて召集されにくい職業だった可能性もあります。重要な職に就くのには有力者の力が働いたという可能性があります。たぶん貴方はこういう面も含めて言っておられるのでしょう。

nipponABC
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