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檀一雄の作品から
》 歌い手よりも、いくらか甘く訛みていて、特に私に聴かせるためかどうか、 》 初めのあたり、ゆっくりと言葉の句節を、区切り区切り歌っている。 は、檀一雄の作品からの一節ですが、「訛みていて」の漢字「訛」にはルビとして「だ」が振ってあります。 「訛みる」という言葉があるかどうか不明ですが、上の「訛みていて」とはどういう意味でしょうか?
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>「訛みる」という言葉があるかどうか不明ですが、上の「訛みていて」とはどういう意味でしょうか? ⇒「訛みる」でなく、「訛む」で、〔たむ〕と読みます。古語ですが、後には〔だむ〕と読んだり、「訛ぶ」と書いて〔たぶ〕または〔だぶ〕と言うようにもなったようです。 意味については、この漢字「訛」が一字で〔なまり〕とも読むように、「言葉がなまる、発音が濁る」といったニュアンスです。 以上、ご回答まで。
お礼
古語で「訛(だ)む」でしたか、勉強になりました。 そう言えば、「だみごえ」で「訛声」が出現しますね。 ありがとうございました。