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星の観測で現在日時を特定することは可能ですか?
タイムスリップ物の小説を読んでいたところ、作中で過去に飛ばされた主人公が星を観測することで現在日時を知ることができる描写がありました。 これって実際星を観測することで日時を特定することは可能だったりするのでしょうか? もし可能な場合どんな感じで観測するとわかるのでしょうか? それともやっぱりフィクションならではのご都合便利設定?
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- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
有る程度というか可能だと思います。 まず、星々の動きについての知識として、歳差運動による北極星の位置があります。 それと、惑星の配置によっても可能でしょう。日々変化していますので。 ただし、コンピューターなどの力が必要となります。 また、星自体も動いている事も。ただしよっぽどの時間変化が必要にはなります。星座の変化として、いくつかの星座が未来にはこのような形になるとか出てきますので。 神話などの時代測定でも記録された物から特定するということも行われています。例えばクリスマスの時期あたりに、ベツレヘムの星は一体何だったのかというテーマで惑星の会合という事が考えられています。昔の星空を再現したりもします。 星の動きや惑星の動きなどは天文シミュレーターなどのソフトでも未来や過去の星空を見ることが出来ますよ。
No.4です。 日の出まで待てば時刻や季節が分かりますが、これは反則ですよ。 その場所に飛ばされた時点で、夜空しか見えない中で、すぐに日時を割り出さないといけないんですよね?
お礼
作中では宇宙船ごと過去に飛ばされてすぐに判明した感じでしたがこの質問ではとくにそのへんこだわりはなく、特定方法があるのならどんな方法があるのかなと思い質問した次第です
- staratras
- ベストアンサー率41% (1499/3651)
No.6です。少し補足します。任意の日時・場所の星空を再現できるプラネタリウムソフトをインストールしたパソコンなどがあれば、5大惑星や月の位置・月齢などを観察して比較することにより、肉眼だけでも相当な精度で年月日を知ることができるでしょう。また観測期間内に日食・月食が起これば年月日を確定することもできる可能性があります。 ただしそれでは面白くないので、No.6では無人島に漂着したロビンソン・クルーソーのような想定で考えてみました。
お礼
手ぶらで飛ばされちゃったら無理っぽいですね 逆に観測に必要な機器があれば年月日を確定できるってことですね ちなみに例えでは過去でしたがこれは未来に飛ばされた場合も観測で年月日特定は可能ということいいのですかね? (さすがに何万、何十億年というスケールでは難しいとは思いますが)
- staratras
- ベストアンサー率41% (1499/3651)
ご質問の小説の詳しい内容がわからないので、小説の設定で可能かどうか明確に判断しかねますが、例えば回答者が過去百年くらいまでの間の日本のどこか(町中では他人に聞けばすぐわかるでしょうから、人里離れた山の中か無人島だとします)にタイムスリップしたとすれば、大まかな年月はわかる可能性があります。星座を見慣れていれば大まかな月(例えば日没が遅く、ようやく星が見え始めた東の空に夏の大三角が昇っていれば7月など)は容易にわかります。問題は年です。 まず、天体望遠鏡やカメラ、星図が使える場合であれば、天の北極に向けて、北極点の位置を確認します。天の北極(日周運動の中心)は歳差運動によって年々変化していて、その移動は1年間で角度の50秒とわずかですが、望遠鏡(あるいは拡大した天体写真)で見れば明らかです。極軸合わせのための精密なレチクル(視野内の目盛り)が付いた望遠鏡であれば正確に19××年とまでわかる可能性があり、レチクルがなくても19○○年代の初めごろ程度はわかるでしょう。 天体望遠鏡やカメラ、星図などが使えず肉眼で見るしかないとすれば、百年程度では歳差は肉眼ではよくわかりませんので、別の方法を使います。いくつか考えられますが、回答者は木星と土星の位置を利用する方法が現実的ではないかと考えます。木星は約12年で、土星は約30年で天球上を一周していますので、大まかに言えばその最小公倍数である約60年を周期として木星と土星の位置から観測した年がわかります。惑星の中で木星は金星に次いで明るく、土星も落ち着いた黄色い光を放つ1等星なので見分けるのは簡単です。 その起点は、小学生だった回答者が星に興味を持ち始めた50年前(1965年)に木星はおうし座に、土星はみずがめ座にいたことです。大まかに言えば黄道12星座を、木星は12年で1周するので1年に一つずつ、土星は30年で1周するので2年半で一つずつ星座を移動するようなカレンダー(あるいは木星を短針、土星を長針とする時計のようなもの)を想定することができます。 例えば、木星と土星が接近しておうし座にいたとします。m,nを整数として木星は12年周期なので1965±12n、みずがめ→うお→おひつじ→おうしなので30年周期の土星は天球上で1/4周だけはなれているので、大雑把に1965+30/4±30m=1972.5±30mが成り立ちます。観測した年はこの両者をともにほぼ満たすはずなので、1941年~42年ころ、2001年~02年ころのいずれかではないかと推測されます。木星と土星の見かけ上の接近は約20年に1回起きますが、おうし座付近での接近は約60年に1回おきます。 なお、たまたま明るい彗星などが出現した年であれば、もっと細かくわかります。明るい尾の彗星が明け方の東の低空にあり近くにみずがめ座のα星があれば、この彗星はベネット彗星で1970年の3月26日ごろですし、夕方の西空のカシオペア座近くに明るく太い尾の彗星があれば、これはヘール・ボップ彗星で1997年の3月末です。
お礼
大変詳しい例えありがとうございます そもそも西暦ってのはキリストの生まれた年を基準に決められてるので西暦元年の情報がないと難しいですよね イメージとして基準となるタイムスリップする前の星間位置なる情報とタイムスリップした後に観測した星間図を比較して求めるって感じでしょうか?
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
慣れた人ならざっと眺めただけで季節くらいは判断できるでしょう。 その地点での時刻なら、太陽の南中時刻が昼の12時。時計があるなら一日目に影の長さ記録して、二日目に同じ影になったとき12時に合わせればおよその時刻はわかるようになる。世界標準時刻は無理。 時刻がわかれば、特定の星が何時にどこにあるかのデータがあるか記憶しているなら一年のうちの日付単位で特定可能。
お礼
観測には正確な時計が大事ってことですか それだけじゃなく時刻合わせも必要なのですね でも同じタイムゾーンの地域のどこでも12時は太陽が南頂上にあるってことでいいんですかね? なんとなく観測地点によってズレてるような気するけどどうなんでしょう? 書いててわけわからんくなってきた
条件付きで可能です。 現在の自分がいる緯度経度(経度が重要)と、おおよその日付が分かっている必要があります。 今自分が地球のどこにいるか分からないという場合は、困難を伴います。
お礼
ありがとうございます 年月日が知りたいのに日付がわからないとダメなのですね 太陽の日の出と日の入りを毎日観測して昼夜同じ時間の日が春分の日もしくは秋分の日ってことである程度日時わかるのかな? でも春分・秋分の日って年ごとに1~2日ぐらい違うみたいですね
- 15261526
- ベストアンサー率23% (71/306)
>これって実際星を観測することで日時を特定することは可能だったりするのでしょうか? 可能です >もし可能な場合どんな感じで観測するとわかるのでしょうか? 小説に書いてないのは、それだけ小説を書く側の知識が乏しい話です 面倒くさい方法で色々あるので、自前が調べましょう。 原理そのものは、義務教育課程で習う話です
お礼
義務教育で習うのですね まったく覚えていません ちゃんと勉強しとけばよかった 回答ありがとうござました
飛ばされた時代が現在とどれくらい離れているかによります。人類史上であれば、観測地点の経度がわかれば何日何時まではわかります(年まではわかりません)。もっと昔、例えば恐竜の時代まで行ってしまうと星の位置が変わってしまうので不可能です。
お礼
ありがとうございます。 日時まではある程度わかるけど年までは難しいのですね。
- itaitatk
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今が何月何日くらいかは空に見える天体の位置で大体はわかります。 ただし、何年というのはわかりません。
お礼
ありがとうございます ぐぐってみたところ星座は微妙に形を変えてるようですね 10年、100年単位では変化が微小でその変化を正確に観測する必要があるってことですね