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中2 理科 ボルタ電池について
ボルタ電池についてです。 どうして、亜鉛板は、イオンになりたがるのに、水素イオンはイオンから普通の原子に戻るのですか?
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水素と酸素はいつでもくっ付いて水 ( H2O ) になりたがる性質を持っている。この両者の間に障壁 ( 高分子膜 ) を差し入れてやれば水素はイオンと電子とに分かれます。この電子を障壁「高分子膜」から取り出すとそれが「電気」になります。エコカーなどに応用されています。 水素だけに限らずすべての原子は核を中心にすぐ外 ( アウトコース ) に電子が回っています。この電子の数は数個で、紫外線とか温度、圧力などの刺激によって原子核のひと回り外のコースへはじき飛ばされます。でもすぐに元へ戻ります。 なぜ?と言われてもそれは核と電子の切っても切れない「密約」なので説明できません。 最後には水素の電子とイオンが酸素と結合して水になるのです。車の外には水が排出されて、道が濡れます。端的に言うと、「電池の電気」はこの両者の反応の副産物です。この副産物を現代では珍重しており、「エコエネルギー」「エコエナジー」と呼んでいます。 お悩みの解決にはならなかったと思いますが、ご自分でもう少し研究してみて下さい。 よかったらNHKラジオの「こども電話相談室」などに相談してみてはいかがでしょうか。まだ夏休み期間だとやっていると思います。