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ボルタの電池の電解質について

ボルタの電池において、銅板側と亜鉛板側で電解質を完全に仕切ったら電気は流れるのでしょうか。

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  • DexMachina
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回答No.2

ボルタ電池(に限りませんが)では、導線で電子が移動する(電流が流れる)のと 並行して、溶液内ではイオンの移動が起こります。 この「イオンの移動」によって溶液内に電流が流れることで、電子の循環が可能 になるわけです。 (この移動がないと、それぞれの電極の周りには、対となるイオンがないまま、  一方のイオンだけが偏在することになってしまいます) ところが、イオンの移動を完全に遮蔽するような隔壁を溶液内に設置してしまうと、 イオンの移動が起こらなくなります。 従って、イオンの移動を遮蔽するような隔壁であれば、電流は流れなくなります。 なお、「素焼きの板」や「ゼラチン・寒天などのゲルの板」のように、イオンの通過が 可能な隔壁であれば、電流は流れます。 (ダニエル電池の隔壁(又は塩橋)がこれに当たります)

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その他の回答 (1)

  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.1

簡単なことです。 完全に仕切ったのなら、別々のビーカーに希硫酸を入れて、それぞれ銅板、亜鉛板を入れたものに過ぎません。ということは電池として働きません。 亜鉛板上で発生する電子は、そのまま亜鉛板上で水素イオンに渡され、その場で単体の水素が発生します。

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