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サランラップがくっ付く力について
- サランラップがくっ付く力についての質問についてまとめました。
- 静電気によるファンの内訳や双極子相互作用について説明しています。
- また、マクロ的な意味合いや静電気力のミクロとマクロの使用についても補足しています。
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No.10 へのコメント拝見しました。分極による、マダラ、市松模様に関して少し補足したいと思います。 1)市松模様は、近距離にのみ静電引力を及ぼす機構の説明に導入したマクロな電荷分布モデルです。マダラには不規則性のニュアンスを組み入れました。ミクロにおいて、それらは分極の抽象表現にならざるを得ません。同様に、 http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/b2/61/6143yuudenn.html においても、図中、赤丸青丸は原子核や電子そのものを表しているのではなく、抽象的な分子表現である事に注意して下さい。正、負、中性という電気属性のみに注目するのであれば、分子の輪郭を示さず、白一面ないし紫一面から、分極と共に三日月形の赤青が浮かび上がるような表現も可能でしょう。 2)上記サイトは、あくまでも外部電場による等間隔分子の分極の描像です。ラップフィルムにおいては自発的な分極が考察対象で、しかも紐状の分子が和紙の繊維のように不規則に絡んでいます。 http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200711060264.html http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/OCDB/SyntheticResin/polyvinylidene%20chloride.htm 時間平均的には黄色の塩素に電子がやや偏る永久分極がある。分散力に注目すれば、瞬時的な分極があらゆる所にあり、強度の違いもある。表面で捉える際は深度に関する強度目減り表現も必要となる。分極がどんなに複雑な状況か想像してください。つまり「濃淡が入り組んだ迷彩模様とか動物の皮膚の模様とか曲線が入り組んだ物」というあなたのイメージは、私の意味するマダラです。なおマダラ模様の作図具体性を問われるならば、表面(仮想平面)における等電位線とすれば良いでしょう。 http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/b2/61/6133toudenni.html
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- veryyoung
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No.9 にいただいたコメントに関してです。 ご質問1に関して: >あなた様以外の回答は、ファンデルワールス力と静電気(力)を繋げた回答は無かったですが、・・ 質問履歴を拝見しました。ファンデルワールス力と静電気力の関係に触れたご回答は、当初に存在するようです。とても有益な内容に見えます。 http://okwave.jp/qa/q8678432.html 、ANo.2 >ポリ塩化ビニリデンや塩ビがくっつくのは、正や負に分極しやすい原子が交互に並んでいることによる分子間力によるものです。ファンデルワールス力も分子間力の一つです。分子間力には強力な水素結合から弱いロンドン分散力まで色々あります。 >静電気--電磁気力--はとても強いものです >共有結合、イオン結合、分子間力もすべて電磁気力による結合です。 http://okwave.jp/qa8690801.html 、ANo.1 >分子間力もすべて突き詰めればクーロン力による結合です。 >分子間力でくっつくためには条件があります。それは、クーロン力がうまく働くように+と-に帯電する部分が交互に並んでいなければなりません。 ご質問2に関して: 当該記事のファンデルワールス力は、狭義広義いずれに解釈しても不自然は残りそうです。最終記事が仕上がるまでの推敲過程は不明ですし、文章全体の体裁からみても深入りは無益かと思います。 ご質問3に関して: 何が不安で確認されているのか掴めません。プラスを白、マイナスを黒、中性をグレーとしましょう。分極が無ければグレー一色、分極発生時は、近くで見れば白黒マダラ、遠くから見ればグレーです。 ご質問4に関して: ANo.6のコメント欄で「物質の表面上に電子を引き付けやすい、引き付けにくい場所があると」と書かれています。凸凹と言う表現もありました。それらの表現は「分子内での電荷分布の偏り」のスケールには感じられませんでした。おなじみの下記サイトでも適正な書き方は得られる筈です。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q49.html http://sidaiigakubu.com/examination-measure/chemistry/07/
補足
お忙しい中、お返事ありがとうございます。 <ご質問1に関して:のお返事に関して。> 書いて頂いた時はこの意味は分かりませんでしたが、今なら少しは分かると思います。しかし、初めて読んだ時点で、私には静電気とはバチバチとしたもの、という知識しかありませんでした。2つの内容に静電気という言葉が使われていますが読んでも、これがどうあのバチバチの静電気と結びつき、どう発生するかかが分かりませんでした。まさか無関係、無意味に静電気という言葉をコラムに書いたとも思われなかったのです。ですからあなた様からの最初の説明以降、徐々にこの因果関係が分かってきた次第です。 <ご質問2に関して:のお返事に関して。> >最終記事が仕上がるまでの推敲過程は不明ですし、文章全体の体裁からみても深入りは無益かと思います。 推敲課程の不明までは思いつきませんでした。"文章全体の体裁からみても"、確かにその通りだと思います、ですからお尋ねしていた次第ですが分かりました。この連載記事もそうですが、研究機関やメーカーが子供、素人向けに身近な物や自然現象を分かりやすく書いたサイトがありますが、私から見ればどれもそれなりに上手くまとめて読後にほとんど疑問を思わせない様にまとめられているのが多いですが、それにしては最初に読んだ後、朝日の記事は妙にまとまり感というか曖昧さを感じましたから。 <ご質問3、4に関して:のお返事に関して。> まず私はあなた様が書かれたマダラという言葉(縞、ムラ、不規則なども使われていましたが)を初めて読んだ時に、色の濃淡が入り組んだ、迷彩模様とか動物の皮膚の模様とか曲線が入り組んだ物を想像しました。一方で市松模様という言葉を使われていましたが、これは縦横の整った模様と想像し、更に分子も絵などを検索すると、例えば円形の両側に半円がくっ付いた様な整った形で描かれています。 この様な私の想像があり、迷彩の様な入り組んだ模様、一方で市松模様の様な整った形、この2つはどう結びつくのか考えていました。ここで私は、マダラ模様は電子の多寡が生じている事なのだろうか、と頭をよぎっていました。ですから例えば、物質の表面には分子の多く存在する場所、少なく存在する場所があると考え、ヤフーのコメント"電子を引き付けやすい場所、引き付けにくい場所があると、電子の分布がまばらになり、局所的にプラスの場所やマイナスの場所が出来ます。"がそのまま自身に腑に落ちてしまったわけです。これに更にマダラをまばらと勘違いして、まばらの意味も加わり、"電子を引き付けやすい場所、引き付けにくい場所"も腑に落ちてしまいました。 しかし、分かりやすい高校物理の部屋 6.1.4.3 誘電分極、というサイトの誘電分極の分子の動く画像見つけて、考えながら、自身のマダラの解釈に間違いがあると前回質問投稿後に思いました。前回質問投稿後、動く分子の画像を見ながら、もしかしたら自身のマダラの解釈はあなた様が書かれたマダラとは全く異なり、あの画像の様に分子が整然と並んだ様なもの、つまりあなた様のいうマダラ模様、違うのは分子の形が丸か四角かの違いだけでなのかと思いました。そこに今回書いていただいた様にプラスを白、マイナスを黒も加えて、マダラ模様が私の想像してたのではなかったとなった次第です。 そう考えると、市松模様に2つを分子1つに割り当てる事も何ら違和感なく(以前ご指摘がある前は、一つの模様の両側に正負が存在するのではと思っていましたから)、"物質の表面上に電子を引き付けやすい、引き付けにくい場所があると""凸凹と言う表現"、これも全ておかしい事が分かってきます。 一連の説明過程で、モデルとして市松模様の様な整った模様を前提に、またあのサイトの動く画像の様なものをイメージして説明されていたのですから、あの表現を読んで、"分子内での電荷分布の偏りのスケール"、というスマートな表現にたどりついたかどうかは別にして、少なくとも疑問なり違和感なり感じて、この表現おかしくないですかとお尋ねするのが話の流れとして正しい様に思われました。 ですから、たびたびお手数おかけしましたが、全てはマダラを誤解したのが原因です、失礼しました。 <余談> あなた様が書かれた事はあのサイトの動く画像にすべて凝縮されていて、異なる点は、市松模様か分子の丸かだけの様に感じましたが、もしかして製作者なのでしょうか、とすら思いました。 ここまでお付き合いいただき、またその度にご指摘などをいただき本当にありがとうございました、何より長きに渡りお付き合いいただいた事にまず感謝いたします。 まさか、この様な難しい奥深い内容とは思わず、いつもの様に気軽にコラム(アドレスにunionと書かれたサイトの記事です)や科学の新聞記事を読んでいたのが疑問の始りでした。上でも書きました様に、子供や素人向けに書いた研究機関やメーカーの科学コラムや講談社のブルーバックスやもう終わりましたがNHKの爆笑問題ニッポンの教養(どれも少し入ると深いのですが)の様な感じで入り口は気楽に読んで考えていました。 今回は目に見えない物、更に自身に前知識が無い事によりイメージが出来無かった事、検索しても殆ど記事が無かった事、言葉の誤解(マダラなど)、それ故にのご指摘のあった様に、自身の言葉に置き換えられなかった事がお手数をかけてしまった要因です。初心者レベルで答えを求めようとする者は、すぐに分かりやすい知識や答えを求めて、少しづつパズルを埋め色を塗り完成を急ごうとする傾向がありますので。その上でたどり着ければそれはそれでいいのかもしれませんが、そこはご容赦下さい。 その様な私の現状にも関わらず、毎度書き込み本当に感謝しております。自身の書いた内容が変な理解して変なコメントになっていないか、その結果どの様なお返事が来るのか、毎度ドキドキしながら待っていました、いや本当です(笑)。 何より長きに渡り、途中でこちらが体調崩して書けなかったり、コメントが削除されたり(4月以降ヤフーも質問にサイトは3つまでと書いてありますが、全く書けない時もあります、ここも4000文字までいいと書いてありますが実際には2000文字で削除と通知が来ました)してもお返事いただけた事に感謝しております。 知識のある方から見られたら不十分でしょうが、自身の疑問はこれで一応解消されましたし、投稿期限の1ヶ月も迫っておりますので、これで一応終了とさせて、ベストアンサーとさせていただこうと思いますが、後何かありますでしょうか。
- veryyoung
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No.8 にいただいたコメントに関してです。 ご質問1,2に関して: ファンデルワールス力の定義が曖昧であっても、分子間力であり、静電気力である事に変わりはありません。それらが何であるかは、高校生向け化学や物理のサイトにも書かれています。キーワードを得た時点で、当該サイトを系統的に学ばれる方が、むしろ効率的だったのではありませんか。 部分的拾い読みとQ&Aに時間を費やすより有意義であったかと思われます。 >ファンデルワールス力に集約するのはいいのですが、もっといくつもの要因があると思っていただけに少々残念に思います ファンデルワールス力にではなく、静電気力に集約すべきではありませんか。より根源的な力に還元すべく努力するのが、科学手法による理解かと思います。 ご質問3に関して: >全体としては電荷の偏りがないが、分子がランダムな方向(ランダムで一様でない)に向いている、という事でしょうか。 http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/b2/61/6143yuudenn.html において、全体に(広域的に)電荷の偏りが生じていても、全体として中性を保っている事はお分かりでしょうか。しかしミクロには正負、電気的マダラが生じています。分極により双極子が出現しています。 ご質問4に関して: ネット上の二つのラップ記事の比較、また私とyahooの方の記述の比較、これら二箇所で、矛盾点は無い旨の表現を使用しました。矛盾とは、一方で肯定されているものが、他方で否定されている状況を指しています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%9B%E7%9B%BE 私は、重複する主張項目間に相容れない部分は無さそうだ、とした一方、非重複部分には言及していないのです。内容の過不足部分など全文詳細に論評を加える任を免れたいからこそ、「両者間には矛盾点は無い」という表現を用いました。評価や推敲は、私の役目ではなく、ご自身の理解に基づいて行うべきかと思います。私がNo.7で、意味を尋ねたのは、あくまでもあなたの文中表記です。なお、他人の文章を第三者に評価させる質問様式は、当サイト利用規約上も好ましくないようです。 ご質問5に関して: >てっきり産業用の計測器でもあるものと思っていた 分極(誘電率)の周波数特性は、二枚の電極で試料を挟みコンデンサの形態にする事で、LCRメータとかインピーダンスアナライザと呼ばれる汎用測定器により、把握できます。今回ご紹介を受けたサイトにもコンデンサの説明はあります。
補足
お忙しい中、お返事ありがとうございます。 >ファンデルワールス力にではなく、静電気力に集約すべきではありませんか。 そうでした、教えていただいた、ファンデルワールス力の根源は、静電気力(クーロン力)でしたから。 >当該サイトを系統的に学ばれる方が、むしろ効率的だったのではありませんか。 学び方としてはそう思い読みましたが、ラップの問題とどうつながるかで分からなく、仮に自分で学んで理解にたどり着いても合っているかどうかはお尋ねする事になりますし、それでも今回の様に多くの意見が出て難しくなりますから。 <質問1> ここはぜひ識者としてお聞かせ下さい。吸着力同様、不思議に思い続けたのは、あなた様以外の回答は、ファンデルワールス力と静電気(力)を繋げた回答は無かったですが、それだけ難しいというか、レアな事例でしょうか、別の質問をした時は、大なり小なり回答内容が重る事が多かったので。 <質問2> 朝日の記事の冒頭はファンデルワールス力、次の説明部分は分極では、と前に私は書いていましたが、ご説明頂いた一連の流れで改めて考えると両者の力の源泉は分ける必要も無く、結論として冒頭にファンデルワールス力の説明が出ているので、ファンデルワールス力でくっ付く説明の一環という理解でよろしいでしょうか。 <質問3> マダラ(一様でない)という言葉で分子の双極子(多極子)を意味されていますが、分極により双極子が現れ、(前回提示したサイトを読み進め最終的に)分極により電荷が片寄る、つまりミクロで電気的正負がマダラ状に存在するという理解でよろしいでしょうか。 <質問4> ご質問4に関して:内容は分かりました、ご説明お手数をおかけしました。 この"電子を引き付けやすい(中略)やマイナスの場所が出来ます。"、で私がどの様に理解しているか尋ねらていますが(まだらとまばらで理解は間違っていました、以前は書かれた通りに理解していました)、これは私がどの様に理解しているのか、それとも文章中でこの表現の使い方が間違っていたという事なのでしょうか、教えて下さいお願いします。 あと、"電子を引き付けやすい(中略)やマイナスの場所が出来ます。"の表現にご指摘があるなら教えて下さい。そのまま受け取っていましたので。他人の文章を第三者の評価に関してのご指摘がありましたが、決して考え方を非難中傷するわけでなく、事実としてどうなのかを知りたいだけですので、よろしくお願いします。 またよろしくお願いします。
- veryyoung
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No.7 にいただいたコメントに関してです。 ご質問1、2、4に関して: >動的なのがファンデルワールス力、静的なのは双極子相互作用という事でよろしいのでしょうか。 ファンデルワールス力も、双極子相互作用の構図だと思います。もっとも双極子相互作用なる語を永久双極子同士の相互作用に限定する定義もネット上に散見されました。 静的なものも含め、ファンデルワールス力の範囲は次の様式で分類定義されている事も、多いようです。 a)極性分子(永久双極子)同士の相互作用(配向力) b)極性分子(永久双極子)とそれによる無極性分子の誘起双極子との相互作用(誘起力) c)量子的ゆらぎ起源、無極性分子の誘起双極子同士の相互作用(分散力) 相互干渉の可能性、モーメントや斥力の概念も含まれる事に注意が必要です。定義や歴史背景に関し、あなたがネット検索で得られる以上のものは提示できそうにありません。(c)がラップ吸着の主役らしいですが、様々な吸着相手に対し、他の力が上回る局面が無いとも言えないでしょう。ラップフィルムに関する定量的データは見つかりませんでした。そもそも清々と仕分けできるか疑問です。用語の数を増やし小分類したところで、ご自身で数理的に考察しない限りフォルダの中は空のままです。以前より申し上げていますが、動的静的を問わず双極子的な構造をとれば、中性でありながら静電引力は、発現可能です。これが本質です。ファンデルワールス力という語を登場させたり、定義を示しただけでは、言葉遊びにすぎず、利益は無いでしょう。そこは曖昧なままでも支障ないのです。 ご質問3に関して: そうだと思います。 ご質問5に関して: まばら(疎ら)とマダラ(斑)のニュアンスには差異がありますよ。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q117972271 >物質の表面が凸凹 私のマダラの意味するのは、分子の双極子(多極子)です。表面の凸凹とは無縁かと思います。 >全体として中性、帯電が確認できないなら、どうやって人は"電気的正負がマダラ状に存在"が確認できたのでしょうか。 電気双極子は広い周波数範囲で電場、電磁波と相互作用します。いわゆる「誘電現象」が分極(マダラ)の傍証といえませんか。例えば、 http://www.m-kagaku.co.jp/grproduct/company/mcc/cmd/notification/plastics_16.pdf
補足
お忙しい中お返事ありがとうございます。お返事が遅れてすいません。 <質問1> 朝日の記事は冒頭に、ポリ塩化ビニリデンとファンデルワールス力の説明が書かれています。次の段落(みたいなもの)には、"ポリ塩化ビニリデンには(中略)ほかの場所のプラスと引き合うの。 "とあります。 ぱっと見、文章の構成上、てっきり冒頭はファンデルワールス力、次は別の力の説明と思い、もしかしたらここは静電気の説明かとも思っていました。前にも書きましたが質問のきっかけは、静電気の事が書かれた記事と朝日の記事がどうして同じラップの吸着の事を書いた内容なのに、一方は静電気のみ、一方はファンデルワールス力しか記載してない事が疑問の始りだったからです。 では、前回>ご質問1、2、4に関して:に書いて頂いた内容からすると、冒頭の話をファンデルワールス力、次の"ポリ塩化ビニリデンには(中略)ほかの場所のプラスと引き合うの。 "この部分を別の力と分ける意味というか、必要性は無く、また、例えばですが、この文章、"ポリ塩化ビニリデンには(中略)ほかの場所のプラスと引き合うの。 "、に、これがラップの吸着におけるポリ塩化ビニリデンのファンデルワールス力の正体よ、といったファンデルワールス力と絡めた説明が無いのは、やはりファンデルワールス力の明確な定義や区別も難しく、また区別が無くても差し支えないということでしょうか。 <質問2> 昨年以来の質問で、ファンデルワールス力や静電気力の言葉が飛び交いましたが、きっかけの2つの記事、一方は静電気のみ、一方はファンデルワールス力でしたが、あなた様は、"ファンデルワールス力の内訳は、ほぼ前者、静電気力(クーロン力)"と、初めてこの2つの言葉が繋がったわけですが、これまで書かれた内容からすると識者の方だと思いますが、他の方がこれに言及されなかったのはどうしてだと思われますか、それこそファンデルワールス力の定義の曖昧さあたりが原因でしょうか、それとも相当難しい内容なのでしょうか。 <質問1、2も含めて> 余談になりますが、自然科学の現象は、いくつかの原因が重なり生じるものと思っていたので、今回も複数の要因が働いていると思いファンデルワールス力や静電気力や分極の言葉を区別したり関連付けたり定義づけたりしながら吸着力にたどり着こうとしたのですが…ファンデルワールス力に集約するのはいいのですが、もっといくつもの要因があると思っていただけに少々残念に思います、そこは自然科学なので仕方ないですが。 <質問3> 勘違いをしているのではと考えていただき、マダラとまばらのご指摘ありがとうございます。もっとも違いを知っていても理解・解釈は間違えたと思いますが。 マダラの意味を、一様でないとすると、このマダラ(分極、双極子)の何が一様でないのでしょうか。アドレス書いて消えると困るので、わかりやすい高校物理の部屋 6.1.4.3 誘電分極、というサイトに誘電分極の説明がありました。もしかしたら、このサイトの特に、"分極を起こすメカニズムは(中略)電荷の偏りが発生します"この辺りの事を述べられていたのでしょうか。例えば、全体としては電荷の偏りがないが、分子がランダムな方向(ランダムで一様でない)に向いている、という事でしょうか。 <質問4> 突っ込む様で申し訳ないのですが、ヤフーの方で頂いた回答、"電子を引き付けやすい場所、引き付けにくい場所があると、電子の分布がまばらになり、局所的にプラスの場所やマイナスの場所が出来ます。"この部分に違和感があると前回書かれていましたが、以前(アドレス書くと消えるので)q900870の回答では、ヤフーの回答に"私の回答と矛盾する点は無いと思います。"と回答を頂きましたが、ではこのヤフーの方の表現を直すとしたらどう表現するべきでしょうか、教えて下さい。よろしくお願いします。 <質問5> 電気双極子が、電場、電磁波と相互作用するというのは書いて頂き調べて分かったのですが(ムツかしい論文がたくさん引っかかりました)、更に誘電現象がマダラ、電気双極子の証拠と書かれています。前回の質問でこちらの説明不足だったのですが、"どうやって人は電気的正負がマダラ状に存在が確認"、という部分ですが、この場合はその様な計測機器もあるのかな、という意味も含んでいたのですが、前回投稿する前にも、電気双極子 計測 観測などの単語で調べていたのですが、てっきり産業用の計測器でもあるものと思っていたのですが、出てこなくて、大学の研究機関の論文の様なものばかり出てくるのですが、ということは電気双極子、マダラ自体の計測に関しては、工場などに置いて使うとかそういうレベルではなく、まだまだ研究段階といった感じなのでしょうか。 長くなり申し訳ありませんがよろしくお願いします。
- veryyoung
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No.6 にいただいたコメントに関してです。 静電気という言葉のイメージは掴めましたでしょうか。帯電していない物体にも、電子や陽子など、合体消滅する事のない正負電荷が同居していて、異符号間に働く静電気力が原子を束ね物体を形作っていて、極めて接近する他物体があれば、これにも例外なく静電気力が働いて、吸着が起こる。私の伝えたかった事は、これだけです。 静電場の数理的理解の無いまま、言葉だけで、分子間力の中身に踏み込むのはお勧めできません。用語の数を増やして「力」を分類しようとしても、そのニュアンスが把握できなければ「静電気」事例のように、混乱を招くだけだと思います。一例として「ファンデルワールス力」ですが、私の使用法は成り行き上、下記に準じ、動的な分極の部分を指しています。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q49.html (あなたから紹介されたサイト) http://sidaiigakubu.com/examination-measure/chemistry/07/ しかしファンデルワールス力には、静的な双極子相互作用を含める場合も多く、さらに広義には分子間力の総称とする場合もあるそうです。実のところ、 http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200711060264.html http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/wrap/ の両者とも「ファンデルワールス力」が、どれほど限定された用法になっているか曖昧です。しかし、分子間力、あるいは静電気力と読み換える分には支障無いのです。 さて、ご質問の件ですが、まずミクロ、マクロは、ごく普通に微視的、巨視的という意味で使用しただけです。本件におけるミクロは分子の世界で「百万分の1」~「千分の1」mm 程度、マクロは実世界で 1 mm ~ 1 m 程度の雰囲気です。 「チェス盤(市松模様)の白黒に従って正負等量電荷を交互に帯電させたとしましょう」というのは比喩として登場させたマクロの「作為的」帯電です。実際に存在するミクロの不滅の自発的マダラは分極と記述すべきです。ミクロの双極子(多極子)のマダラ(分極)による静電気力は、マクロスケールでは相殺されて観測されません。 一方、帯電の話は、ANo.4の(3)(4)にあります。 なお、ご提示の”物質の表面上に電子を引き付けやすい、引き付けにくい場所があると、電子分布がまばらになり”という表現には違和感があります。何が引き付けるのか、分布がまばらとは何か、イメージできますか。 経緯や引用より、ご自身で考えた文を優先させてください。疑問点が掴めません。
補足
お忙しい中お返答を頂きながらも、遅れて申し訳ありません。発熱と腹痛で毎日帰宅後はダウンしていたものですから。前回の冒頭4行の改めての再定義ありがとうございます。 <質問1> 少し前ですが回答No.4の2)で"前者による(中略)下記にあります"の部分ですが、ここではラップの吸着機構は動的なものとされています。 朝日の記事の"ポリ塩化ビニリデン(中略)ほかの場所のプラスと引き合うの。 "は静的な例とされています。ヤフーで回答いただいた方も、この部分の説明は分極でくっ付く補助と説明されています。 ではサランラップの吸着には、マダラ(ムラ)状に存在している電気的正負が動的なものと静的なものが作用しているという事になります。 朝日の記事では、ポリ塩化ビニリデンが出ていますが(ここから表現が少々雑になりますがお許しください)、するとポリ塩化ビニリデンの分子が動的な状態のが存在し、ファンデルワールス力により吸着力を発揮します。 更に静的な分極状態のポリ塩化ビニリデンの分子も存在し、他のポリ塩化ビニリデンの双極子に引き付けられて静的な双極子相互作用が生まれ、これが吸着する補助となるのかと考えました。 ファンデルワールス力には、静的な双極子相互作用を含める場合も多く、さらに広義には分子間力の総称とも書いて頂いてますが、今回は静的、動的を分けられているので、動的なのがファンデルワールス力、静的なのは双極子相互作用という事でよろしいのでしょうか。 <質問2> 朝日の記事ではポリ塩化ビニリデンが出ていますが、ポリ塩化ビニリデンの分子で動的な状態と静的な状態が混在し、動的な状態の分子ではファンデルワールス力、静的な状態の分子では…質問1の答えなるのでしょうが(仮に双極子相互作用としておきます。)、の力が作用するという事でしょうか。 動的、静的とはざっくりですがご紹介いただいたサイト等を参考にしながら次の様な感じでとらえています、短くざっくりですいませんが。 (動的な状態) 分子の周りには電子が何重にも取り巻いており、この電子は絶えず動き回っており、動き回り続けると、一方に電子が偏る事があり、この偏った瞬間に分極した極性分子の様になる。瞬間的に生じる分極状態。 (静的な状態) 正電荷と負電荷の偏りが非常に近くで存在している状態を分極といい、分極している分子を双極子。私のイメージした図を単純に書けば、H(-)-O(+)-H(-)、単純さをお許しください。 <質問3> 私大のサイトにはファンデルワールス力の説明で、分子間にはたえず瞬間的なクーロン力による引力が働いている、電荷の偏りは一瞬なのですぐに元に戻るとありますが、瞬間的に表れてはファンデルワールス力が働き消える、これが多くの分子で生じるのでラップがくっ付いているという事でしょうか。 <質問4> 今回の一連の説明ではファンデルワールス力は動的な分極を意味するとされています。更に朝日、エンジョイマガジンの記事はファンデルワールス力という用語の使い方が曖昧とも指摘されています。 では、ファンデルワールス力の定義は識者間では曖昧なのでしょうか、高校と大学では解釈が異なる様な記述も見ましたし、もしかしたら理解が時代によって変わっているとかでしょうか。 <質問5> 前回最後の方でご指摘された、"ご提示の(中略)イメージできますか。"に関して書きながら最後にお尋ねします。前回書きました、"物質の表面上に(中略)電子分布がまばらになり"はヤフーで頂いた回答を引用しました。 前回の回答を書く時に、初めて"電子を引き付けやすい、引き付けにくい場所"が生じるのか?と浮かびましたが、きっと物質の表面は電子の分布がまばらな状態なのだろう、を前提にしていました。 ご指摘通り何かと問われれば…無い知恵を絞りまして、物質の表面は目に見えないそれこそミクロのレベルで凸凹で、凸凹がじゃまになり電子の移動に偏りが生じる、だから電子分布がまばらになる、という事でしょうか。 この分布がまばら、というのはこれまで書いて頂いた「ムラ」「マダラ」という表現で書かれた事ではと理解していました。 引き付けやすい引き付けにくい、というのは、物質の表面が凸凹状態なので電子の分布がまばらな状態(分布に多寡が生じている)なので、くっ付こうとするラップの表面の電子を、引き付けやすい引き付けにくい場所が出来るという事では、と理解していました。 ご指摘のあった表現"引き付けやすい引き付けにくい"は、以前書いて頂いた"全体として中性、帯電の無いラップであっても、その表面には分子スケールで、電気的正負がマダラ状に存在しています。"と同じ様な意味だと理解していました。 "物質の表面上に電子を引き付けやすい引き付けにくい場所があると、電子分布がまばらになり"、という表現ですが、電子分布がまばら、つまり「ムラ」「マダラ」状態であるから、電子を引き付けやすい引き付けにくい場所が生じる、という事になるのではないでしょうか。 ですから、電子分布がまばらなので、物質の表面上に電子を引き付けやすい引き付けにくい場所がある、電子分布がまばらな状態が前提で、電子を引き付けやすい引き付けにくい場所が生じるのは結果であると考えるべきという事でしょうか。 次はこれに関する質問です。 全体として中性、帯電が確認できないなら、どうやって人は"電気的正負がマダラ状に存在"が確認できたのでしょうか。電子は目に見えないはずでは。帯電の事を調べていた時に測定できる機械が出てきましたが、それは何千ボルトで産業用で何かの工程で静電気が支障になるのでそのために使う様な事だったと記憶しているのですが。 長くなり申し訳ありませんがよろしくお願いします。
- veryyoung
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No.5 にいただいたコメントに関してです。 ご質問1に関して: 静電相互作用というのは「幾何構造を持つ分布電荷」同士の総合クーロン力というニュアンスかと思います。ゆらぎや静電誘導による電荷偏移も考慮した、各部分布電荷に働くクーロン引力斥力の合算と考えてはいかがですか。これまでの記述で動的に発生する双極子や、静電誘導に触れました。そうする事で静電相互作用はクーロン力(静電気力)に還元できているとご理解ください。 ご質問2に関して: 全体として中性であるが電荷をもっている「双極子」の説明である事に留意してください。 ご質問3に関して: 次の文脈で「分極」という単語を登場させました。 (白黒に従って正負等量電荷を交互に帯電させた)現実のチェス盤に、水を掛けるとか、金属箔を被せるとかすれば、帯電は中和消滅します。しかしこのミクロの帯電「分極」は、擦らなくても「自発的」に存在し、また対消滅することもありません。 ご質問4、5に関して: 静電気力とは、単に静電気による力です。No.4 の最後の段落「日常語としての静電気・・・」をご再読下さい。最重要点と考えます。wikiも参考になるでしょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E9%9B%BB%E6%B0%97 ”静電気(せいでんき、static electricity)とは、静止した電荷によって引き起こされる物理現象のこと。”また、”しばしば、摩擦帯電によって生じる電荷のことを指して静電気と呼ぶが、本来は摩擦帯電も静電気現象の一つでしかない。”とあります。後者が「日常語としての静電気」の例で、Q&A混乱の原因かと存じます( http://okwave.jp/qa/q9007441.html のNo.3 冒頭にて示唆)。
補足
お返事が遅くなり申し訳ございません。お休みのところご回答ありがとうございます、毎度感謝です。 <ご質問1のお返事に関しまて> 静電相互作用は、"各部分布電荷に働くクーロン引力斥力の合算"、この部分が肝で、特に、引力斥力、ひっぱったり、はじいたりする力の合算、ですから相互作用、というのでしょう。そしてこの力がクローン力になる(還元されるという表現を使われていますが)と理解しました。 <ご質問2のお返事に関しまして> >少なくとも升目二つは一分子に割り当てるべきではありませんか。 以前の削除された内容が部分的に残っていまして、そこには、 "チェス盤(市松模様)の白黒に従って正負等量電荷を交互に帯電させたとしましょう"とあり、確かに升目二つは一分子でないとおかしいです、私の読みが足らなかったせいです。 升目2つを1つの分子として、片方がプラス、もう片方がマイナスの電子を帯びて、升目2つの一分子が平滑な表面と対象(容器など)が分子スケール(ミクロ)まで接近してファンを初めとする静電気力が生じ、ラップと容器が付くという事、更に物質と物質の境界では帯電して吸着力となるが、全体として、言い換えると離れて見たら、帯電が観察されないので、これを双極子的機構といい、市松模様を例に挙げられて説明された、という解釈でよろしいでしょうか、この期に及んでスイマセン。(以下の、ご質問3のお返事に関しましてにも関連しますが、あえて帯電という言葉を使ってあります、ご了承下さい) <ご質問3のお返事に関しまして> ご質問2のお返事に関しましての方であえて帯電という言葉を使いましたが、回答No.5で"帯電という語を当てるのはマズイかもしれません"とあるので、では帯電という言葉を使わず表現するなら、以前ヤフーの方に回答をいただいた方のも参考にしながら、 物質の表面上に電子を引き付けやすい、引き付けにくい場所があると、電子分布がまばらになり、局所的にプラスの場所やマイナスの場所が出来てこれが吸着力となる。(→これが回答No.4の"帯電していないラップの吸着現象を、一貫して「静電気」として捉える事ができるようになるのです。"に繋がると考えられます)但し外部から見て全体として、電気的に中性である 、という少々回りくどい表現ですが、どうでしょうか。 <ご質問4、5のお返事に関しまして> "静電気力とは、単に静電気による力です。"、これを基本大前提とさせていただきます。 静電気とは、"静電気は静止した電荷によって引き起こされる物理現象のこと。”また、”しばしば、摩擦帯電によって生じる電荷のことを指して静電気と呼ぶが、本来は摩擦帯電も静電気現象の一つでしかない。”とご指摘されました。前回私が書いた、吸着現象を静電気では、と書きましたが、過ちですので、ご指摘いただいた点を基本大前提とさせていただきます、ありがとうございます。 <質問> 昨年からの一連の質問で静電気だ、そうでない、ファンだ、ファンでないと言葉が飛び交い、q9007441で"静電気力(クーロン力)と言う語はミクロにもマクロにも使用されます"と書いて頂き、ようやく少し光明が見えた気がしました。同時期にヤフーの方でも似た様なご指摘がありました。そうか、静電気という言葉にも2つも意味がるのかと驚きました。 削除された内容ですが、(エンジョイマガジンの記事に関して書かれた内容です)"静電的結合・・正の電気を帯びた対象物食器と負の電気を帯びたサランラップが・・"は、両物質間の電荷移動を前提としたもでしょうから、引き剥がした直後には両者は帯電、マクロな静電気が現れる筈です。" とあったので、一連の流れも含めて頭の中で、マクロ、電荷移動あり、剥離・摩擦帯電などの現象で帯電が確認できるが帯電は程無く失われるもの、ミクロは、電荷移動なし、外部から帯電が確認できない、分子レベルでの吸着力が生じる、などと少しづつ分けて考えていました。 今回の回答No.4で"本来、静電気力(クーロンの法則)自体には、ミクロもマクロもありません"と書かれています。 これも少し先にお尋ねしようとした内容にも重なるのですが、昨年以来マクロミクロに言及される方はいませんでした。どうしてかフシギでした。もしかしたら説明を易しくするためにあえてマクロミクロという表現を使われたのかなという事も頭をよぎりました。 マクロミクロという言葉は本来は学問的には使われず、もしかしたら識者間で便宜的に使われる言葉なのでしょうか、それとも学校などで説明する時に分かりやすくするために使われる言葉で、明確な定義などは無く、上記で私が区別したようなマクロミクロは区別せず、通常はマクロミクロの言葉は使わず、例えばラップと容器がくっ付く時に働く、静電気力(クーロンの法則)や剥離帯電の時に電荷の移動で帯電が確認できるが、それは程なく失われるといった、現象自体を単に述べる方が通常なのでしょうか。 ここが一番の驚きでした。初めてマクロミクロの言葉を知った時も、隠れた何かを見つけたように驚きましたが、今回も同様に驚きました。ぜひよろしくお願いします。 今回は文章中でたびたび""で重要点をくくっていただいています、""は参考書、教科書のアンダーライン的存在、今回""での重要部分をくくられ、私へのご指摘、ご配慮ありがとうございます。また少々回りくどい表現があると思いますがご了承下さい。よろしくお願いします。
- veryyoung
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No.4 にいただいたコメントに関してです。 >市松模様 模様一つ一つを分子と理解しました 少なくとも升目二つは一分子に割り当てるべきではありませんか。 >戻りますがざっくりで、ファン、静電気力(クーロン力、静電相互作用、電気力(電磁相互作用)) 各言葉は、単純に列挙できるような関係に無さそうです。文脈に対する列挙の意図も汲み取れませんでした。 >この""の間の記述がミクロを意味する肝の部分ではないかと考えました。 そうなるでしょうが、引用文のパッチワークでは、肝心のあなたの理解が読み取れません。 >つまり材料同士の境界部分で見れば帯電で吸着力となるが、全体としては中性であり、外部から帯電が観察される事は無い、この時の吸着力が静電気力では、と。 感じは伝わって来ますが、双極子的機構に、帯電という語を当てるのはマズイかもしれません。 私は、電子の越境のないものについては「分極」と表記しました。No.4の最後に書きましたが、電荷分布の微細構造に着目すれば、帯電していないラップの吸着現象を、一貫して「静電気」として捉える事ができるようになるのです。
補足
おつかれのところお返事ありがとうございます。 >各言葉は、単純に列挙できるような関係に無さそうです。文脈に対する列挙の意図も汲み取れませんでした。 削除された内容にも書いたのですが、昨年からの質問で付く力は静電気、そうでないと回答があり、今年にファンという事が分かり、では静電気という言葉はどこから出たのかが疑問になり、ファン、クローン力から検索していくと、静電相互作用、電磁相互作用といった言葉が出ました。最初に見た記事、朝日とエンジョイマガジンの記事ではない、私が最初に読んだ記事がきっかけです。アドレスが書ければいいのですが、書くと削除通知が来るのでアドレスにunionと書かれている記事です。 この時点で、ファンと静電という言葉が繋がったのかと思い、更にこの記事を書いた方がファンと静電気、静電気力を混同して用いたのか、と無い知恵知識をしぼり色々考え、とりあえずご指摘のあった、=で繋げる、単純に列挙、した次第です。 前回もご指摘がありましたが、=でつなぐのは、私自身がこの分野は全く分からないので、とりあえず検索しながらこれとこれをは同じ、違うと考え、そこから、いややはり=とはおけない、違うと思ったら同じだった、などと進めざるを得なかったからです。 確かにお分かりの方から見られたたら、=で結ぶ、羅列は意味不明に見えると思います、それを承知で、手探りで行いました。これに限らずですが、単純に=で結ぶ、羅列するがおかしいと思えて来た時は自身の理解が進んだ時と思っています。 今回以降は以前書いていただいた様に、基本大前提として、"ファンの内訳は、ほぼ前者、静電気力(クーロン力)だとされます。"を大前提とさせていただきます。 <質問1> ところで、検索したら出てきた、ファンも静電相互作用に基づく引力、静電相互作用はクローン力と同じ意味、というのは間違いなのでしょうか、ネットには間違いもあると思いますが。 <質問2> >少なくとも升目二つは一分子に割り当てるべきではありませんか。 ご指摘があり、考え直してみたらてっきり、升目一つ一つが分子ではなく、解釈は間違ってた様で改めて考えるともしかしたら、2つを1つの分子として、片方がプラス、もう片方がマイナスの電子を帯びて、升目二つの一分子が平滑な表面と対象(容器など)が分子スケール(ミクロ)まで接近してファンを初めとする静電気力が生じ、ラップと容器が付くという事、を意味するという解釈でしょうか、この期に及んでスイマセン。 "引用文のパッチワークでは、肝心のあなたの理解が読み取れません" ご指摘通りだと思います。これまでも書きました様にまず私はこの分野は素人ですし、ラップのくっ付く話がここまで奥深いとは思いませんでした。更に昨年以来様々な回答を頂きますが、今回やっとあなた様から一連の回答をいただく中で、おっここが重要なんだな、と思われる様な部分の回答をしていただける様になりました。 ですから、手始めに学ぶ物としては、冒頭の=ではないですが、とりあえず重要と思われる部分を抜き出す、=で結ぶなどの作業から始めざるを得ませんでした。そうい意味では、感じは伝わって来ますが、と書いて頂いた部分は多少なりとも収穫と考えています。なにとぞご了承下さいませ。 <質問3> >双極子的機構に、帯電という語を当てるのはマズイかもしれません。 >私は、電子の越境のないものについては「分極」と表記しました。 確認ですが、この部分は以前書いて頂いた内容でよろしいでしょうか、削除された内容に書かれたものと思われ確認できないので申し訳ないのですが。 <質問4> 市松模様のお話の時に双極子的機構という言葉を使われており、(アドレスを書くと削除通知が来るかもしれないので)okwaveの質問No.q9007441で書いて頂いた、 c)異材料を接触させると、(中略)境界部分で見れば帯電であり、吸着力となりますが、全体としては中性であり、外部から帯電が観察される事はありません。日常語としての帯電には相当しません。 <質問3>とも関連しますがすると、この部分は帯電ではなく、 >電荷分布の微細構造に着目すれば、帯電していないラップの吸着現象を、一貫して「静電気」として捉える事ができるようになるのです。 つまり前回私が書きました、外部から帯電が観察される事は無い、の部分に加えて、この時ラップが帯電していない吸着現象を静電気、吸着力を静電気力として、表現した方がよいということでしょうか。 いろいろ引用させていただいて読みづらいと思われますがそこはご了承下さいませ、なにせできる限り確認を取らないと分からないもので。 <質問5> もう少し先でお尋ねする事になるかと思ったのですが、"ファンの内訳は、ほぼ前者、静電気力(クーロン力)だとされます。"、ここで静電気力という言葉を使われています。今回頂いた回答の最後の方に静電気という言葉が使われています。両者の違いは何でしょうか、大きく気になっていた一つです教えて下さい。 もしかした<質問4>とも関連するかもしれませんが、吸着現象を静電気、吸着力を静電気力なのでしょうか。 なにかと欲張り長くなり申し訳ありませんがよろしくお願いします。
- veryyoung
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削除される前のご質問文も拝見しましたが、どう回答して良いものか、考えあぐねておりました。背景説明や引用は、ほどほどに抑え、ご自身の文章を主体として、評価を乞うなり、疑問点を問うなりすれば、簡潔にまとまるかと思います。なお、文中”= ”が多用されていますが、一貫する定義が見出せません。言葉で記述された方が明瞭かと思います。同値とは思えないものが左右に配置されています。 さて、 http://okwave.jp/qa/q9007441.html のNo.3と同様の内容になりますが、ラップ関連記事を関連づけて整理してみました。ご参考まで。 1)電気的中性な物体にも、電子や陽子など、合体消滅する事のない正負電荷が同居しています。派生する微視的な電気的不均一は、原子を集合させ物体を形作る分子間引力を生みます。もし分子スケールまで接近する他物体があれば、これにも例外なく分子間力は作用します。 2)全体として中性、帯電の無いラップであっても、その表面には分子スケールで、電気的正負がマダラ状に存在しています。双極子的性格により、発する力線は距離に対し急速に衰えるものの、近接物表面に静電誘導により生じる相補極性双極子との間では、静電引力が生じます。なお前記マダラには時間的幾何的に動的なものと静的なものがあり、前者による吸着機構がファンデルワールス力に相当し、ラップの吸着力の主役とされているようです。静的な機構の例は下記にあります。 http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200711060264.html の記述 ”ポリ塩化ビニリデンには、マイナスの電気を引き寄せやすい「塩素」という元素が含まれているわ。ラップの表面で、塩素のまわりにマイナスが集まり、ほかの場所のプラスと引き合うの。” 3)異材料を接触させると、それぞれの分子の電子を束縛する力の差により、電子が境界面を越え移行する事があります。境界部分で見れば帯電であり、吸着力となりますが、系全体としては中性であり、外部から帯電が観察される事はありません。 http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/wrap/ の記述 ”静電的結合・・正の電気を帯びた対象物食器と負の電気を帯びたサランラップが結びつこうとする現象が起こることにより両者がくっつきます。” 4)物体の帯電は(3)の状態を引き剥がす事によって観察されます。「日常語としての静電気」の発生です。パチパチという放電と共に帯電が解消しようとする事もあります。 日常語としての静電気は(4)になるでしょうが、学問的には(2)や(3)も静電気現象です。そう考えますと、 http://www.union-net.or.jp/cu-cap/rapdenki.htm の記述 ”静電気というと冬場のパチッと来るイヤなイメージだが、ラップをロールから引き出す時にくっついていたラップ同士が引き離されることによって静電気が生じる。これがくっつく力。” も、文脈的に誤解を招きやすいものの、受け入れられます。本来、静電気力(クーロンの法則)自体には、ミクロもマクロもありません。電荷分布の微細構造に着目すれば、帯電していないラップが対象にくっつく現象を、一貫して「静電気」として捉える事ができるようになるのです。
補足
まずは前回の回答が遅れた事をお詫びします。これまでで一番難しかったので、理解するのと猛烈な暑さで遅れました、申し訳ありませんでした。今回のご回答ありがとうございます。削除前の見ていただいていたという事で感謝です。前回削除されたものに書いて頂いた、"一番混乱されているのは、ファン、静電気力、静電気の関係"とありました、これとマクロミクロの意味をこれまでの回答と合わせながら書いたものでした。確かに今から見れば長ったらしいものなのですが、その前、よくまとめられた(恥ずかしいですが)、と書いて頂いた時と同様逐一進めていかないと分からなかったものですから。 では、ここでは、ミクロ、静電気力について書かせていただきます、前回削除された内容には、この他に、朝日の記事と、マクロの帯電の記事がありましたが、それは別にします。出来る限り自分なりの言葉とこれまでの事を照合しながら。字数の問題でファンと書きますので。”= ”の指摘がありましたが、とりあえず自身の理解を大まかな形でもしないといけなかったので、検索しながら一致する様な記述があるのは表記していました、書いていて分かる方からしたら違和感があると思っていました、学問の世界はそう単純ではないので。今回は外しておきます。""はこれまで書いて頂いた内容です、大事な部分はの削除された記述の引用にしていましたので。以下書きます。 wikiに分子間力はファンだけでなくイオン間相互作用、水素結合、双極子相互作用も静電相互作用に基づく引力、とあります。 書いて頂いた回答で、"ファンの内訳は、ほぼ前者、静電気力(クーロン力)だとされます。"、とあり、検索すると静電相互作用はクローン力と同じ意味とありました。 ファンの内訳は、静電気力(クーロン力、静電相互作用)、となり更に検索してwikiで静電相互作用をクリックする電磁相互作用にいきました。 ここまでが、まず静電気力を意味する事ではないかと理解しました。 次に、以前書いて頂いた回答で、"異材料を接触させると、それぞれの分子の電子を束縛する力の差により電子が移行する事があります。境界部分で見れば帯電であり、吸着力となりますが、全体としては中性であり、外部から帯電が観察される事はありません。日常語としての帯電には相当しません。"、更に"遠くからみれば正電荷領域と負電荷領域の効果が相殺平均化、中性に見えるからです。"、"外部から帯電が観察される事はありません。日常語としての帯電には相当しません。"とありました。 更に、"ファンについて特記するなら、市松模様(模様一つ一つを分子と理解しました)の極性は全体として不規則交互に変化(点滅、正と負、プラスとマイナスが交互に変化していると解釈しました)しており、引き付けられる対象表面も静電誘導により相補的極性で同期点滅(点滅、正と負、プラスとマイナスが交互に変化していると解釈しました)するという、動的イメージが加わります。" 静電誘導、帯電体に近い金属の端に異種の電荷が現れ、遠い端には等量で同種の電荷が現れる現象。平たく書きますが、静電誘導を画像で検索すると、近い金属には異種の電荷(近づけた金属が正に帯電していたら負、負に帯電していたら正)が現れ、遠い端には等量で同種の電荷が(近づけた金属が正に帯電していたら正、負に帯電していたら負)現れる、様な動的な事が起きる、という事なのでしょう。 更にこの様な事が起きるのは、以前の回答で"分子間距離に接近する事で急速に増大する"、"升目のサイズ(分子サイズ)程度近距離で、対象物を引き付ける力が発揮されます"、時と考えられ、この時生じるのが、戻りますがざっくりで、ファン、静電気力(クーロン力、静電相互作用、電気力(電磁相互作用))で、"分子間距離に接近する事で急速に増大する双極子的な静電気力"ではないかと考えました この""の間の記述がミクロを意味する肝の部分ではないかと考えました。つまり材料同士の境界部分で見れば帯電で吸着力となるが、全体としては中性であり、外部から帯電が観察される事は無い、この時の吸着力が静電気力では、と。 まず静電気力、ミクロに関して今回投稿した内容を整理しました(なっているかどうかわかりませんが)、いかがでしょうか、よろしくお願いします。
- kaitara1
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吸盤作用もぜひ考えてみてください。
- phosphole
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まず言いたいのですが、質問/疑問が全く整理されていません。 私の個人的観点ですが、このように文章をだらだらと羅列されていますと、何が問題なのか、何を回答すべきなのかわかりません。疑問を絞ってください。質問の仕方で、質問者の知的レベルがおおよそ伝わります。質問者さんのように、何が疑問なのかさっぱり伝わない質問の仕方では、我々回答者もまともに回答する気がなくなります。質問文の中で、「かなり短くまとめて書いた」とありますが、なぜこのような長い文章になるのですか?疑問点のみを書いてください。我々回答者に、あなたの疑問点を理解するための無駄な時間を使わせない配慮をしてください。あなたの質問文は、はっきり言って最悪の部類です。何が疑問なのか全く把握できません。五月雨式に、細かく疑問点を分けて質問を連投するほうが、遥かに増しです。 私なりに回答しますが、まず、ファンデルワールス力を勝手に略している時点で不愉快です。人名をあなたの勝手な事情で略さないように。というか、略すならなんで”ワールス”を取らないのかね?理系の質問をする以前に、外国語の常識さえないのか? 理系の人間だからといって、外国の文法に対する一般常識が無いと思っているのですか?このような、学問の一般的なレベルを守らない質問に対しては、まともに回答する気がなくなります。 もうちょっと疑問点に対してコメントしますが、クーロン力と分散力の区別がついていないようです。本質的には両者は同じものです(物理のちゃんとした方からは、もっと正しい意見が出るかもしれません)。ただ、イオン間のクーロン力と、中性分子(質問者さんが質問されているゴムなり高分子なり)の間のクーロン力は、決定的な違いがあります。前者は常に働く力です。後者は量子力学的なゆらぎに起因したものです(この理解も、化学者の”いい加減な”理解に基づいたものなので、物理のちゃんとした説明と違うと思われる)。 最後に繰り返しますが、あなたの勝手な都合で、学問のターミノロジーを変えないでください。我々、専門家の説明をかえって妨害します。
補足
ご回答ありがとうございます。私の説明不足の様ですので事の始りから書きます。元は1年以上前に見たサイトのコラムの様な物でサランラップは静電気でくっ付くと書いてあったので、ではどうやって静電気が生じて、どの様に作用してくっ付くのかを質問サイトで尋ねました。私は科学に関しては素人です、分子原子など特にそうです。しかしなかな分かったという静電気を含めて分かった分かる様な回答は無く、回答自体も少なかったのですが、今年7月もう一度ここでお尋ね始めた次第です。 私が疑問に思ったサイトのアドレスを書いたらいいのですが、昨日から急にここでアドレスを記載するとすぐ削除通知が着ます、文字数も2000文字で削除通知が着ました、ですからファンと字数を減らしました。 ここでいくつか回答を頂き静電気にはマクロミクロの意味で使い分けがある事や意味が異なってくる事に関して書いて頂きました。その都度私がこれまで誤解した分からなかった他の方の回答などと比べてやり取りしてここで度々質問して答えていただく事を繰り返していました。 最後にあげた質問から新しい4つの質問に、書いて頂いた内容を理解して再び確認質問を書きましたが、昨日その4つの質問に長いアドレスの記載などで削除通知が着ました。ですからここでの書いた内容はその方が最後に書かれた内容、ファン、静電気、静電気力の関係区別、静電気のミクロマクロの意味を自分なりにまとめてこれまでの回答と照合しながら確認の意味を含めて最後の質問も書いたものです。ですから分かっている方から見たら書かれた事も思われるかもしれません。私はただ冒頭に書いたサランラップがくっ付く時に静電気が~と書かれていた内容を知りたいだけですので。別に専門家の説明を妨害する気も無いですし、勝手な都合でもなくこれは現在の私の理解力です、ですから質問を繰り返しいたのです、あしからず、もう休み時間がおわりますのでこれで失礼します。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9143)
回答ではないが、ミクロの吸盤作用ということはないでしょうか。
補足
もしかしたら以前にも回答いただいた方でしょうか、実は前回2回と昨日2回の長文、他サイトアドレス付投稿が削除されてその時の内容を新たに咀嚼、凝縮、回答した内容です、なにかお分かりになればお願いします。
お礼
お疲れのところ、大変夜分遅くに、最後までご説明をいただきありがとうございました。前回に自身の勘違いが分かったので、今回のご説明はより分かりやすかったです。前回も書きました様に、本当に長きに渡りお付き合い頂きました事感謝しております。今後また、ここでこのIDで何かサイエンスに関する事で質問しているのを見つけてお答えいただけたら幸いです、何せサイエンスに関してはヘタの横好きなもので。 天候が不順で災害や体調不良などにはお気をつけ下さい。 それではこれで終了とさせていただきます。本当にありがとうございました。