油入変圧器絶縁油および巻線の温度上昇限度について
油入変圧器絶縁油および巻線の温度上昇限度について質問があります。
絶縁油および巻線温度の上昇限度がJECに設定されていますが、その理由がわかりません。
(調べてもなかなか載ってる文献を発見できません。)
絶縁物の最高許容温度が定まっているのは絶縁破壊を起こさないためであることは
理解できます(A種で105℃)。
この最高許容温度の観点から、周囲温度が40℃の時(基準周囲温度)に高負荷にて
絶縁物が最高許容温度に達することのないように温度上昇限度が決定されていると
思っていましたが、文献を調べていくと、どうやら温度上昇の基準周囲温度とは
「その時の周囲温度(夏は高く、冬は低い)である」
ではないかと思いました。
この解釈が正しいとすれば、周囲温度が5℃の場合、巻線の温度上昇限度(JECの
定めた値で60℃)を足し合わせると65℃となり、絶縁物の最高許容温度の
105℃よりかなり低い値となります。
このような場合、巻線温度上昇限度を設定する理由はあるのですか?
周囲温度が5℃の場合は、巻線温度上昇限度を100℃にしても
絶縁物の最高許容温度を超えないので、温度上昇限度は100℃で
問題ないのではないかと考えてしまします。
乱文で申し訳ありませんが、
(1)この解釈が正しいかどうか
(2)もし正しいとすれば、巻線温度および油温度上昇限度が定められている理由
(3)もし解釈が間違っていれば、正しい解釈
以上を教えていただけると幸いです。
また、もしできることならば、ご回答とともに参考文献のURLを貼っていただけると
大変助かります。
よろしくお願いいたします。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。