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ナイロン樹脂の絶縁抵抗性について
- ナイロン樹脂の温度上昇による絶縁抵抗低下とは
- ナイロン樹脂の絶縁性と温度の関係について
- ナイロン樹脂の絶縁劣化の原因について
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表1 温度上昇によるヒーター電力・長さ・絶縁抵抗の変化 https://www.nippon-heater.co.jp/wp-content/themes/JapaneseHeater/designmaterials/pdf/heater_change_up_to_temperature.pdf 高温高湿度環境下での絶縁抵抗(体積抵抗率)測定 https://www.mcanac.co.jp/service/detail/6g010.html?c1n=%E6%A9%9F%E8%83%BD%E5%88%A5%E5%88%86%E9%A1%9E&c1s=function&c2n=%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%89%B9%E6%80%A7&c2s=07 すいません何故そうなるのか?の理屈は分かりません 昔から温度が上がると絶縁抵抗は下がるとしたもんだ 逆に、温度が上がれば上がるほど絶縁抵抗が上がる物質も知りません まぁ、導体の銅線とかは温度が上がると抵抗値は上がるけれど
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- ohkawa3
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「バンド理論」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? バンド理論で絶縁体とは、価電子帯と伝導帯とが禁制帯で隔てられていて、電界を加えても伝導帯の電子は伝導帯に飛び移ることのできない=電気を伝導することのない性質の物質と位置付けられています。 しかし、温度が上昇すると、価電子帯の電子のごく一部は、熱エネルギーを得て、伝導帯に飛び移ることができるので、僅かながら電流を流す性質をもつと説明されています。 絶縁体といっても、絶対零度以外では、全く電流が流れないのではなく、温度が上昇すると伝導帯に飛び移る電子の量が増えて、導電率が増加します。高温で、絶縁体の絶縁抵抗が低下するのは、このような理由によると説明されています。この性質は、ナイロンだけでなく、絶縁体全般に当てはまるものです。 ナイロンの絶縁抵抗の温度特性の例を貼っておきます。他の樹脂でも、同様の特性がありますので、ご自身でも検索なさってみてください。 ナイロンの絶縁抵抗の温度特性: https://www.toray.jp/plastics/amilan/technical/tec_017.html
- hahaha8635
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電気は電子が自由に動くようになれば流れます 科学の実験でガラスに熱を加えて電気を流す実験のように また物体は徐々に変化していきます http://www.toishi.info/sozai/plastic/pa_nylon66.html ナイロン66の場合溶解温度は265度ですが 265度でいきなり溶けるのではなく 温度が上がるにつれ柔らかくなり溶けます 電子も少しずつ動きやすくなっていきます