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「事象」と「出来事」は同じ意味ですか?
使用方法としては 「理不尽な出来事」と「理不尽な事象」は同じ意味として使用できますか?
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「事象」とは、辞書を引くと、「ことがら、事実の現象」とありますが、この言葉が日常語として使われることはほとんどないと思います。したがって、「理不尽な事象」などという言葉は聞いたことがありません。私が知る限り、「事象」と言う言葉が用いられるのは数学の「確率論」の分野だけです。確率論では、サイコロを投げる場合ように、結果が偶然に支配されるような行為を「試行」といいいますが、試行によって生ずる結果の1つ1つを「根元事象」、すべての根元事象の集合を標本空間と呼び、標本空間の部分集合を「事象」と呼んでいます。「事象」という言葉が使われる例として私が知っているのはこの場合だけです。たしかに、英語では、この意味の「事象」も、日常語の「出来事」もeventで表わしますが、日本語では「出来事」と「事象」とは互いに関連がある言葉ですが、後者を日常語として使う人はほとんどいないでしょう。
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- msMike
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出来事→「事」件 _事象→「事」件や現「象」
お礼
ありがとうございました。
- technatama
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「出来事」は、世界・世間・日々の生活で起こる、少し非日常的な事柄を言います。 個人にとっての「出来事」は、出産・入学・卒業・就職・結婚・昇進・定年・いろいろな行事・お祭りなどを指します。 一方の「事象」の方は、やや学問的な用語として、事実と現象の意味で使われることが多いと思います。 例えば、「自然界の事象」というような用例とか、数学の世界では「確率が定められる事柄」を「事象」と言い、これを使った専門用語もいろいろとあるようです。 従って日常的な用法として、「理不尽な出来事」とは言えても、「理不尽な事象」という言い方はやや不適当ではないかと思います。
お礼
ありがとうございました。
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