- 締切済み
軍事拡大後のビジョンを教えてください。
最近やたらと軍事拡大論をアピールする方が多いですが、具体的にどれだけ軍備を拡大するのか、そしてその後どういう外交戦略を取るつもりなのかを教えてください。 周辺諸国の状況、経済ブロック、各国の外交戦略、等等、そして日本の経済状況も加味し、総合的なビジョンを示してください。 ※理念論は不要です。首相になったつもりで国益のみを吟味してください。
- みんなの回答 (11)
- 専門家の回答
みんなの回答
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
質問者さん、こんにちは。こちらの質問の返答をするのを忘れていました。 たぶん、これで終わり。 今更ですが、私の本音は日本の安全保障は日米同盟の堅持の一択です。 まあ、現状を分析する限り、それ以外の答えは出てきません。 ・エネルギー源は相変わらず海外依存で、エネルギー源の国産化の目途が今のところ見えない。 ・安倍首相率いる自民党は日米同盟の強化しか選択肢に入れておらず、少なくとも2020年までは安倍首相の長期政権となりそう。 ・交渉相手のアメリカも、ようやく民主党政権が日米同盟の強化に本腰を入れてきた。この流れは次の大統領選挙で共和党が勝っても変わらず、むしろ共和党政権の方が強化してきそう。 ですので、一部の右翼とかサヨクがあれこれ言っても、根っこの流れ自体は変わりそうにないので、まあ自主国防(笑)とか、日米安保破棄(大笑)なんてのは、今のままですとどこまで言っても、寝言の議論にしかならないでしょう。 しかし! そうは言っても、国内外の環境が一変すれば、自主国防とか日米安保破棄という可能性も、まったくないわけではない。 その可能性について自分なりに考えたのが、No.10の回答であるわけです。 その大前提となるのが「エネルギー源を国内で調達」です。日本の致命的な欠点であるエネルギー源の問題を解決し、日本国民の過半数が経済的な不利益を享受してまでも、アメリカと手を切る選択をすればできなくもないかなと。 まあ、この辺りが、質問者さんのいうところの「妄想全開」なんでしょうね。 私にしても、いくつかの前提条件が成立したらこうなるかもしれないという可能性の議論をしたわけであって、本当にそうなるだろうという可能性は、極めて低いと思います。 まあ、サヨクなり右翼にスターリンやヒトラー並の強いカリスマ指導者が現れて、強く国民を洗脳すればまた別なんでしょうが、これもまた妄想(笑)の議論なんでしょうね。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
No.5,6です。体調崩して寝込んでいたので、続きの回答が遅くなりました。 まずNo.6の回答の修正から。 >必要な軍事力は、 >アメリカ第7艦隊+アメリカの核の傘+現行規模の自衛隊 アメリカ第7艦隊を、「在日米軍」に変更します。 第7艦隊だけでも十分かと思いましたが、やはりF-22をはじめとする空軍戦力は惜しい。 海兵隊も、即稼働戦力として頼りがいがありますしね。 さて、回答の続きです。本論はこれで終わりで、後は補足や多少妄想の入った回答を明日あたりに一つつける予定です。 2.エネルギー源を国内で調達 もちろん、現時点で国内でのエネルギー調達は不可能ですので、10年以上先を睨んだ話となります。 現在の石油・天然ガスなどエネルギー源の輸入を、国内調達に切り替えたらどうなるか。 ぶっちゃけ、アメリカとの軍事同盟が不要となります。 まあ、アメリカに喧嘩売るのは唯のバカですので、目標は中立化ですかね。 そうなった場合のメリットですが、 ■アメリカ主導の国外での軍事作戦に巻き込まれない。 はい。頭が左巻きの人がよく主張する「アメリカの戦争に巻き込まれるなー」のリスクがなくなります。 次にデメリットですが、現在アメリカが提供している防衛力を日本が独自に用意しないと、日本の安全保障が危ないです。 日本の平和は、 ■通常戦力の在日米軍+アメリカの核の傘+現行規模の自衛隊 が1セットで維持されてきましたから、同等の軍事力を日本が用意しないと、日本周辺の軍事バランスが崩れ、日本が悪意をもつ他国から戦争を仕掛けられるリスクが、極めて高くなります。 具体的には、アメリカ第7艦隊相当の空母艦隊と、空軍の強化です。 ただし、質問者さんが他の方の回答に突っ込んでいるように、軍事力を強化しますから防衛費の負担が増えます。 それをどこから調達するか。 まあ、エネルギー源の自主調達が可能になったらという前提ですが、日本のGDP成長に伴う税収増を見込んでいます。 ここで、GDPの計算方法を説明しますが、GDPの計算式は、 ■GDP=政府支出+民間支出+(輸出-輸入) です。 日本の石油や天然ガスの輸入代金が年間30兆円ほどですから、将来石油や天然ガスを輸入しなくなれば、いきなりGDPが30兆円も増えます。 ざっくばらんに1割ほど税収が増えてすべてを防衛費に振り向けたら、3兆円プラス。 今の防衛費が年間5兆円弱ですから、まあ倍額とは言わなくても大幅な増加です。 10か年計画くらいで、戦力の増強は見込めるでしょう。 まあ、年金とか福祉については、どこかで削減せざるを得ないでしょう。 もちろん、エネルギーの国内調達ができても、アメリカとの関係を今までどおりにするという手もあります。 その場合は、No.5で述べた内容と似たりよったりの結果になりますね。 ちなみに、核兵器については、わざわざ自主開発しなくても、ロシアとの削減条約で取り外した核弾頭がアメリカ軍の倉庫に山積みになっていますので、外交交渉しだいでは安く譲り渡してもらうことも可能です。 アメリカも予算が厳しいので、在日米軍の役割を日本が代替すれば、どこかで妥協点は見いだせるでしょう。 NTP条約? まあ、表向きはないことにするイスラエル路線ですかね。 弾道ミサイルや巡航ミサイルについては、自主開発するかアメリカからトマホークを購入です。 最後に、日本の国内でのエネルギー調達ですが、現時点で有力なのは、 ■メタンハイドレード ■地熱発電 です。どちらも国が本腰入れて取り組めば、10年くらいで目途が付くでしょう。 原発は当面の主要電源として今後も運用は続けたいですが、肝心のウラン鉱石がオーストラリアからの輸入ですので、完全な国内調達を考えると、いつかは切らざるをえない。 なるべく早い未来に、核融合発電の実用化を期待します。 それ以外の自然エネルギーについては、別回答でお笑いのネタにしますので(笑)、ご期待の程を。
お礼
既に妄想全開な感じもしますが・・・(笑) こういう論理立てた回答は好きですよ。 楽しみにしています。
補足
ついでに、どこからその予測や数値が出てくるのかを具体的に書いてあれば、説得力が増しますよ。 例えば一番目立つのが、一体何を根拠にメタンハイドレートの資源化が10年で出来るのかとか。 勘ですか? 勘だと説得力はほとんど無くなります。 いろんなところで、勝手に盛ったような前提を作られているので、言い方は悪いですが、若干中二というか、そんな感じになってます。 その辺を考慮すれば、あなたの支持者が出始めるでしょう。
- momochan_0110
- ベストアンサー率29% (17/57)
確かに規模を示している訳ではございませんが、ご質問の内容から軍拡はまずありきと判断していました。少し誤読していたようです。まず、即時撤退論でないことはご了承して頂きますでしょうか?例えば岩国基地を米軍が撤退する。米軍ならではの装備は別の近くの基地へ持って行く。日本でもできるような装備は自前でやる。方向性はこの繰り返しを採用する。 それとフィリピンの件ですが確かに日本から米軍が撤退して攻められて危ないとのご指摘もっともです。でも完全撤退でなく少しづつ減らす方向ですから直ぐに問題になりません。 また30年とか50年の単位で考えておりますのでその間相当な国際社会の情勢は変わっていると思われます。中国も2020年を過ぎたあたりから「一人っ子政策」の影響で日本以上の少子高齢化社会に突入するはずです。中国も盤石ではないと思います。 私が言いたいのは日米同盟も現状必要性は認めますが、それが総てではないし日本が自分の国を守る姿勢強化する政策を無理のない範囲で見せ続けた方が国益にかなっていると思うからです。アメリカも財政問題で問題を抱えていますから相対的に弱くなっていると思えます。 最初の質問に答えますと米軍に少しづづ無理のない範囲で撤退して頂いて撤退した分だけ軍備を増強する。アメリカとは軍事同盟にヒビが入らない範囲で行う。 基本的に自由貿易維持路線を国是とする。中国がどうなるのか正確には予測できかねますが相手がおとなしくルールを破らなければ積極的には事を構えない。中国市場の購買力は馬鹿にならないので貿易はしたいものです。後アメリカと対立する要素として中国市場の独占があります。先の大戦の最大の原因です。アメリカの分も考えてあげましょう。 後、一言アメリカも同じように日本市場も中国市場も必要なのです。アメリカは決して天使にならずに自国の為に日本と仲良くする必要があるのです。経済は相互依存関係です。貿易は日本が必要なら相手も必要なのです。モノとカネの交換だからです。 ただ、恐らく日本が私の言うようにできない理由があります。分かっていながら自主国防という私自身の夢を今まで語らせて頂きました。書いた事に嘘はありません。しかし、日本は自主国防ができないようにがんじがらめにされております。これもまた事実です。
お礼
まずそうですね、即時か順次かはあまり問題ではないですよ。 軍事バランスというのは、「中国に気付かれないように徐々に内緒で米軍を減らせば大丈夫」と言うものでもありません。 順次撤退して、その期間が10年であるとして、その間に日本の国力が増大し、中国アメリカと単独で対等な外交が出来るほどの軍備が備えられる方法が示されていたら、あなたの論に納得する人も多いでしょう。 それはない。 しかも、まずそれが不可能に近くないですか? 今の経済状況は、どちらかというとその逆ですよ。 消費税を増やし、保障を減らし、それでも赤字は解消される見込みが薄く、尚超高齢化社会が待ち構えています。 50年100年スパンの話であれば、それはなおさら日本の経済財政基盤を増大させる論が必要になりますよね。 それがなく、いきなり50年後に軍事力を4倍にしますから米軍はいなくても大丈夫ですよって言われても・・・それをするために今何が必要なのかが示されていなければ、まあまず実現しないはかない夢でしかないわけです。 まぁ、50年後は高齢化がひとしきり終わって状況が逆転しているかも知れないから、それが実現できます。とも言えるわけですが(笑) まあ、50年というのは長いですね。それを今具体的に論じる資料はありませんから、「妄想」の域を出ないでしょう。 その後は・・・理念ですね? 理念を論じたいのなら、新しく質問を建てるか、そういう質問で答えてください。 理念など、私は論ずる気はありません。 理念を論じるほど空虚なモノはありません。「こうしなければならない」「ああしなければならない」「いやこうだ」勝手にやってくれって感じです。 理念を論じるのは楽です。決まり事を自分で制定するだけ、自分が言いたいことをタダ言いたいように言うだけで、何のデータも必要有りません。 あなたの夢を聞いたところで、日本の今後の具体的な軍備拡張後の姿は浮かんではきません。 今後の日本の具体的なビジョンを見せるために論じるべきは、論理的な情勢考察でしょう。 どうやって、その夢を実現するのかを、「極めて具体的に、しかも情勢から見て納得できる自然な論が述べてあれば」私は絶賛するでしょう。 理念ではダメです。夢を語るのはこの質問では求めていません。 論理です。具体的な論理、つまり具体的に出来る限り不自然にならないように、様々な情勢、経済や外交を勘案して予測してそれを元に論を構成してください。
- momochan_0110
- ベストアンサー率29% (17/57)
No.1です。 質問の答えになっているかどうか、まず私は回答にも書いてありますが、アメリカ軍の完全撤退をゴールと位置付けております。30年とか50年の単位でできたら良いと個人的に思っているだけです。従って今すぐではありません。徐々に話し合いで在日米軍を減らす方向を取れたらと考えているだけです。現にフィリピンは中国に侵略されましたがこれは完全に米軍の撤兵後です。アメリカの旧植民地のフィリピンさえ今は米軍基地がない時代なのです。 また、中国との覇権争いで日本はアメリカの最大のライバルから脱落しました。今のアメリカの目の上のたんこぶは中国の存在です。中国の存在が今の日本とアメリカの共通の仮想敵国で脅威であると思います。今の中国の路線がある限り、多少在日米軍を減らしても日米間には問題は起こらないと思います。 また、思いやり予算なんか在日米軍に払う余裕があるのなら自前で防衛費に費やせば良いのです。 問題はアメリカの想定するような世界的な基地の配置が沖縄や横須賀や三沢等在日米軍の重要拠点がなくなった場合アメリカがどうでるかです。案外米軍は予算の関係も苦しいみたいですのでやり方次第と情勢の変化があれば日本と友好関係を崩さず撤退するかも知れません。欧州もアメリカに距離を取り始めているのです。
お礼
うん、そうですね、最初に回答をもらったときのような具体的な論理を提示してくれると有り難いです。 それによって、それが「とても実現できないこと」なのか、それとも現状の日本から考えて「実現できることなのか」が判断できるようになります。 例えば1の回答の場合は、軍需産業で経済成長するだろうと言う判断の下、話を進めていますね。 その場合は、具体的にお得意様はどこなのか、今とどれだけ産業規模が変わるのかを、ざっとでも判断できるようになりますね。 そうすると、軍備拡大をしたときに日本の財政や経済が耐えられるのかが何となく分かります。 これに、具体的な事案、前述したようにお得意様はどこなのかと言うことから、現在から連なるであろう外交状況、各国の思惑、世界の経済状況や、日本の老人問題、地域経済協定、日本の国民感情と憲法改定などの事案ををどんどん追加してリアルに近づけていくと、アメリカと同レベルの軍備の規模を揃えるのはちょっとリアリティがない財源を元に話を進めているのではないか? と言うことが分かってきます。 今回の答えでは、米軍が撤退したからフィリピンが侵略されたという事象をあげておられますね。 となると、米軍が撤退すると不味いんじゃないですか? 米国の経済状況が苦しいと言うことは、米軍が友好的に撤退する理由ではありますが、そうなると日本の国防も不味いんじゃないですかね? 思いやり予算を確かに日本は捻出していますが、毎年計上する軍事費から考えると、それをすべて防衛費に組み込んだとしても、米国と同規模に近づくことは出来ません。 中国と同規模の防衛費を出したいという人が多い・・・?のか、賛同する人が多そうなので、それを念頭に話しますが、日本の国防費を急にでも徐々にでも、3倍4倍するのは、めちゃくちゃシビアですよ。 高度経済成長期はもうとっくに終わっていて、これから財源がどんどん増える余地が無く、仕方なく国民から徴収している状態です。 ここから軍備拡大・・・? 非常に難しくないですか? となると、米軍撤退は不味くないでしょうか?
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
大事な話なので2度言います。 >核を持てば、尖閣問題は解決しますか? 核ミサイルを北京に照準を合わせていたら、中国は尖閣に侵攻できません。だから解決です。核兵器は使うものではなく抑止力が命です。このお陰で米ソが戦争になることがありませんでした。核兵器が抑止力というのは世界の常識です。日本の非常識です。 >アメリカを敵に回すと言うことは、世界を敵に回すことに限り無く等しいですよ。 世界中の制海権を持っている、或いは非常に強い力を持っているのがアメリカ、ヨーロッパです。これに異論はないでしょう? 大いに異論があります。20年先はかなり高い確率でそうではなくなっていると言うことです。日米安保が解消されるのは、アメリカが日本を必要としなくなるか、欧米より中国が強大になって、世界秩序が激変しているかのどちらかです。今のところ後者の可能性が高い。その頃はアメリカより中国の方が脅威です。アメリカは日本のことなど構ってはおれなくなります。 >敵に回って、経済制裁されたらどうするんですか? 核持って、「経済制裁するなら打つぞ、やめろよ、意地悪は!」とかやりますか? そのために外交があります。敵に回さないような方法をとればいいのです。前に戦争時の経済制裁(ABCD包囲網と言います。ご存じですか?)も日本が満州だけでやめておけばいいものを、勢いに乗って仏印(今のベトナムです。)に進駐したのが間違いでした。石油禁輸の引き金になりました。そうしなければ経済制裁は遠のきました。真珠湾攻撃もありませんでした。つまり戦前の日本政府は外交を間違えたのです。戦争は外交の延長とはよく言ったものです。北朝鮮やインドはしたたかにやっています。 >さらに中国も敵で? スゴイ暗い未来ですね。アメリカを敵に回した状態で、日本の経済はどうなっているのか? 現状維持が出来ますかね? 呑気なことは言わないでください。すでに中国(韓国も)は敵です。新聞テレビのニュースをよく見てください。あの国は日本がなくなれば良いと思っているのです。外交さえ間違わなければ、アメリカは敵には回りませんが、反日中国がさらに巨大になっていることは間違いありません。あなたの言うとおり、かなり暗い未来です。世界中が暗いです。それに備えて、安部政権は集団的自衛権でせめてもの対策をしようとしています。多分に焼け石に水ですが、やらないよりはマシでしょう。 日本経済に関しては同じように暗いです。少子高齢化と低成長が続き、日本の経済力はさらに低下するでしょう。今の生活水準は保てないでしょう。防衛費10兆円なんて夢のまた夢です。 ご理解いただけたら幸いです。安全保障に関し、あなたのような疑問を持たれる方に。
お礼
まずその前に、あなたはそもそも軍備拡大論者ですか? 違うんじゃない? まともに見ている人はいるんですね。みんなhekiyuさん一味かと思っていましたよ。 財政経済無視して4倍4倍でしょ? 私は核兵器に関しては、かすかに抑止力になりこそすれ、あまり現在と日本が核を持ったときと情勢は変わらないと見ますね。 いますでに、日本がいくつか核兵器を持って北京を狙うよりも、もっとヤバイリスクが中国にはあります。 これこそアメリカの無数の核と、強大な軍事力ですよ。アメリカが北京を狙っているとか、そういう意味ではないですよ。 アメリカが離れ、日本が事実上単独になったとき、アメリカの後ろ盾がないとき核兵器をいくつか持っているところで、どれだけの抑止力になるやら。 アメリカが日本で中国を牽制している限りは、中国はどうしようもありません。 アメリカの核と軍事力が一番効果を発揮するのは、北京を狙うことではない。 世界中の主要な先進国が、アメリカに同調、同盟、協力体制にあるのが、それを作り出すのがアメリカの強力な軍事力と、それに付随する外交力です。 中国だって、日本と同じリスクをはらんでいるんですよ。 あまり現実的ではないですが、米国が各国を主導して中国を経済封鎖すれば、中国は大打撃を加えられます。 核なんて、「打つぞ」「イヤ絶対打てないじゃん」程度のもんです。そっちこそ常識でしょう。有るからなんか抑止力になっているように見えるけど、実際は打てないんですよ。 事実は、米軍の機動力や先進性、規模ですよ。核が今の時代どれだけ外交に影響を与えているか。 ま、日本みたいにない国は、確かに苦労します。でも、核がない本当の脅威は中国ではなくアメリカでしょう。アメリカに国防を握られているんですから、逆らいようがない。どうやってもアメリカ有利の外交になるしかない。 だから、アメリカとして日本に核を持って欲しいと望むことは考えにくいでしょうね。 中国を核で牽制で外交有利なんて、ちょっと・・・情勢と乖離しすぎていませんか? もう魔法ではないですよ。核なんて。あのイスラエルさえ核は使えないじゃないですか。 イスラエルが核を持っているからと言って、中東でどれだけ有利になっていますかね? 違いますよね。 イランが核開発すれば、イスラエルと力が均衡しますか? 違いますね。 打てばもう予想が付かないんですよ。何が起こるか分からないし、基本的に一番はじめに打った国が(アメリカを除いて)甚大な被害を受ける可能性は、確実に高いですよね。 例えばイスラエルがイランに向けて核兵器を打ったら・・・一体どうなりますかね? アメリカは流石に擁護できないですよね。いや、本当に全く予想が付かない。イスラム全体を完全に敵に回す可能性も高いでしょうし。 秩序は崩れ、打った本人の国さえ経済状況が安定する可能性が低くなる。 こんな感じの抑止力って、どれだけ効果があるのか。 それより戦闘機を大量に持っていて、アラブ諸国にも大規模爆撃が出来るアメリカの空軍規模の方が、抑止力として高いわけでしょう。 ご理解いただければ幸いですね。こちらこそ。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
1.エネルギー源を海外から輸入 戦後ずっとそうであったように、中東をはじめ世界各地から石油や天然ガスを輸入する場合。 当然ながら石油やガスを運ぶのには船が必要ですし、またいざ有事の際もタンカーやLPG運搬船の航海の安全を守る必要があります。 となると、世界の7つの海を制しているアメリカと軍事同盟を結ぶのは、ほぼ必須でしょう。 まあ、今までどおりの関係を続けるということです。 必要な軍事力は、 アメリカ第7艦隊+アメリカの核の傘+現行規模の自衛隊 といったところでしょうか。 中国も気になりますが、まあ相手の出方を見ながら、こちらも戦力を増強していけば十分でしょう。 ただし、アメリカと軍事同盟を結ぶ以上、ある程度はアメリカの要望にも応えなくてはいけません。 アメリカの力が圧倒的だった冷戦時代には、ほとんど気にする必要がなかったのですが、アメリカが世界最強国であることは当面変わらないとはいえ、相対的な力の差は以前より小さくなっています。 まあ、安倍さんが今取り組んでいるような安保法制の改正は、アメリカとの協力関係を続けるには避けられない事象でしょう。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
これはまた、回答意欲を刺激する質問をwww できましたら、日曜日の夜くらいまでは質問を開けておいてください。 せっかくですので、複数回に分けて回答したいと思います。 軍備拡大とありますが、日本の安全保障について思うところを述べていきます。 0.序論 日本の安全保障を考える際、実はエネルギー事情は切っても切り離せません。 まあ、一番よい例は、太平洋戦争(日本では大東亜戦争)のきっかけは、当時の産油国であったアメリカの日本への石油輸出禁止でした。 その後70年経った今でも、事情は大して変わりありません。 よって、日本のエネルギー供給をどうするかに重点を置いて回答していきます。 <<補足:日本人の生活は、電力と石油によって支えられている>> 安全保障というからには、日本人の命をどうやって守るかについて議論をしていくわけですが、ぶっちゃけ日本人が現状の生活を維持するには、電気と石油(一部はガス)が必須です。 これらのエネルギー源がなくなると、日本人がまともに生活できなくなり、死者が続出するようになります。 石油がなくても人は死なないだろ、と思う人もいるかもしれませんが、病院の維持には電気が必須です。 電気が止まれば、医療機械も動かせず手術もまともにできなくなるので、死者の数がうなぎ上りとなるでしょう。 まあ、石油については、今後は電気・または水素にとって代わるかもしれませんので、説明をできるだけわかりやすくするために、電力供給に絞っていきたいと思います。
お礼
4番さんに言ったことも加味して、三章を期待しています。 一番さんは、既に日本は世界有数の軍事産業を担っている国であると言えるので、弱いといえば弱いんですが、ちゃんと財源を示していますからね。 立派です。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
軍事拡大とは聞き慣れない言葉ですね。軍備増強のことですか?その前提で、 軍備増強の目的と目標は自主防衛力整備です。今の日本は日米安保条約で一応防衛力が担保されていますが、外国との同盟が永久に続くわけではありません。明治維新直後のアメリカは日本に好意的でしたが、わずか30年後の1895年には対日戦争の可能性について考え始めています。日米安保成立から60年たちます。後20年は続かないでしょう。その場合日本は独自の自主防衛力を整備する必要に迫られます。仮想敵はもちろん中国、朝鮮です。中国の軍事力は強大で、これに対抗するためには今の防衛費(約4兆円)の少なくとも3~4倍が必要です。少子高齢化で低成長の日本には不可能な金額です。唯一可能性があるのは核武装です。核兵器は費用対効果に優れた安価な兵器です。核があれば必要な防衛費はかなり節約できるでしょう。日本独自の核の傘を持てれば、中国に対する強力な抑止力になるでしょう。最低限現在の通常戦力水準を維持できれば、自主防衛は可能になります。もしこれをやらなかった場合、近未来の日本は確実に中国の勢力圏に組み入れられるでしょう。今の韓国、北朝鮮のような状態になるでしょう。日本の工業力、技術力は中国を大いに利するでしょう。今のAIIBはその前哨戦です。 核武装についてはアメリカが決して許さないという議論がありますが、いくらアメリカが反対しても、インド、イラン、パキスタン、イスラエル、北朝鮮は核を持てました。彼らに出来たことが、日本に出来ないわけがありません。
お礼
財源は? 経済は? どうやって3倍4倍を実現するのかな? 一番大事な所が抜けてるから、ネトウヨとバカにされることになぜ気づかない? hekiyuさんなんかに総理大臣・・・と言うか、大統領とかやらせたら、一瞬で日本の財政は破綻し、それこそハイパーインフレなりデフォルトに追い込まれる状況になることは理解できますよね? だから私は彼を売国奴のネトウヨと非難しているんです。 中国がこうだから、こうあらねば「ならない」「在るべきだ」「あるのが望ましい」と言うのは「理念」ですね。 言うのは簡単ですが、「日本のビジョンを見せて」と言うと、何も言えなくなる。 彼は何も考えていないんですよ。 貴方も同じです。 まず2倍3倍を実現する為にどうするの? 実現したあと日本の財政経済はどうなるの? そして、そこを解決できた時、初めて日本が独立するかどうかのビジョンが示せる。 貴方は妄想を書いているに過ぎない。 コレは、貴方の夢を語れという質問ではない。
補足
ああ、スイマセン、核ですね。 2倍3倍は無理と言っておられるのですね。 核を持てば、尖閣問題は解決しますか? そうとは思えませんね。あなたの話では、アメリカが敵に回っている状態でしょう? だから核が持てるという話になっているんでしょう? アメリカを敵に回すと言うことは、世界を敵に回すことに限り無く等しいですよ。 世界中の制海権を持っている、或いは非常に強い力を持っているのがアメリカ、ヨーロッパです。これに異論はないでしょう? 敵に回って、経済制裁されたらどうするんですか? 核持って、「経済制裁するなら打つぞ、やめろよ、意地悪は!」とかやりますか? さらに中国も敵で? スゴイ暗い未来ですね。アメリカを敵に回した状態で、日本の経済はどうなっているのか? 現状維持が出来ますかね?
- Heavypunch
- ベストアンサー率16% (148/896)
それは日本の話ですか。 軍事拡大論なんか聞いたことないですよ。 情報源は何ですか。 中国の話なら、まだ分かるのですが。 かの国は沖縄を狙っていて、最終的には日本列島そのものを侵略するつもりですからね。
お礼
ニュースの話ではなく、ここの話ですよ。 ただ、4番さんの指摘通り「軍備拡大」ですね。 打ち間違いは謹んで謝罪します。スイマセン。 文脈から読み取ってください。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
"具体的にどれだけ軍備を拡大するのか" ↑ 中国が侵略を諦める程度の軍事力です。 ”そしてその後どういう外交戦略を取るつもりなのかを教えてください。” ↑ 米国軍は日本から出ていってもらいます。 勿論、米国との友好関係はそのままです。 そうすれば、沖縄の基地問題は解決します。 防衛をネタに、米国の財布代わりに使われて いる現状からも脱出できます。 フランスが核武装したとき、ドゴールがこういいました。 「これでやっと米国の鎖から逃れることができる」 核武装国家はいまだ侵略されたことがありません。 ワタシが首相だったら、核武装に全力をあげます。 インド首相曰く。 「我々は広島長崎にならないために核武装するのだ」
お礼
理念は不要です。 一番さんを見習ってください。
補足
こう言った何も考えていない稚拙な回答は不要です。 一番さんは詳しく、質問に対しよく検討されて答えられています。 質問で何を聞いているか確認してから回答を、皆様宜しくお願いします。
- 1
- 2
お礼
携帯なんて15年くらい前でしょうか? 完全にドラえもんの世界の話が現実になっています。 確かに奇想天外なことも起こるかもしれないのですが、それら無数の未来を想像して税金を投入する訳にはいきませんからね。 技術革新に投資する必要は勿論ありますが、それはまた別の話になるわけで。 そして、もうひとつの問題が、日本人は日本をどうしても主役として考えてしまうんですよね。 ここには世界史や世界情勢に造詣の深い方もいらっしゃると思うんですが、客観的に見るとどう考えても日本はアジアの端のエキゾチックな小さな島国なんですよね。 中国が本当に対日本戦略で軍備を増強しているかといえば、それは間違いなくノーなんです。あまりにも自意識過剰すぎます。 質問しといてなんですが、質問がすでに論理破綻している状態なので、正解は「そもそも前提がおかしい」だと思うんですよね。 エネルギーに関しても、もし日本がメタンハイドレートの資源化に成功したとしましょうか。 まず考えることは何か。 軍備の増強ではなく、技術の独占、そして余るほどメタンハイドレートがあったとすれば、それの輸出です。 そこであまりにも成功することがあれば、自然と中国アメリカと対等な外交が出来うる可能性も有るでしょう。 技術、資源を得ることができれば、日本がポストアメリカになり、どんどん豊富な資金を投入し、技術を次々に生み出し、世界を引っ張る存在になれるかもしれません。 そこまで来たら、完全な独立も視野に入れる事も出来るでしょう。 でもこれも、ドラえもんレベルの前提があってこそ成り立つ論です。 そもそも質問がおかしいのですよ(^^)