- ベストアンサー
平和は維持できますか
近隣諸国では軍事的緊張が日増しに高まりつつあるようです、 軍備を拡大する近隣諸国に比べると、備えはできているので しょうか、よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本の今の防衛力では、米軍の力で護ってもらうしかないと思いますが、一方で米中の対立に巻き込まれる可能性があり、日本が平和で安全に対する驚異に晒され続けると言うイメージを持っています。 あり得ないと思いますが全面戦争になったら日本はなすすべなしです。中国は沿岸部に数百発のあらゆる射程のミサイルを配備していて、その多くを日本に打ち込むことができます。ただこれは米露中と言う核ミサイル大国が自制なしで核ミサイル攻撃を仕掛ければどの国も滅んでしまうのと同じ理屈。中国が日本に全面的に攻撃を仕掛けて、滅ぼしてしまうメリットはありません。となると、中国そのものの軍事的な戦略の中で日本の尖閣諸島や東シナ海がどう関わって日本にどう言うリスクがあるのかを考えて見る必要があると思います。 中国はA2/AD (接近阻止・領域拒否)を基本戦略にしていると言います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E8%BF%91%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%BB%E9%A0%98%E5%9F%9F%E6%8B%92%E5%90%A6#:~:text=%E6%8E%A5%E8%BF%91%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%BB%E9%A0%98%E5%9F%9F%E6%8B%92%E5%90%A6%EF%BC%88%E8%8B%B1%E8%AA%9E,%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 中国は台湾を香港と同様革新的利益としていて、台湾の領有圏は断固として譲れないし干渉を許さない。またいわゆる第一列島線内の海域を中国の海として自由な航行と経済活動、軍事的な制海権を確保しようとしていると思います。それを達成するためには第一列島線の先の太平洋の第二列島線まで制海権を拡大して、台湾と南シナ海、東シナ海での圧倒的な優位性を確保すると言うシナリオと言われています。 東シナ海がなぜ重要かと言うと、もちろん天然ガスや埋蔵されていると言われる石油、漁業などの経済的な利権確保もあるでしょうが、それ以上に第二列島線への海洋進出の出入り口として重要だと言われています。東シナ海は比較的水深が浅く、原子力潜水艦が通過しようとすると簡単に自衛隊や米軍に見つかってしまいます。しかし制海権を得て原子力潜水艦が安全に出入りできるようになると、ミサイル防衛システムで早期発見が不可能な8000Kmの射程を持つSLBMで米国本土を射程に治めることができ、圧力をかけることができるようになります。 一方で、米軍の艦隊が台湾や東シナ海、南シナ海の防衛で近づこうとすれば、先日南シナ海で発射したDF-21D (空母キラー)で撃沈し、同じく発射したDF-26 (グアムキラー)でグアムの米軍基地に睨みをきかせることができるようになります。実際にはミサイル攻撃をいきなり仕掛けて来ることは無いでしょうが、有効でわかりやすい圧倒的な攻撃力を見せつける事で米軍の第一列島線を守ろうとする試みを思い止まらせようと言うことだと思います。 米軍はその中で、南シナ海、台湾海峡、台湾に加えて、東シナ海を防衛しようと言う方針を明確にし、尖閣諸島を護るとともに自衛隊の積極的な協力を要請しています。日本が抱えるリスクは、今や尖閣諸島と言う日本固有の領土とEEZを護ると言う話から、東アジアでの米中対立と台中問題に組み込まれる形で中国との戦争に巻き込まれることと、その前の中国による軍事的圧力行動になってきていると思います。 こう言う事態に対して十分準備ができているとはとても思えません。中国の軍事力や動向は、防衛白書で詳しく分析されているのですが、当たり前の話ですが、防衛白書ではそれに対抗して何を準備しているとか、大丈夫だとか大丈夫じゃ無いとか書きませんので、実際にはわかりません。ただ日本と中国では防衛予算が違いすぎる上、AIや宇宙、電波、サイバーなどの先端技術やコンピューター領域で世界の先端になった知的資源を軍民融合政策の元軍事利用しています。防衛白書の中国の項目でもこうした先端技術やゲームチェンジャーと呼ばれるこれまでの戦い方を無効にするような技術開発についても、冒頭で触れられています。 https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2020/pdf/R02010202.pdf 日本としても、台湾が中国にやすやすと占領される事を容認はできないですが、今の状況を改善しようとしたら、軍事面で対抗しようとするのではなく、外交努力をするべきかと思います。
その他の回答 (4)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
日本に攻めてくるとしたら(今どきそんな大胆な戦争を仕掛けられる国が中国も含めてこの地球上に存在するとは思えませんが)、それがどの国であっても海を渡って上陸する必要があります。 ということは、制海権を持つ必要があり、海上自衛隊を上回る海軍力が必要、となります。 海上自衛隊は現在48隻の護衛艦を持っています。そのうち2隻が空母になる予定で、2隻はヘリコプター空母です。他に20隻もの潜水艦を保有しています。 これに比べると、かつて世界の七つの海を支配したイギリス海軍は水上戦闘艦は19隻しかありません。 日本海軍・・・もとい、海上自衛隊より多くの海軍戦力を持つのは、アメリカ海軍、ロシア海軍、中国海軍だけです。 このうちロシアは広大な国土を所有しており、その海軍戦力は北海艦隊、バルト海艦隊、黒海艦隊、極東艦隊に4分割されていてそれらを同時に運用することは事実上不可能です。またロシアの国防の観点からすると、極東艦隊の優先度は最低です。つまり日本に正対するロシア海軍の戦力は全ロシア海軍の四分の一以下ですから、海上自衛隊をはるかに下回ります。 中国はここ20年間で最も海軍力の増強に力を入れた国です。確かに数の上では日本も上回りますが、旧式の艦がほとんどです。また海軍というところはそう一朝一夕に強くなることは難しく、過去の戦歴というのもかなり影響します。中国人は歴史的に海が(なぜか)苦手で、海軍の実績としては、かつて日清戦争で清海軍が日本海軍と対決し、日本海軍を圧倒する巨大戦艦を2隻も保有しながら負けるという屈辱を味わっています。その練度からすると、日本の敵ではないというのが現実でしょう。 最近も、大胆にも日本の領海内に侵入した原子力潜水艦が海上自衛隊の執拗な追撃を受けて浮上するという事件がありました。海軍業界で原子力潜水艦が浮上するというのは「両手を上げて出てくる」に等しい行為です。海上自衛隊は原子力潜水艦を拿捕することもできましたが、それをやると大変な政治的な問題に発展するのでそれはやりませんでした。もし拿捕されたら中国の原子力潜水艦の性能が全て日本にバレることになるので、そんなことになったら中国海軍のお偉いさんのクビがどれだけ飛ぶか、怖ろしくて想像もできません。 現状、日本に上陸するほどができる海軍力を持つのはアメリカ海軍が唯一と断言して間違いないでしょう。 ちなみにそのアメリカ海軍は「アメリカ海軍vsその他世界中の海軍」で戦ってもアメリカ海軍が勝つだろうというくらい圧倒的な存在です。
お礼
ありがとうございます。
未だに竹島ひとつ取り返せないんだからお察しでしょう。
お礼
ありがとうございます。
- gomapapy
- ベストアンサー率39% (41/104)
こちらで質問なさるほどあなたに不安を感じさせる程度の備えしかできていない、ということではないでしょうか。 実際、日本の防衛費はGDPに対して0.9%ていどです。対して日本の敵性国家と言われている中国や北朝鮮ですが、これらの国はGDPの統計さえ鉛筆なめなめしているので、実際にどれだけお金をかけているのかわかりません。 少なくとも中国はGDPの2%弱ほど防衛費には使っているので、日本は単独では、まず勝てません。北朝鮮に対しても、日本は勝てません。基本的に核ミサイルを持っている国には通常兵器では対抗するのは、とても困難です。 そもそも日本は敵国に対して、有効な攻撃手段をもたないので、戦争が起これば相手が飽きるか、諦めるまで叩かれ続けるしかないという、世界史上まれに見る、たいへんユニークな国です。 ですので、最初から有効な備えなんてものは持っていません。いや、持つ気がありません。憲法にもある通り、日本さえ戦争を起こさなければ、世界は平和だということになっているからです。 しかし、アメリカが最後には守ってくれるはずですので、心配はいらない。国際社会も戦争を許さないから大丈夫。という意見もありますが、あまり当てにならないということは、歴史を少しでもかじっていれば理解できるはずです。 ですが、そうではない人もいますので、なかなか難しい問題です。日本は現在衰退途上国と言われ、そのうちロシアや韓国、あるいは台湾にも経済規模で劣るようになるでしょう。というのも、日本はここ20年間、国連加盟国の中でマイナス成長している二カ国のうちの一つだからです。 ちなみに、もう一つはリビアです。この国は内戦があるので、経済成長できないのですが、そんな国と同等の経済成長率です。言ってみれば、日本という国は自活と生存をやめた国、と言ってもいいかも知れません。合掌。
お礼
ありがとうございます。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
近隣諸国では軍事的緊張が日増しに高まりつつあるようです、軍備を拡大する近隣諸国に比べると、備えはできているのでしょうか、 「あそこと戦争をおっぱじめると負ける」という程度に武装すれば、戦争は起こらないと思います。 それには、いまの日本のように国内の反日が多すぎないように、教科書検定を手始めに、子供の教育からやり直すことが必要だと思われます。
お礼
どこかの国にご機嫌伺いが忙しくなるのかな、ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。