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国際連盟の米国の不加入のワケ

第一次世界大戦後の国際連合で、アメリカ議会は何故加入反対したのか分かる方いらっしゃいますか?ウィルソンと反発していたとか単純な理由なんでしょうか。宜しくお願いします。

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回答No.1

 アメリカは19世紀にモンロー大統領が「ヨーロッパ大陸諸国に対する不介入」すなわちモンロー主義を掲げて以来、ヨーロッパ諸国の内紛に巻き込まれるのを出来るだけ避けるというのが国是でした。第一次世界大戦に対しても当初は不介入を貫いていましたが、アメリカの客船がドイツ軍によって沈められたのをきっかけに参戦しました。(本音は連合国に莫大な援助をしていたため、連合国が負けると困る)。  第一次大戦後も国内ではモンロー主義の踏襲を求める声が強く、特に上院ではそうした雰囲気がかなり濃厚でした。さらに、悪いことに当時の上院議長とウィルソン大統領は仲が悪く、性格にも合い入れなかったため、ウィルソン大統領は上院との間に何らかの妥協点を見出す事を拒否してかたくなな態度をとったため、上院の姿勢も硬化し、上院は国際連盟加盟条約の批准を拒否したのです。

noname#3226
質問者

お礼

仲が悪かったとか、利害関係で決めるとか いつの時代もどこの国でも似たような物なんですね。 現在公務員試験中で、何処を探しても分かりませんでした。 やっと胸のつかえがとれました。 これからも勉強頑張ります。

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