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検量線について

検量線が必要な理由と検量線の使い方を教えてください! また、ブランクは何故必要なのかも教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします(>▽<)

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noname#181872
noname#181872
回答No.1

機器を用いて物質の量などの情報を得る場合に標準試料を 使うときがあります。標準試料を用いてその機器で計測すると、 その機器を用いて測定する対象(物質量、濃度など)と その機器のアウトプット(電流値など)の関係がわかります。 よって、機器のアウトプットから測定対象の値をもとめることが 可能となりますが、標準試料を用いたときの機器のアウトプットではない 値が出た場合はどのようにしたらいいのでしょうか? 例えば、2種の標準試料で2つのアウトプットがでたとして (通常2点で検量線をひくことはありえませんが)、 未知の試料を計測したとき、その中間値となるアウトプットが出た場合、 測定対象の値は2種の標準試料の測定対象の平均値と するべきか?ということです。 つまり標準試料だけでは間の値は保証されないわけです。 そこで検量線が必要となります。 測定する対象と機器のアウトプットは比例関係にあることが 多いのですが、機器によってはそうでないものもあります。 そこで標準試料の測定対象と機器のアウトプットをプロットし、 直線近似できる、あるいは2次式近似であるなど各々が ある関係にあることが証明できてはじめて未知試料に 当てはめることができるというわけです。そのために 検量線をひく必要があります。 またブランクをする必要は、機器のノイズなどにより、 試料を入れていなくてもアウトプットが出る可能性が あります。またイオンクロマトグラフィなどで純水を 使う場合、純水といっても完全に除去できるわけではないので、 場合によっては純水に含まれる微量なイオンが検出される 可能性があります。このように、何もない状態でも アウトプットとして出てくるものを除去するために ブランクでの値を把握する必要があります。

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