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検量線について
ゼロ点を通さずにy軸切片がマイナスになる検量線は正しいのですか? 検量線はゼロ点を通すのが正しいと思うのですが...
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測定する検体の推定含有量に近似した標準試料で検量線を作成することが分析精度を高くするコツです。たとえば5.6mg/dl含有されている場合、0,2,4,6,8mg/dlの標準試料で検量線を作成されていれば、y軸が0に近い値の検量線で測定することが可能です。 しかし、0,5,10,20,40mg/dlの標準試料で検量線を作成して測定すれば、測定精度が落ちるだけでなくy軸も0から大きく違う場合もあります。 通常、光測定には光倍増管が使われており、その特性上測定レンジを大きくすればするほど直線性は損なわれます。測定レンジを狭くしたり、検体量を増減させるなどで、検量線の直線性を維持する努力が求められます。
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- lamb1204
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回答No.3
測定原理的な問題や計測機器の正確さ・精度・有効な測定値のレンジなどにより、 たぶんほとんどの検量線(に使う測定値)は、厳密にはシグモイド曲線を描きます。 シグモイド曲線の非常に直線に近い部分を、直線に近似して検量線とし、利用するわけです。 手法(や測定機器の能力)によって、直線としてとれる範囲が変わってきます。 優秀な方法では原点を通った直線で近似できることもありますが、そうはいかない方法もいっぱいあります。 検量線といえども、あくまで「測定値」であることは忘れてはいけません。
- stripe-k
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回答No.1
何の検量線ですか? 種類によっては、原点を通さないものもあります。